「社会&芸能・つれづれ愚差」第577回(通算689回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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「嘘っくさい」という悪臭。

●そういえば――
 ぼくの本棚には、世界や日本の歴史(とりあえずの)資料から、動物、植物の……そして「フンころがし」や「ミミズ」のことまでもベーシックな知識を得る本など、それこそ「雑多」にある。
 もちろん、いっときムキになって書いた(文庫書き下ろし時代小説)などの資料も、「物書き業」の当初にラジオ番組で関わったビートルズをはじめ、ロック、ジャズ、フォークソングなどの(とりあえずの)資料も……。

●そういえば――
「香水」の本などもあって「地球上にはざっと200万以上の匂いや香りがあって……」という記述など、ずっと「関心大」の資料も多い。

●そういえば――
 このところ、というより、あいかわらず政治、社会、スポーツ界などの不祥事、スキャンダルが続発していて「責任者及び当事者」の辞任会見などが多い。
 しかし、たいていの「責任者」は、責任者としての自覚ゼロで、なんとも「手のつけようもない」――もともと「責任者」という資格ゼロ野郎がノーノーと居座っていたわけで、「イザ!」という場合の対応など望むべくもないわけだ。

●そういえば――
 責任者当人が生来の精神性や人格がカンマ以下だったのだから「イザ!」の緊急事態に、その「劣性」が露呈するのはショーネェやな。

●そういえば――
 地球上には200万種以上の香り、匂い(悪臭も!)あるというけど、ワタシとしては「嘘の臭気」がよくわかるがね。
 とりわけ、各種業界や政治というフィールドで喋る者たちが、テレビなどで喋っているシーンでは、「香りや匂いのないテレビ」でも、ソレがわかる。
 その段階では「虚偽の証拠」はないので、黙っているが……やがて「やっぱり!」となるケースが多いぜ。

●そういえば――
 最近やたら「消臭剤」とやらのTVCMがあるが……
 かつて「食うための商売」として生活してきたマスコミ、テレビ、広告業界には「怪しげな臭気」をまとっていたヤツが多かった。
 現在もさして変化はないだろうと思うがね。

●そういえば――
 香水なんかつけなくても……いい匂いのする人、いやいや、いい匂いのするひと(女性ネ)と出会うコトが、人生の大事だね。




***




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— posted by 本庄慧一郎 at 02:10 pm  

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