「社会&芸能・つれづれ愚差」第318回(通算430回)

小沢昭一さんと中村勘三郎さんの墓参り

 6月の第2日曜日12日にかねてからの予定どおり、故小沢昭一さんと故中村勘三郎さんの墓参りにでかけた。

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 浅草までたどり着いて、あえて川下の厩(うまや)橋まで行って、川沿いの遊歩道をあらためて川上へとさかのぼった。

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 駒形橋ではいったん、水辺から階段を上って、駒形堂を撮影。
 あらためて水辺の道に下りて歩く。
 いつも吾妻橋の上から見るスカイツリーなどの風景にも異なった趣きがある。
 今回は「浅草」は素通りして、言問橋を「くぐり」次の桜橋へ向かう。
 というのもこの「車輌通行止め」の桜橋(X字型橋)の向こう側、向島2丁目に、故小沢昭一さんが眠る弘福寺があるのだ。

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 生前、小澤家の墓所について「好きな浅草が川向こうに見えるトコロ」と小沢さんは書いていた。
 「小澤家」の墓石は奇をてらったものではなく、地味なたたずまいだ。
 3、4日前、テアトル・エコーの御大熊倉一雄さんとの電話で「昭ちゃんの死はショックでした」と話した。クマさんはふと黙ってしまって、そして静かに「まったくねぇ」と呟くように言われた。

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 となりの長命寺のさくら餅の店と言問いだんごの店をカメラにおさめ(やっぱり甘党じゃない?)あらためて桜橋を今戸側にわたる。
 そして、波野家の(中村勘三郎さんの眠る)墓所のある竜泉2丁目に向かって歩きはじめる。

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 お天気は上々――でも1万歩ウォークには「ドピーカン」はシンドイ。
 日曜日の昼間。吉原の街スジも閑散としている。でも、でももうあの「お風呂屋さん」は開店していて、客引き男に声をかけられる。
 当然のこと(?)無視してさっさと通り過ぎたゾ。(エライ?)

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 そして、国際通りに面した西徳寺になんとか着到した。
 波野家代々の墓所も、ひっそりと地味な造りで、好もしかった。
 そう……18代目中村勘三郎さんも、「勘九郎坊や」の頃からの……だったなぁ。

 P.S
 それにしても――
 都知事イノセ氏の「失言」問題(というより、つい本音がこぼれるンだね)もケムっている折、自民党政調会長のタカイチというおばさんの「侵略という文言を入れている村山談話は私自身はあまりしっくりきていない」
 「私は(戦争の)当事者とは言えない世代だから反省なんかしていない}といった発言が問題になっている。
 さらにあのハシモト氏が得意になっての発言「戦場に立つ兵士たちはやはり慰安婦なるものは必要ではないか」(要旨)のリフレーン。

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 どれもこれもケタはずれのアナクロニズムばっかり。こんなの選んだのダレだ?
 この人たちのアタマの中味は、ダイジョーブなのかね? まったく!

 今回の1万歩ウォークは、ぶっ倒れることなくとにかく2万歩に達した。
 帰途は三ノ輪からチンチン電車で大塚下車。JRで池袋。そして大泉学園からバスで無事帰着した。


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ケイちゃんの目 ↓

小沢昭一氏と18代目中村勘三郎丈の墓参り
2万歩ウォーク達成

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向島2丁目弘福寺 小澤家墓所・小澤昭一さんここに眠る。

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竜泉2丁目西徳寺 波野家墓所・中村勘三郎さんここに眠る。

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桜橋から隅田川を見る。

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駒形橋とスカイツリー。

— posted by 本庄慧一郎 at 11:39 am  

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