「社会&芸能・つれづれ愚差」第238回(通算350回)

商品としてのテレビ受像機の不振

 「家電・テレビショック/9月中間・6社が営業減益」(2011年11月3日朝日新聞)――経済欄記事の見出し活字である。
 とりわけSONYの不振が特筆されている。
 かつて、(1970年代当時)SONYトリニトンカラーテレビのCM制作(「タコの赤ちゃん」シリーズ→YouTube動画はこちら Link )、さまざまなPR映画制作等でヒンパンに携わった者としては、格別の思いをもった。
 激しい時代の変化のさなかで、さまざまな商品・製品の思いもかけない〔浮沈〕をつぶさに見てきた。
 また、テレビというキカイが、家族や茶の間の中心で輝いていた時代の風景もはっきり記憶している。
 しかし、いま、それらのもろもろのことは、〔昔の語り草〕となった。
 この現象にはさまざまな原因・要因があるが、それはそれとして――。
 テレビにこだわっていえば液晶パネルとか地デジ化とか、キカイとしてのテレビは大きく革新しているが、けれど、その肝心のソフト(番組)は、限りなく劣化し、後退し、魅力を喪失した。



 現在のテレビ受像機でキャッチできるチャンネルはン十とある。(その他、ラジオもまたン十という局がる)
 しかし、一部の報道番組やドキュメンタリー番組等を除いての、いわゆるエンターテイメント番組と称するモノには、どうにも手におえないような低俗な内容ばかり――といって差しつかえない。
 すでに一般視聴者の新聞などの投書にもあるように、「クイズ・バラエティ・ロリコン芸能ネタ・食べ物と旅・動物もの・デパ地下物産展」といった超マンネリがアタリマエになった。
 キカイとしてのテレビ受像機を器(ウツワ)とすれば、そこに盛られる料理のなんとイージーで安っぽいこと。
 テレビ局の連中のノーミソはどうなってしまったのかネ。



 それと、〔15秒CM〕中心のCM群が主流の昨今だが、その内容や質となるとひたすら押しつけがましくエテガッテ、ただウルサイだけの駄作・愚作が多い。
 さらに加えて、番組編成上のCMタイムの乱暴なことといったら!
 俗に「ヤマ場CM」「またぎCM」「わり込みCM」とか、はたまた「ブッタ切りCM」「ぶちこわしCM」と言いたい無神経きわまるオンエアがシレッとまかり通っている。



 とりわけ「良心的作品」などと喧伝されるオリジナル長時間ドラマや、既成の名作と評価のある映画作品も、目もあてられないほどに駄作・愚作CMでズタズタに分断される。
 スネ毛を丸出しにした若い連中のバラエティ番組ならともかく(見ていないが)、制作者たちの誠意や努力の結晶である〔作品〕を放送するにあたっても、 から騒ぎCMやエテガッテCMでズタズタに分断して一顧だにしないテレビ局の連中には……ただ呆れるネ。
 結果として、あれは、欠陥商品ですよ、まったく!
 さらに――ニュースワイドと称する番組でも、やたら15秒CM5〜8本をまとめてぶち込んでの編成は、ホントに視聴者をナメているとしか思えない。
 メーカー各社のテレビ受像機の売れゆき不振は、テレビ局の連中の劣化と大いに関係ある――とダレも言わないのがヘンだね。
 あるギョーカイ関係者が言ってた。
 「現在のテレビ局は、不動産業・貸しビル業などでもってるようなもんですよ」――だろうなぁ!


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しっかり見てほしい……?

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「社会&芸能・つれづれ愚差」第237回(通算349回)

ウォーキングと植物の寿命年数

 行きあたりばったりのウォーキングが大好きである。
 出来れば、草花や樹木のあるコースがいい。
 ン十年もなじんで過ごしてきた石神井公園のボート池や三宝寺池も文句なしのウォーキングコースとして親しんできた。(わが家の庭でアル……つもり?)
 しかし、ワザワザ、井の頭公園の周辺にも出かける。
 そう、わが家(石神井)から吉祥寺までトコトコと歩いての道すがらの、住宅街や小公園の樹々を眺めるウォーキングも大歓迎である。
 さらに、吉祥寺からバスで深大寺に行き、あのあたりのそぞろ歩きもバツグンにいい。
 もちろん、野火止の平林寺近辺などは文句ないし、西武バスの終点、長久保下車の大泉中央公園もなじみである。



