あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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「ヨタヘロ」は評論家樋口恵子さんの創作語
●評論家樋口恵子さんのこと。
樋口恵子さんとのおつきあいは、すでに68年になるか。
不運にして短命のお方の全人生がすっぽり入る歳月である。
1953(昭和28)年に読売新聞が公募した「成人の日」の作文コンクールで第一席を受賞した樋口恵子さんの論文に、一面識もないボクが、感想文(批評文)をお送りした――といういきさつがあった。
樋口恵子さんと本庄慧一郎
●長寿の域に入っての変わらぬ交流。
どうやら「68年」という長い交流が続いているのだ。
親友とよべる小学校時代の友人たちも残り少なくなった現在、樋口さんのあいかわらずの「お元気」を、ご著書の新刊(「老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88」中央公論新社 2021年刊)で知りさっそく読んで、お手紙をしたためた。
●68年前のぶしつけなレターについて――。
樋口恵子さんはエッセイ集「私は13歳だった/少女の戦後史」(筑摩書房 1996年刊)に書いてくれている。
「『あなたのお便りに、お調子ものの私は、ガーンとハンマーで一撃をくらった思いでした』と、書きはじめた。」
たぶんぼくが、得手勝手な感想文を書き送ったのだろう。
以来、樋口さんの「女性地位向上」など、さまざまな活動を見てきて そう68年にもなるのダ!
●評論家という肩書とは異なるユーモアセンス!
小生も「物書き業60年」を口にする者。とにかく放送作家、コピーライター、作詞(CMを中心として)。さらに時代小説、舞台脚本など……勝手気ままにやってきた。でも、樋口恵子さんのユーモアセンスには脱帽である!
ヨタヘロに怯まず米寿の峠越え
ヨタヘロも戦争語る夫婦仲
ヨタヘロの未熟不熟の夫婦です
ヨタヘロで二人三脚が特技なり
ヨタヘロのみそ汁そろそろ60年
ヨタヘロに差のある夫婦も仲良くて
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tolerance スペル確かめる コロナ・夏
tolerance intolerance 七十五年の平和
軍出動? 絶対平和だ わが日本
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イラスト:やっぱっぱだいすけ
ニコヤンの目↓
Scenes of memories
阿佐ヶ谷の街が好きだった
阿佐ヶ谷の街が好きだった
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