「社会&芸能・つれづれ愚差」第539回(通算651回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露





   女優降板トラブルだと? へぇ!

「タレント」とは「才能ある人」のことだよ。


●どうでもいいコトだけど――
「女優降板トラブル」とやらで、テレビの社会報道番組でもガタガタ紹介されているが、「女優」という女性二人も、「演出家」を名乗る女性も、いずれも演劇の舞台には「ウスッペラ」な姿勢とキャリアしかない者たちだろ。

●どうでもいいコトだけど――
「演出」も「女優」という肩書きも「見当ハズレ」じゃねぇのかい。もちろん、何をどう名乗ろうがいいけど、「いずれもさま」も「勘違い」が過ぎるんじゃねぇかい?

●どうでもいいコトだけど――
「演出」とよぶからには、それなりの勉強と、専門家としての見識と度量が必要だし、「女優」と名乗るからには、それ相応(最低の)才覚がなくてはハナシにならない。
 ちょっとばかし、他人より早めにそれらしいコト(!)を聞きかじったからって、カッコつけるのはこっけいというものだ。

●どうでもいいコトだけど――
「女優」といえば、舞台では出雲阿国(出生没年齢不詳)という女性がいた。「歌舞伎」の原典と称されている人物だ。
 だが、現在の歌舞伎は「女優なし」の男性俳優ばかりで舞台を作る。
 だから「俳優」という用語を使う。



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●どうでもいいコトだけど――
 舞台女優といえば、近世では、市川九女八(くめはち)(1846年〜1913年)という女性がいた。その他、川上貞奴(1871年〜1946年)や森律子(1890年〜1961年)など、時代の逆流に抗して、「女優への道」に挑んだ果敢な人はあれこれいる。
 ま、現代では、舞台女優といえば初代水谷八重子(1905年〜1979年)や山田五十鈴(1917年〜2012年)、そして、北林谷栄(1911年〜 2010年)とか、杉村春子(1906年〜1997年)が想起できる。
 断っておくが、現今のテレビドラマなどにチョロチョロ出たくらいでは、女優とはいわないのダ。

●どうでもいいコトだけど――
 それなりの歴史のある映画だって素直に「女優」と称される人は、田中絹代(1909年〜1977年)、高峰秀子(1924年〜2010年)、山本富士子(1931年〜)、京マチ子(1924年〜)、望月優子(1917年〜1977年)……など、何人かの人を挙げられるが、それぞれに独自の才能とキャリアをもっていたゼ。

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●どうでもいいコトだけど――
「演出」という仕事についていっても……採用するかしないかは別だが、「スタニスラフスキー・システム」の概略でもかじっていればまだしも、「他人の見よう見真似」で「それらしいコト」をやるヤツはゲーノー界にはいろいろいるがね。
「真似ごとはどこまでいってもマネごと」で、「才能」とは無関係だ!

●どうでもいいことだけど――
 よく、「俳優」の経験をベースに「俳優養成」の指導をやっているが、これもたいていマユツバものだ。
 かつて、古くは小杉勇(1904年〜1983年)というベテラン俳優が、また田中絹代や山村聰(1910年〜2000年)などが映画監督として制作した映画作品があったが、たいてい1作品で終わった。「趣味の仕事」の域を出なかったのだ。
(質はともかく、映画監督としての持続力はゼロだったネ)

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古い年度の年鑑は売れなかった人の記録だ



●どうでもいいコトだけど――
 今回の鳳恵弥、牧野美千子という「女優」はいわば「テレビタレント」だから、さらに演出の鈴木砂羽やプロデューサーの江頭美智留ともども、失格者揃いで浅慮なトラブルだ。
 高速道路でのドライバーだったら、間違いなく死傷者の出る大事故になっていたゼ。
 テレビメディアにまつわるトラブル同様、浅はかとか、軽率が根っこにあるんダ!

●どうでもいいことだけど――
 たとえば、笑福亭鶴瓶とやらの「ハワイの別荘ばなし」も、アングラっぽい小劇団出の俳優笹野高史の「真紅のオープンカー」も、泉ピン子の「熱海の豪邸」の公開も、テレビのおかげ――その一般公開は、「下司下品を見せびらかし」である。
 もともと新劇(俳優座系劇団)出身で、テレビドラマに出たり、映画にも出たが、バラエティの司会で売れた(?)AKとその奥さんの元タレントなどは、ヒラヒラの天蓋ヴェール付きのベッドをテレビ公開して――後に主宰劇団の女性と亭主のAKが不倫していたことがバレてさ。ひたすら情けない。

●どうでもいいコトだけど――
 テレビのおかげで「運よく成り上がった者」って、揃いも揃って品性下落するようだね。噫々!

●どうでもいいけど――
「週刊女性」の広告にあったけど「お騒がせガールズの政治家としての賞味期限は? 山尾志桜里/今井絵理子/豊田真由子」――彼女たちたちを選んだお人好し選挙民って……こまったモンダ!








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ケイちゃんの目 ↓

年々歳々、花同じからず
わが家の小庭の花たちの思い出



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— posted by 本庄慧一郎 at 11:13 am  

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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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