 冬を待つ、樹々たちの風情が好きだ――が、その落葉がいま、〔放射線量〕の数値で、邪魔者扱いされている。



 「広島の原爆の168倍の放射線セシウムをまき散らした」という。
 「チェルノブイリでは菜の花やヒマワリを植えて土中の放射性物質を除去しようとしている。だから――」という的外れな文章を読むまでもなく、今回の原発問題の深刻さに呆然として、そして限りない怒りをおぼえる。
 人間の手に余る原子力を作り出した人類――そしてその実態を「安全」と偽ってしつこくその利権に寄生する者たちの存在に「どうぞ天罰を!」と祈願せずにはいられない。



『樹木の平均寿命』
 ポプラ/100年 カエデ/110年 キササゲ/115年 ミズキ/115年
 菩提樹/120年 ヒイラギ/125年 イチイ/200年 クルミ/200年
 糸杉/200年 モミ/225年 ダイオウマツ/225年 ニレ/235年
 サトウカエデ/275年 ブナ/275年 トネリコ/275年 トウヒ/275年
 カラマツ/325年 ヒマラヤ杉/350年 ツガ/350年 カシ/450年
 沼杉/600年 赤杉/1000年 セコイア/2500年 ブリスル・パイン/3000年以上
【「万物寿命事典」より「樹木の寿命」講談社】


アメリカの建国の父――ジョージ・ワシントンと原発

 ジョージ・ワシントンは独立戦争のヒーローであり、アメリカ建国の父であり、そしてアメリカ初代大統領である。
 そのアメリカの歴史上の偉人である人物の名をつけた原子力空母が米海軍横須賀基地に駐留している。
 その近況ルポ(東京新聞2011年10月28日付「こちら特報部」)に掲載されている。
 「東京湾の〔原発〕原子力空母」、「軍事機密の厚いベール 立ち入り検査できず」、「米の安全主張うのみ」、「原爆並みウラン濃度」、「長期使用の燃料棒〔死の灰たまる〕」、「国のコントロール及ばず」等の大活字が目に立つ。
 ぜひ、多くの人に読んでほしい重要記事である。
 そして、同じページの「福島在住者ら/経産省前 座り込み」「〔原発を廃炉〕に 届け!女性の声」、「〔経済よりも命〕子どもたちを守りたい」の写真と記事も心して読んでもらいたい。



 「死の灰」など、自分は一切無関係だと思い込んでいるノーテンキな人種がウヨウヨしている。
 民主主義の国アメリカの「国父」と称されるジョージ・ワシントンの輝かしいその名が、いま、放射能禍の元凶に貶められている――。
 まったく、情けない時代になった!


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ウォーキングコースのスナップ

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:04 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第236回(通算348回)

菅井幸雄さんのこと
 
 2011年9月20日、前立腺ガンで逝去。84歳。
 演劇評論家。明治大学名誉教授。
 2011年1月10日。劇団前進座の演出家・脚本家の津上忠さんの「作家談義/出版パーティ」でお目にかかって親しくお話をする機会を得た。
 直接お会いしたのはその時が初めてで、そして最後だった。
 書架から、菅井さんの著作物を取り出してみる。

 「写真集/新劇その舞台と歴史1906〜」求竜堂1967年
 「戦後演劇の形式と展望上・下」未来社1967年
 「変革期の演劇」未来社1972年
 「新劇の歴史」新日本新書1973年
 ……他。



 本庄慧一郎としては、テアトル・エコー公演「大都映画撮影所物語」(演出永井寛孝・出演熊倉一雄他大勢/2006年11月22日〜12月6日)の上演にあたっては、菅井さんみずからが「ぜひ、この舞台について書きたい」と赤旗紙に申し出て、一文をお寄せ下さった――と関係者から聞いた。
 (以下、その記事の文章を引用する)


『娯楽性と風刺、鮮やか』
 このドラマは、映画人がかつて「活動屋」と呼ばれていた戦前の一九三〇年代、無声映画がトーキーに移行していこうとしていた時代を、題材としている。作者の本庄慧一郎は、実際にあった大都映画撮影所を舞台として、そこに働く人びとの日常生活と、「活動屋」としての生きざまを交錯させながら、ドラマを展開する。しかも毎回の場面転換に、サイレント映画の一シーンを常に挿入する永井寛孝の演出によって、現実感が際立ってくる。
 うだつのあがらない大部屋の男優は喧嘩(けんか)っ早いし、思うように書けないシナリオライターは酔っぱらっている。そこに、女優目当ての警察官が、見回りといって訪ねてくるし、おかしな漫才師のコンビも飛びこんでくる。このような大部屋の俳優と、ドル箱スター、幹部女優の扱いは、まったく対照的である。社長(熊倉一雄)と社長に追従する専務(沖怐一郎)は、俳優陣の対立した状況をすべて受け入れつつ、娯楽映画をつくりつづけていく。
 ドラマは、「人を殺すのも殺されるのもいやだ」という理由で、市川千代之介こと山田正作(古屋道秋)が軍隊から脱走し、大部屋にかくまわれた場面から、急転する。脱走兵を追ってくる憲兵(川本克彦)が、実は社長の妾(めかけ)腹の子であったという設定も、結末を無理なく説得させる工夫として、評価されてよい。テアトル・エコーは、演劇の娯楽性を常に重視し、その底に風刺をきかせる舞台をつくってきているが、その特徴が、この舞台にも、あざやかに反映されている。
(菅井幸雄・演劇評論家)
【2006年12月5日(火曜日)しんぶん赤旗より】




