虚と嘘と暴と妨と謀
●「キョとキョとボウとボウとボウ」と読みます。
現在の政治と社会と、そしてその質からイメージした文字です。
●それにしても――
あの佐村河内守という男のハナシは、ひたすらうら寂しいですね。
このHPでも何回か書きましたが、
「一つの嘘を通すためには別の嘘を20も発明しなければならない――スフィスト」
を紹介しました。
「20の嘘をつく、さらにその20倍もの――」とつけ加えました。
嘘の海で自分からおぼれた哀れな人間は、いっぱいいるけど。
●それにしても――
あの彼の「真実」は、「被爆2世」というコトだけだとしたら――これまた哀しいねぇ!
でも、いまの世の中、大小取りまぜての「虚と嘘」ばっかりでしょうが。
しかも、その「虚と嘘」の泥海につかっていながら平気でいる人間もウヨウヨしてますね。ああいう人種は、人間ではないね。コワイ!
100パーセント、妖怪のような生物がいるもンねぇ。
●それにしても――
暴言・暴論・暴走をシレッーとやってのける、ヤバンな人間も跳梁する。
それも町の居酒屋での酔っぱらい談義ではない。オフィシャルな場所で大真面目に喋る。
オピニオンリーダーとしての責務責任ある者が、マトモな顔でヌケヌケと「大脱線」するのダ。
それを「うっかり失言」などと釈明するが、そのコトバは、その人間のとことん根っこから発せられた言葉だから、もう救いようがないのでアル。
●それにしても――
軽挙妄動(けいきょもうどう――理非の分別もなく行動すること)はいまや、政治から社会へ、そして我々の日常生活のすみずみまで侵犯したね。
政治家の暴論・暴走・暴挙。さらに陰湿な謀みと行動。
加えて、政治・社会の基本ルールさえ破壊し、妨害しようとする狂気の執念――。
●それにしても――
いまの若者たちは、やっぱり「自分で自分のクビを締めてるようなコトをしている」と思わざるを得ない。
ひるがえって(小生もふくめて)多くのジジイたちも、自分の墓穴を自分でせっせと掘るようアホなことをしていないか? と自戒し、反省しながらハラを立てている。
●それにしても――
最近、妙なユメを見て、どうも調子がわるいンですね。
そう、呪文のようなコトバがその夢の中でずっと聞こえているのデス。「キョトキョト、ボウボウボウ……」なんてさ。
●それにしても――
【被曝の影 揺れる島/仏コルシカ、「チェルノブイリ後に健康悪化」】(朝日新聞2014年2月14日朝刊)を読みました。
フクシマの人たちのこと。その後の「汚染」のこと。
そして、我々自身の現在と今後。さらに「これから」を生きる子どもたちのこと。――平気でいられるなんて!
●それにしても――
この記事の写真に、チェルノブイリの事故から30年近く過ぎた現在も「甲状腺機能」の障害に苦しむ男性が「山のような薬品」を前にしている場面が写っている。
その恐ろしい「後遺症」は、環境と同時に「人体」を冒し、苦しめる――
●それにしても――(もうひとつ)
【被ばく不安 子ども支え10年/イラク・劣化ウラン弾■福島・原発事故】(東京新聞2014年2月14日夕刊)の記事も読んでほしい!
「劣化ウラン弾」という殺人兵器と、その「後遺症」の酷さを――。
自分のことばかりを考えていて、他人の苦しみや痛みや、そして哀しみなどまるで考えないケモノのような人間が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)している現実!
神さま、罰当たりな人間どもを、とにかく退治してください!
●この「地球」で発生するすべての事に「他人事などはない!」のだ。
ケイちゃんの目 ↓
負けない いのち