「社会&芸能・つれづれ愚差」第191回(通算303回)

大嫌いな年末年始
 クリスマスとやらに浮かれる連中はもちろん、年末から年始へかけて、やたらウロウロする人間がバッコする時期が大キライです。
さいわい、「必要あって」――このところ、多磨霊園・小平霊園・谷中霊園……そして、あちこちの寺の墓所めぐりに新規に購入した「1800万画素」とやらのカメラなど持って、せっせと取材に馳けずり廻っていて、そのおかげで「勝手に図にのった連中」とは疎遠でいられるのがウレシイです。
 だいたい、テレビマスコミや浮き足立ったゲーノー人にはヘキエキして来たので、今回の「海老蔵の西麻布事件」などにはもう、とことん不快になっていましたからね。

もうひとつ「必要あって」葛飾柴又に再取材
 浅草――渥美清――そして彼の生き方――といったコトには大いに関心をもっていました。
 その関係の書籍、資料もあれこれありますが、今回はあらためて、「師走の矢切と柴又」を馳けずり廻りました。
 とりわけ、北総鉄道の矢切駅からのコースでの柴又入り――という取材には、なかなかの味わいがありました。
 いちばんの発見は、矢切駅の構内(駅前)の敷地に作家水上勉さん旧居があった(という碑があった)……なんてコトを知りました。
 そして、人の姿など見かけない、矢切神社や庚申塚などの冬ざれの風景。さらに下矢切・中矢切・上矢切といった地の自然の広々としたパノラマ。(そのネギ畑のまん中から500メートルに達したというあのスカイツリーもカメラに納めた)
 小うるさい観光オバサンたちも渡し場からこっちに出て来ないので、矢切という一帯は別天地でした。

渥美清――寅さんの再検証
 折りしも売れっこの歌舞伎俳優の素行でテレビも図になってワイワイと小うるさい。
それにつけても、(からだのコトもあったが)ストイックでまじめそのものの渥美清は、すぐに図にのるゲーノー野郎とは真反対の生き方をしてた――。
 彼に関する類書は山ほどあり、小生もまたあれこれ揃えていたがこのところまたせっせと資料を集めていましたネ。
 森川信さんは浅草をベースに活躍していて、叔父の劇作家小沢不二夫ととことん親しかった先輩。三崎千恵子さんはムーランルージュ新宿(戦後)の出身だし。さくらの倍賞千恵子さんは、北区滝野川第六小学校の同窓生(?)。タコ社長の太宰久雄さんはずっと同じ練馬石神井住まいだったことと本庄一郎名でテレビドラマを書いていた頃、レギュラー出演してもらったし……。
 さらに渥美清さんとは……思いイロイロで、この年末から正月を(つましくマジメに)過ごします。



   「行く年 しかたないねで いよう」

   「自殺した ひととあそんでる へんな夢」   ――風天

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        ケイちゃんの目 ↓

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      柴又駅前・寅さん像

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           日比谷公園のトラさん(猫)




好評配信中「鳥になれたらいいね」楽曲配信の詳細はこちら Link をご覧ください。

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:18 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第190回(通算302回)

サケの季節とサケの場所のこと

 定期の健康診断は、素直に受ける。
 今回の結果は、まず、血圧――相変わらず降圧剤は服用することに変わりはない。
 その他、血糖値――「まあまあ」。ということは、とりあえず「安全圏いっぱい」ということ。
 肝臓――「異常なし」。
 その他、心臓――ずっと以前から心電図に独特の症候があるとのことだが……、こちらから再検査をお願いした。



 思えば、5年前――ギランバレー症候群亜型ミラーフィッシャー症候群にかかり、担当医師の適確な処置と看護・療法士スタッフの皆さん、そして、家族のフォローで「新しい健康」を奪還した。
 すでに満5年が経過した。もちろん、この間にも体力の訓練には努めた。
 思いもかけなかったこの〔難病〕の体験から、さまざまなコトを学んだ。
 リハビリ専門病棟から退院して迎えたのが〔年の暮れ〕だったので、毎年、この時期にはことさらの感慨にとらわれる。



 「この際、好きなサケをやめます」と、担当医師に殊勝なコトを言ったら、「サケとこの病気の直接の因果関係はありませんね」とのこと。
 それなら――とそれ以後もテキトーにサケとなじんできた。
 もちろん糖尿病も肝臓障害も絶対忌避しなければ――であるが。