 菅井さんは、劇作家木下順二氏を畏敬しておられた。
 木下氏はおなじみの「夕鶴」をはじめ、「オットーと呼ばれる日本人」「子午線の祀り」などなど名作が多数ある。
 「子午線の祀り」の演出は宇野重吉、親しくして頂いている演出家高瀬清一郎さんが(歌舞伎の側面から)ということで協力していて、とりわけ興味ぶかくその舞台を拝見した。
 演劇書を多数出版してきた未来社以来(現在は影書房社長)の松本昌昭さんには、私、本庄慧一郎の小説第一作「赤い風車劇場の人々/新宿かげろう譚」でも格別のお力添えを頂いています。
 その松本さんとごく親しい(同志?)菅井さんとのツーショットを津上さんの出版パーティ会場で撮影してお送りし、よろこんで頂きました。



 その後、ご縁があって、お近づきを得た出版社編集者のH・Kさんが、この菅井さんを大学時代の恩師として畏敬してきた――ということを知ることになり、菅井さんの写真をH・Kさんにお送りした。



 これまでのあれこれの仕事を通じて、それこそさまざまな人たちと接してきたが……「忘れ得ぬ人」という人は指折り数えるほどしかいない。
 直接お目にかかったのはたった一度だけだったが……菅井幸雄さんの温顔とソフトなお声や語りくちは、決して忘れることはないだろう。


斉藤 憐さんのこと
 
 2011年10月12日、食道腫瘍による肺炎のため逝去。70歳。
 劇作家として、さまざまなユニークな作品を遺した劇作家だった。
 劇団自由劇場をベースに「上海バンスキング」をはじめ多くの作品がある。
 本庄慧一郎としては、とりわけ
 「バーレスク1931/赤い風車のあった街」而立書房1981年
 「ムーランルージュ」而立書房1998年
 などの作品で親近感があったが、六本木にあったミニシアター初期の自由劇場公演を見ただけで、(当時、広告制作などの仕事でキリキリ舞いしていた)、あまり熱心なファンではなかった。
 ただ、前章でも書いた本庄慧一郎としての小説作品が、縁のふかいムーランルージュ新宿座がモチーフだったことや、斉藤憐作「ムーランルージュ」が上演された1998年10月には、劇団ピープルシアターの森井睦さんの手で小生の作品が上演され、その公演時期が重なっていた――というご縁があった。
 いつか斉藤さんとお目にかかる機会があれば、と望んでいたが70歳という〔若さ〕で逝かれてしまった。
 いずれ、アチラに移住することになったら、お二方とまたゆっくりお目にかかって、じっくりお話をしたいと思っています。
政治も社会も……、そして世界情勢もなにやら不快にざわついている昨今だが、お二人の訃報は心の記憶にしっかり刻みつけておきたいと思う。


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拙宅に訪れた精霊蝗虫(ショウリョウバッタ)

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「社会&芸能・つれづれ愚差」第235回(通算347回)

サル・さる・猿の本のあれこれ
 
必要あって、資料本の本ダナから、手当たり次第に関係書をひっぱり出す。
 「サル学なんでも小事典」京都大学霊長類研究所/講談社
 「猿と日本人・心に生きる猿たち」広瀬鎮/第一書房
 「ニホンザルの母と子」中道正之/福村出版
 「猿まわし千年の旅」村崎義正/築地書館
 「猿まわし復活」村崎義正/部落問題研究所出版部
 「霊長類」セーレル・エイマール&アーブン・ボア/ライフネーチュアブックス
 「動物園の昭和史」秋山正美/データハウス
 ……etc



 そして、日課の早朝の新聞精読。
 複数紙のうちの東京新聞(2011年10月14日)のTOKYO発欄の「サル山劇場・80周年の記事」に出会う。
 上野動物園(開園1882年)の人気スポットのサル山は「開設80周年」というルポであった。
 かの「ムーランルージュ新宿座」の記録映画も「創立80周年」を記念しての作品だった。



