「社会&芸能・つれづれ愚差」第357回(通算469回)

ハテナ・はてな・?????!!!

●それにしても――
 「二重人格」といえばまず「ジキルとハイド」を想起する。
 そのムジュンする二つの「人格」は危険な薬物が原因していた。

●それにしても――
 現在も法によって禁じられた薬物の乱用で、事件や事故を起こし、おのれ自身を破壊する者が後を絶たない。

●それにしても――
 「公共性」を必須条件とする政治・行政に……はたまたNHKなどに関わる機関に「公」と「私」をわきまえない、欠陥人間がのさばっている。

●それにしても――
 「公」の職務に携わる者は、原則的に「公人」であり「無私」であるはずである。
 「私利私欲」と訣別するからこそ「公人」なのであろう。

●それにしても――
 どうしようもない「暴言」や「妄言」や「狂言――シバイのそれではなく常識を逸した発言」などで批判をあびる「公人」が多すぎる。
 彼らはきまり文句の「私見である」とか「私的見解である」といった弁明で逃げる。いいかね、その「個人」そのものが問題なのでアルよ。

●それにしても――
 「公人」たる者が、その人間の基本的なクオリティにおいてはなはだしい誤差や異質があるなら、それは「失格」ということだ。

●それにしても――
 「公的見解」や「公的認識」という常識的判断とはまるで異なる(というよりその真反対の)精神や思想の持ち主は「公」の場に参入してはならない。当然だろう。
 「ジキルとハイド」のような「二重人格者」は必要ない。

***

 「愛国主義は無頼漢の最後の避難所である」
                    ――サミュエル・ジョンソン/イギリスの文学者

***

●それにしても――
 ご同輩、日本はどこへ行くんですかね?


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ケイちゃんの目 ↓

石神井ムラの水・雪・雲
北国にも早く快い春を


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— posted by 本庄慧一郎 at 11:32 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第356回(通算468回)

虚と嘘と暴と妨と謀

●「キョとキョとボウとボウとボウ」と読みます。
 現在の政治と社会と、そしてその質からイメージした文字です。

●それにしても――
 あの佐村河内守という男のハナシは、ひたすらうら寂しいですね。
 このHPでも何回か書きましたが、
 「一つの嘘を通すためには別の嘘を20も発明しなければならない――スフィスト」
 を紹介しました。
 「20の嘘をつく、さらにその20倍もの――」とつけ加えました。
 嘘の海で自分からおぼれた哀れな人間は、いっぱいいるけど。

●それにしても――
 あの彼の「真実」は、「被爆2世」というコトだけだとしたら――これまた哀しいねぇ!
 でも、いまの世の中、大小取りまぜての「虚と嘘」ばっかりでしょうが。
 しかも、その「虚と嘘」の泥海につかっていながら平気でいる人間もウヨウヨしてますね。ああいう人種は、人間ではないね。コワイ!
 100パーセント、妖怪のような生物がいるもンねぇ。

●それにしても――
 暴言・暴論・暴走をシレッーとやってのける、ヤバンな人間も跳梁する。
 それも町の居酒屋での酔っぱらい談義ではない。オフィシャルな場所で大真面目に喋る。
 オピニオンリーダーとしての責務責任ある者が、マトモな顔でヌケヌケと「大脱線」するのダ。
 それを「うっかり失言」などと釈明するが、そのコトバは、その人間のとことん根っこから発せられた言葉だから、もう救いようがないのでアル。

●それにしても――
 軽挙妄動(けいきょもうどう――理非の分別もなく行動すること)はいまや、政治から社会へ、そして我々の日常生活のすみずみまで侵犯したね。
 政治家の暴論・暴走・暴挙。さらに陰湿な謀みと行動。
 加えて、政治・社会の基本ルールさえ破壊し、妨害しようとする狂気の執念――。

●それにしても――
 いまの若者たちは、やっぱり「自分で自分のクビを締めてるようなコトをしている」と思わざるを得ない。
 ひるがえって(小生もふくめて)多くのジジイたちも、自分の墓穴を自分でせっせと掘るようアホなことをしていないか? と自戒し、反省しながらハラを立てている。

●それにしても――
 最近、妙なユメを見て、どうも調子がわるいンですね。
 そう、呪文のようなコトバがその夢の中でずっと聞こえているのデス。「キョトキョト、ボウボウボウ……」なんてさ。

●それにしても――
 【被曝の影 揺れる島/仏コルシカ、「チェルノブイリ後に健康悪化」】(朝日新聞2014年2月14日朝刊)を読みました。
 フクシマの人たちのこと。その後の「汚染」のこと。
 そして、我々自身の現在と今後。さらに「これから」を生きる子どもたちのこと。――平気でいられるなんて!