 マスコミの仕事をしていた時代――仕事場は、銀座・赤坂・青山・六本木などだった。
 つきあい(営業活動)もあり、サケの場とは縁がきれなかった。
 でも――あえていうが、前記の場所にある酒場(バー・クラブ・料理店など)でのサケはキライだった。
 とりわけ、同業者(テレビ・広告・芸能ギョーカイ)の連中が集まる場所では最小限の〔滞留〕で巧みに逃げ出した。



 サケは、種類を問わず〔強い〕ようだ。
 とりわけ(ワインの赤は大好きだけど)透明でアルコール度の高いジンやウォッカなどが大好きで、以前このHPにでも書いた〔中国のアルコール度56度〕のモノに魅かれている。
 但し、こんなサケにはつねに自己管理能力が絶対条件となる。
 ケンカとか交通事故などのアクシデントはもちろんもってのほかだが、石につまづいて転倒しても(そういうコトはあった)、自己反省と自己嫌悪で済ますことは出来る……。(ワイフには減点される――当然だ)



 前記の繁華街で悪ハシャギする連中のうち――ゲーノー人やその関係の者たちは、もともと危っかしくて近寄れなかった。何も証拠があるワケでもないが、悪ハシャギする連中のすぐ向こう側には怪しげなクスリがある……らしい場面もずいぶんあった。
 サケの酔いにまかせての暴走――なんて愚かしいの一語だネ。
 ましてや、非合法のクスリに手をのばすなんて……。



 「酒杯の一杯は健康のもの。二杯は快楽のもの。3杯は放縦のもの。最後のものは狂気のもの」
――アナカルシス(紀元前のギリシャの哲人)
 でも、ロクにサケも呑まずに愚かなコトをしでかして失墜する政治屋もまた、あとを絶たないもんネ。



P・S――
 この11月30日(火)、取材を兼ねて、千葉県松戸市の矢切を歩き、江戸川を渡し舟で越えて、柴又を歩いた。
 河川敷の景観と、青い空とゆったりした水の流れと……。
 このところ、各所の墓地めぐりにウツツをぬかしています。

 それにしても、江戸川の矢切の光と風とネギ畑の風情に大満足でした。もう一つ、あの「とらや」 の草ダンゴをつまみに(邪道かな?)冷酒も、けっこうオツでやんした。

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    ケイちゃんの目 ↓

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柴又駅前の寅さん像(寅さんの視線の先は?)

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       矢切の渡し場と船

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おせんべい屋の店先(かわいいガラスびん)





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— posted by 本庄慧一郎 at 02:47 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第189回(通算301回)

晩秋から冬ざれの季節へ――

 練馬区の石神井公園――そのボート池からもうひとつ奥に入った三宝池あたりの情景が大好きで、住みついてからすでにン十年になります。
 周辺の環境は麥畑や大根畑はほとんど姿を消し、新興住宅街になりました。
 無数のモンシロチョウが乱舞するキャベツ畑は辛うじて残っていますが、農薬を使ったキャベツ畑にはもう、目もくらむような〔モンシロチョウの乱舞)は見ることはありません。
 でも、三宝寺池周辺のこの季節の景観は「これが東京都内?」と目を疑うほどに情趣満点です。
 とこんなことを書くと、あの井の頭池のようにゾロゾロと人が押し寄せるかも――と心配になりますけどネ。
 ずっとテレビやコマーシャルなどのワサワサ・ザワザワと小うるさい業界でン十年も働いてきた人間としては、やたら人が群れる場所にはあえて出かける気にはなれませんけど。
 というわけで、とりわけ大好きな「晩秋から冬ざれの季節へ」のこの時期は、もっぱら身近かな池めぐりで文句なしの自然の情趣に思いっきりの深呼吸をして、ココロの浄化につとめます。
 とくに「北半球各地における中生代から中新世の化石として知られていた」かのスゴイいきさつのある植物が、「1945年に中国四川省で再発見されて、再び甦ったメタセコイア」なるスギ科の樹が池畔にあって、天高くそそり立つこの大樹の立ち姿がとにかく素晴らしいのデス。
 そして、スケールは十分といえないものの武蔵野の風情をとどめる池と紅葉する樹々の姿との景観の情趣から、カネなんかでは買えない、クスリなどでは得られない「初々しい美味な自然の息吹き」が満喫できます!