 あらためて言うまでもなく、サル及びサル山の動静は人間及び人間社会の縮図とされる。
 ボス猿とそれを取り巻く集団は……正に現況の政治家(屋)たちのソレの縮図である――といったタトエはもう言い尽くされていてツマラナイか。
 あえて言えば、猿の世界にはあからさまな主導権争いはあるが、執拗な私利私欲(カネにまつわる強欲)といったモノはない。
 その点、現世の人間――とりわけ政治というフィールドに跳梁する「人間に仮装したサル」たちは、権力の座のほかに、とことんカネにこだわる。



 「動物園の昭和史」の著者秋山正美の終章の文章をここに紹介しておきたい。

 『人間が他の生きものたちとの共存を考えるとき、何よりも戒めなくてはならないのは、人間こそが地球の主人であり、支配者なのだという思い上がりである。そして、人間の生命・生活だけを第一に守護することが正義だとする身勝手である。
 動物愛護だの、自然保護だのを唱え、人間と動物の共存をうたいながら、その一方で人間は、核兵器や硝酸ストリキニーネなどという、とんでもないものを発明した。どんなに狂暴なけだものも、こういう発明をしたことはない。地球上で最も凶悪な生きもの、その学術名をヒトという。』――「動物園の昭和史」より

 世田谷の思いかけない放射線量問題は意外な結論でカンマが打たれたが――茨城の小美玉・土浦産シイタケ、そして宮城の白石・気仙沼産の米ぬか、さらに、埼玉県の狭山市などで生産された狭山茶からセシウムが検出され、県は商品の自主回収を要請した――。
 生産者たちの思いはいかばかりか。生産者たちは「ハイ、わかりました」と承知するわけがない。
 それもこれも、権力を悪用した醜い私利私欲まみれの猿たちの犠牲にされたというコトですよ。



 ホンモノの猿はともかく、多くの国民を犠牲にして、倦くことを知らない私利私欲にこだわり続ける「人間の皮をかぶったサル」ともいえる劣等政治屋たちを選出したのは、いったいダレだ?


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早朝のウォーキングコースのスナップ

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「社会&芸能・つれづれ愚差」第234回(通算346回)

豊穣(ほうじょう)の秋を叩き壊したのはダレ?
 
 健康の秋・実りの秋・味覚の秋・食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋・芸術の秋・おしゃれの秋――?
 秋という季節には、人の気持や思いに新たな意欲や情熱をかきたてる〔ふしぎな力〕があった。
 しかし、今回の大震災と原発事故によって、そうした〔自然のもたらす恩恵〕を根こそぎぶち壊された人々がいる――。
 いや、その重大な事故の余波や後遺症は、広く日本の社会や、幼い子どもたちの未来にも〔手におえない危機〕をもたらした。
 その深刻度は〔66年前の敗戦〕で体験した〔あってはならない悲劇〕に通低するものがある。



 一生の住処(すみか)と定めていた土地や家や、そしてさらにかけがえのない家族さえも失った人たちの悲嘆の境遇は――。
 公共事業と称されてきた電力事業とそれを経営する組織や者たちのいい加減さが次々とバクロされている。
 それでなくても、直接責任のある政治家や官僚や国会議員たちの無自覚や無能や誠意の欠落ぶりにはホトホト愛想がつきた。



 それにしても、この期に至っても、天下り役人の〔潜行〕とか、電力と同様の〔公共事業〕の名のウラで、大借金だらけの国の公金を浪費・濫費、ついでに役人OBのような人種が私利私欲を充たそうとするヤカラがあいかわらず跳梁バッコしているが腹立たしい。



 さらに放射能禍の深刻さをくり返しレポートするテレビのニュースワイド番組で、耳ざわりな女性のアニメ声のCMや、ひたすらワルハシャギするだけのCM、さらにロリコンファッションの女の子たちがヘソダンスや腰フリダンスなどのカラ騒ぎCMで分断する、あの無神経さは何なのかね?
 〔公共事業〕を食いものにする電力会社と現在のテレビ局の体質は同じじゃないかい? (なりふり構わず利益追求にこだわるというコト)
 以前は、そのギョーカイに働いていた者としては、腹が立つというより……哀しいねぇ。



 地震や津波は、とんでもない災難といえるが、だが、原発を原因とする災禍には、問題なく〔責任を負うべき者たち〕が存在する。
 彼らはヌケヌケと責任逃れに専心している!
 その種の人間たちを放置していて真の平和などは実現できない。



 当方もっぱら〔腹の立つ秋〕デス。


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初秋の街のスケッチ

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