●それにしても――
 この記事の写真に、チェルノブイリの事故から30年近く過ぎた現在も「甲状腺機能」の障害に苦しむ男性が「山のような薬品」を前にしている場面が写っている。
 その恐ろしい「後遺症」は、環境と同時に「人体」を冒し、苦しめる――

●それにしても――(もうひとつ)
 【被ばく不安 子ども支え10年/イラク・劣化ウラン弾■福島・原発事故】(東京新聞2014年2月14日夕刊)の記事も読んでほしい!
 「劣化ウラン弾」という殺人兵器と、その「後遺症」の酷さを――。
 自分のことばかりを考えていて、他人の苦しみや痛みや、そして哀しみなどまるで考えないケモノのような人間が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)している現実!
 神さま、罰当たりな人間どもを、とにかく退治してください!

●この「地球」で発生するすべての事に「他人事などはない!」のだ。


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ケイちゃんの目 ↓

負けない いのち

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— posted by 本庄慧一郎 at 11:45 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第355回(通算467回)

エセ2文字熟語――本庄流

●その1

 【偽善/偽装/偽称/偽態】
  政治・社会から企業・団体、そして人心にも、商品にも浸透している、執拗きわまりない目には見えないうそつきアメーバー。


●その2

 【毒牙/毒悪/毒素/毒蛾】
  いくら科学が進歩しても、完全に排除根絶できないモノ。
  ことに「毒牙」は女性が標的として狙われるが、「毒蛾」はネオン街でのサケにだらしがない男が取りつかれる。

●その3

 【木偶(でく)/傀儡(かいらい)/俗輩(ぞくはい)/鼠輩(そはい)】
  政治や行政のフィールドにしゃしゃり出てきて、やたら図々しく動きまわる「根ぐされ人間」のこと。

●その4

 【暴政】――悪しき熱病に冒されたような思考の者が、前後をかえりみずに政治に首を突っ込むこと。
 【暴妻】――みずから進んで結婚したにもかかわらず、自分の勝手な都合でパートナーをあの世に送ることも辞さない「勇気」と「実行」のレディ。
 【暴唱】――ハタ迷惑というコトバの意味など考えたことはなく、やたらカラオケになるとハチャメチャに唄う人種――同種類の人間は感じないが、異人種には耐えがたい現象のこと。
 【暴沈】――やること成すこと、無節操、無鉄砲、無思慮の者がさっさと消滅してゆくコト。


●その5

 【愚生/愚老/愚者/愚味】
  すべて己に関する謙譲語。
  「オレはオレは」の「お山の大将オレひとり」という、勝手独走人間には不要のコトバ。

●その6

 【粗政/粗男/粗女/粗珍(?)】
  「粗政――あらっぽい、いい加減な政治」
  これは民主主義の世の中では選挙民自身に責任がある。
  でもあとの3項、これはあきらめるよりしようがねぇだろうなぁ。

●それにしても――

  「分相応」を忘れ果てた者たちの――な〜んてエラソーなことを言うつもりはないけれど、でも、でも、ゴーマンなやからが多いなぁ。


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ケイちゃんの目 ↓

石神井・三宝寺池/極寒の鳥たち
ウソはいません

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:18 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第354回(通算466回)

2月の異称は雪消月・梅見月・初花月……。

●それにしても――
 北の豪雪地帯では、まだまだ「冬」はこれから。
 「限界集落」などといわれる地域の皆さん方の苦労はいかばかりか。

●それにしても――
 フクシマの仮設住宅で暮らす方々の気持ちを考える。
 先祖代々、住みなれた土地や家を、そして家族や財産を根こそぎ奪われ、しかも未だに(避難指定地域という)元の地に戻ることすら出来ない――。その「思い」、他者にはとうてい想像すらできないことかもしれない。

●それにしても――
 水質改善のための井の頭池の「かい掘作業」の結果、250台もの(廃棄自転車やバイクなど)が水底から現れたという。
 現在のようなワサワサやゾロゾロとは無関係だったあの地の周辺を愛してきた者のひとりとして――「どうしようもねぇなぁ!」という怒りと落胆がある。

●それにしても――
 この「どうしようもねぇなぁ!」という思いは手におえない「ユーウツ」を誘引する。
 となれば、なんにしても「くそ!」「消え失せろ!」と自分を叱咤し背を小突いて、とにかくアクティブに前に進む――というワケです。

●それにしても――
 アベ首相の施政方針演説(2月24日)、東京新聞(2月29日付)の「私説――論説室・久原穏」によれば、「世界」という単語が35カ所あり、その半分が「世界一」を意味するものだ、とある。

●それにしても――
 同じコラムには、同社大の浜矩子教授の講演の一部引用がある。

「経済活動とは人間による人間のための営みだ。人間への配慮がかけらもないアベノミクスは経済政策に値しないのである」「安倍政権の本質は『富国強兵』だ。秘密保護法から憲法改正という『強兵』を支えるための『富国』策がアベノミクスだ」「強い日本を取り戻す、とか、ボクちゃんが世界一という思想は他国に脅威を与え、グローバル化の中で孤立するだけだ」……〔浜節〕がさく裂した。
(東京新聞2014年2月29日付 「私説――論説室から」欄より)


●それにしても――
 目下、建設中という「青森大間原発」――そのうち「大間のマグロ」なんてヤバイぞ! なんてことになるね。(汚染水もれ……とかさ)

●それにしても――
 1月30日付朝日新聞の第1面のフォト「傷痕そのまま/福島第一」を見ましたか?
 あの事故からまもなく3年――原子炉建屋の無惨な情景にあらためて息をのむ。
 この「現状」を放置しておいてシレッと「原発再稼動」と口走る神経は異常だ!