 というワケで今週は、小生のヘタなカメラでキャッチしたいくつかのシーン(ケイちゃんの目)をご紹介します。

【石神井公園・ボート池&三宝寺池】


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        ケイちゃんの目 ↓

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P.S――
 オリジナルCD「鳥になれたらいいね」の楽曲配信が始まりました。
 皆さん、ぜひ聴いてください。試聴ができるサイトもあります。
 詳しくはこちら Link をご覧ください。
 当HPのCD詳細ページはこちら Link です。

— posted by 本庄慧一郎 at 03:20 pm  

本庄慧一郎の総合プロデュースによるオリジナルCDの配信が始まりました。

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オリジナルCD「鳥になれたらいいね Link
――平和を願う歌・あなたに語りかける組曲――の楽曲配信の第一弾が開始いたしました。
順次、配信サイトは追加されますので、改めてお知らせします。
現在、配信中のサイトは↓



【携帯配信サイト】docomo、au、SoftBankの3キャリア対応 

サイト名:ベストヒットJ−POP Link
   

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 サイトのトップページにアクセスします。
 MUSIC SEARCHで曲名検索すると携帯サイトへアクセスするQRコードがでます。
 または、下記のQRコードを携帯で読み取り(撮影)しても、各曲にアクセスできます。


01.鳥になれたらいいね(園田容子)

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02.散(SANGE)華(枝璃貴子)

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03.だれがどうして(木山みづほ)

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04.名もない花(石川麻子)

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05.惜別の歌(枝璃貴子)

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06.星への願い(石川麻子)

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07.夢にはぐれず歌をわすれず(木山みづほ)

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サイト名:mero.jpうたフル Link

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サイトのトップページにアクセスできますので、CD名「鳥になれたらいいね」で検索してください。
各曲の試聴もできます。



【パソコン配信サイト】
サイト名:MUSICO Link

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 「鳥になれたらいいね」購入ページにアクセスできます。
 各曲の試聴もできます。



 現在の配信サイトは以上になります。
 携帯サイト・パソコンサイトともに順次追加されますので、是非、アクセスしてみてください。

— posted by 本庄慧一郎 at 03:41 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第188回(通算300回)

また失言・暴言大臣が……。
 また……またまた、法務大臣の失言が問題化している。
 そのコトを「待ってました!」とばかり攻撃し、あげつらう野党(つまりついこの間まで、やたら同種同族の〔醜態〕を演じていた)連中である。
 彼らの「失言」や「暴言」はもともと、「ついうっかりして」の結果ではない。
 要するに人間としての心の根っこがすでに腐っていて、思考力や判断力に歪みや狂いがあるのだ。
 どうしてこういった政治家としての資質に不適格なヤカラがずっと(半世紀以上も!)増殖しつづけているのだろう。
 つまり、そういった人間たちを「選挙」している選挙民たちがいるということだ――。

閑話休題――それはさておき
 正直申しあげて「ゲゲゲ――」ブームとは一切関係ないのデス。
 このところずっと墓地めぐりに一生けんめいになっています。
 企画のことに関わることも事実ですが、もともとが無趣味な男――ゴルフ・マージャン(ごく一部の人を除いて)酒のつきあい、などなど、大キライなものでして。
多磨霊園・小平霊園・雑司ヶ谷霊園……そして新宿区源慶寺、多聞院、上高田の功運寺……などなどをめぐり歩いています。
 素人だてらにカメラを振り回しての行脚です。
 もともと、晩秋から冬へかけての寂寥としたいまの季節、それでなくても淋しい墓地のしじまが大好きなのであります。
 ――で、アカの他人さまの墓地めぐりに夢中になっていて、自分の先祖の墓にも、ということで、これもウォーキングがてら結構マメに出かけます。
 場所は、そのかみ森と丘陵と湖(貯水池)しかなかった武蔵野の一角で、現在は西武球場前というトコロです。
 いわば武蔵野の起伏のある台地を活かした公園墓地は、そのときどきの季節の風情を満喫するには絶好のロケーションです。
 墓掃除して、さっぱり・すっきりしたココロで花をそなえ、線香をくゆらし……オヤジやオフクロや、先祖の皆さんに献盃(持参のポケットウィスキーorビールかショウチュウをゆっくり味わう)をするのです。
 ついでに、立派な墓地を確保しながら枯草ボウボウのまま、まるで訪れる人もいないような殺風景な墓石に、「都会の人間は、ツメテーな」と呟くのです。
 「いまの若い人は……」とついついのツィッターは「人間としてのデリカシィの問題かなぁ」
もっとも、政治の場をウロウロするヤカラも、デリカシィなんてゼロだもんねぇ。



   酒飲めば 涙ながるる おろかな秋ぞ    ――山頭火
   枯枝 ほきほき 折るによし        ――放  哉

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         ケイちゃんの目 ↓

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          武蔵野のオチバちゃんたち

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— posted by 本庄慧一郎 at 03:18 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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