「社会&芸能・つれづれ愚差」第586回(通算698回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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高校球児たちの夏

●「大阪桐陰」と「秋田金足農」の対戦に日本中が湧いたようだ。
 「猛暑のさなかの熱戦」に対して(昭和ヒトケタ生まれとして)は格別な思いがある。
 「平和だからこそ!」「平和であってこそ!」の強い感慨である。

●現在、小生は自作の著作物の未刊、既刊の小説、エッセイ、五七五、一行詩などなど、数十点の電子書籍化の作業に努力している。
 もともと「昭和史」の資料はやまほどあるのだが、「夏の高校野球」の熱に動かされて、「戦時下」(昭和16/1941年〜)の「野球」の項をしらべた。

●つまり「ベースボール」は「アメリカのスポーツ」ということで、取り締まり当局のチェックが厳しくなったという一件だ。
 「全国中学校野球大会」の主催者朝日新聞社は、昭和17(1942)年中止を申し出ている。
 翌昭和18(1943)年4月には「六大学野球連盟」は解散。
 次の年昭和19(1944)年11月には、日本報国会がプロ野球の中止を発表している。

●このプロ野球中止以前、すでにさまざまな自主規制があった。
 日本野球連盟通達として――
 �―仂豼�手は18歳以上。
 ��隠し球の禁止。
 ��戦闘帽をかぶり、挙手の礼をすること。
 �ぬ邉緲儻譴脇�本語化すること。

 「ストライク→よし」
 「ボール→ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ」
 「3振→それまで」
 「セーフ→ようし」
 「アウト→ひけ」
 「ファウル→だめ」

【資料】
 「昭和世相史」小学館/「昭和史年表」小学館
 「昭和ことば史60年」講談社/「明治・大正・昭和/世相史」社会思想社

●ボールを投げる――というアクションは、たちまち「戦場における〔手榴弾〕投げ」の競技に変わったようだ。

●フェアで健全なスポーツは「平和」であってこそのものだ。そのことをないがしろにすると「夏の甲子園の青春」も、たちまち消滅するのだ。それをキモに銘じなければならない。
 改めて言う! 「平和だからこそ!」「平和であってこそ!」
   




***






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イラスト:やっぱっぱだいすけ



ニコヤンの目↓
Scenes of memories
昔、事務所があった原宿はよかったなぁ



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電子書籍/余美太伊堂文庫 Link (制作:株式会社オーウィン)
Amazon、楽天Kobo電子書籍ストア等にて発売中。
新刊 続々発売予定。

— posted by 本庄慧一郎 at 12:15 pm  

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