あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロ
デユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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「爆死か餓死か」から60年あまり――。
●職業としては一貫して「物書き業」だった。
こまかいことは省くが、とにかく「文筆業」で生活してきた。
いや、その道しか進めなかった。
放送作家(ラジオ、テレビ)そしてコピーライター(ガムシャラに働いた)、舞台脚本、時代小説と手当り次第に書いた――現在は電子書籍を書いている。
しかし、たった一つ、特記したい仕事がある。
それは、すでに故人になったアートディレクター・デザイナーの友人から依頼されて「挑戦した」仕事だった。
息をのむような悲惨な写真の「直訳文」を意訳し、レイアウトのスペースに合わせて整理する「唯一・独自の仕事」だった――。
●この仕事だけは――と思って必死になって挑んだ。
写真は有無をいわさない独自のもので――生硬な直訳分を理解しやすく簡略にまとめた。
妻や娘たちの協力を得て、関係スタッフからOKを得た――。
直後、体調をくずして寝込んだ。
この仕事だけは「物書き業としてのシンボル」として大切にしている。
「8月15日」――という日とともに決して忘れることのない財産である。
2019年8月15日(終戦から74年年目の日)しるす。
『核の20世紀/訴える世界のヒバクシャ
The Nuclear Century/ Voices of the Hibakusha of the World』
The Nuclear Century/ Voices of the Hibakusha of the World』
編:平和博物館を創る会/日本原水爆被害者団体協議会
1997年 平和のアトリエ刊
『核の20世紀』より/被爆3時間後のヒロシマ
(朝日新聞21998年8月6日より)
(読売新聞21998年8月6日より)
イラスト:やっぱっぱだいすけ
ニコヤンの目↓
Scenes of memories
野火止――平林寺の夏
野火止――平林寺の夏
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