●それにしても――
 「ひとの痛みが解る」ということばは――現在の政治行政に携わる者たちの精神や気構えの中枢からすっぽり脱落している!
 今回の都知事選でも再び「とんでもない欠陥人間」がのさばることになるのでは――選挙民の皆さん、しっかり考えて行動して下さい。


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ケイちゃんの目 ↓

芽吹きの季節を待つ巨木たち
石神井・三宝寺池

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:39 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第353回(通算465回)

「思考ストレッチングのため」の「マスコミのことば」

●それにしても――
 こんなタイトルを書くと、読者の皆さんに「ジジイ、気取ってやがる」なんて言われるかも知れない。
 でもネ、これは心身ともに活性化して、人生モロモロ、政治・社会モロモロに対しての判断や対処を狂わせないための必修トレーニングなのでアリマス。あしからずご諒承のほどを。

●それにしても――
 「思えば三度目の正直である。三年間で三回目の東京都知事選。石原慎太郎は四選から一年半で都政を投げ出し、猪瀬直樹氏はカネの問題で退場した。都民不在のドタバタ劇は二度とご免だが……(略)」(東京新聞1月23日付「解説」欄より)
 しかし、こんなエテガッテな男たちを「選挙」で選んだのは「都民」なのダ!

●それにしても――
 顔ぶれは一見華やかだけど、やっぱり「うさん臭い」のがいるな。
 ここはやっぱり、「商標偽装」や「なりすまし候補者」を排除して、「正直」と「誠意」ある人間をシビアに選定しなけりゃ……腹のムシがおさまらねぇぜ。

●それにしても――
 「人はカネで転ぶ」というが、「都知事をやめたのに右翼に500万円で(略)逮捕Xデー」(週刊文春)とある。徳洲会とやらに関わる政治家はワンサといるはず。しっかり調査検証して、白黒つけてほしいねぇ!

●それにしても――
 「都知事の資格なし舛添要一。親族は母介護のウソを許さない」(週刊文春)。
 「舛添さんは慰謝料も養育費も不足だ/片山さつき」(週刊新潮)。
 かと思えば「持ち馬アトミックサンダーが1億円稼いだ舛添要一の親原発」(週刊新潮)。
 なんて……ねぇ!「火のないところに煙は立たず」でしょうが!

●それにしても――
 「DNA鑑定の時代。親子って何だろう?/浮気疑う夫ら・一家離散の例」(朝日新聞1月23日付)
 人生って、「これでよし!」ということがないのダ。

●それにしても――
 「薄型TV、国内出荷16.7パーセント減」(朝日新聞1月23日付)のフォローの文章は「3年連続減」で、「2010年の2500万台をピークに、たった3年で5分の1まで減った」とある。
 仕様がねぇとしか言いようがないぜ。だって、現在のテレビのゴールデンタイムとやらの、ほとんどの番組のあざとらしさ、エゲツなさ……バラエティ?クイズ?食べ歩き旅?そして、エテガッテで「共感」のカケラもないコマ切れCMで分断されるドラマ?
 そりゃ、「これは」という番組もタマにはあっても、なにも現在の受像機を買い替える必要もないもンね。

●それにしても―
 すでに、テレビ受像機という商品を、いわゆる「白モノ家電――洗濯機、冷蔵庫など」と種別統合したというが、とにかく番組というソースが劣化しているし……今後もクオリティ向上なんて望めないものね。

●それにしても――
 「養護施設ドラマ/放送中止騒動のウラ事情」(週刊文春他)などのモンダイは現在の民放テレビ局の質低下と直結しているコトだね。
 それと、「デヴィ夫人、出演者女性をビンタ」とか、ご当人の弁明も妙チキリンだけど、知らん顔のテレビ局もどうにも手におえないね。

●それにしても――
 どうやらキリがないので、このへんで……マル!
 なんにしても、都知事選、とにもかくにもモアベターを選定する努力を!



PS.
 俳優 野中マリ子さん 享年86歳。
 俳優 高橋昌也さん  享年83歳。
 お二方についてもあれこれの思い出がありますけど。
 心からのご冥福をお祈りします。


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ケイちゃんの目 ↓

冬の寸景

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— posted by 本庄慧一郎 at 03:20 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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