また……またまた、法務大臣の失言が問題化している。
そのコトを「待ってました!」とばかり攻撃し、あげつらう野党(つまりついこの間まで、やたら同種同族の〔醜態〕を演じていた)連中である。
彼らの「失言」や「暴言」はもともと、「ついうっかりして」の結果ではない。
要するに人間としての心の根っこがすでに腐っていて、思考力や判断力に歪みや狂いがあるのだ。
どうしてこういった政治家としての資質に不適格なヤカラがずっと(半世紀以上も!)増殖しつづけているのだろう。
つまり、そういった人間たちを「選挙」している選挙民たちがいるということだ――。
閑話休題――それはさておき
正直申しあげて「ゲゲゲ――」ブームとは一切関係ないのデス。
このところずっと墓地めぐりに一生けんめいになっています。
企画のことに関わることも事実ですが、もともとが無趣味な男――ゴルフ・マージャン(ごく一部の人を除いて)酒のつきあい、などなど、大キライなものでして。
多磨霊園・小平霊園・雑司ヶ谷霊園……そして新宿区源慶寺、多聞院、上高田の功運寺……などなどをめぐり歩いています。
素人だてらにカメラを振り回しての行脚です。
もともと、晩秋から冬へかけての寂寥としたいまの季節、それでなくても淋しい墓地のしじまが大好きなのであります。
――で、アカの他人さまの墓地めぐりに夢中になっていて、自分の先祖の墓にも、ということで、これもウォーキングがてら結構マメに出かけます。
場所は、そのかみ森と丘陵と湖(貯水池)しかなかった武蔵野の一角で、現在は西武球場前というトコロです。
いわば武蔵野の起伏のある台地を活かした公園墓地は、そのときどきの季節の風情を満喫するには絶好のロケーションです。
墓掃除して、さっぱり・すっきりしたココロで花をそなえ、線香をくゆらし……オヤジやオフクロや、先祖の皆さんに献盃(持参のポケットウィスキーorビールかショウチュウをゆっくり味わう)をするのです。
ついでに、立派な墓地を確保しながら枯草ボウボウのまま、まるで訪れる人もいないような殺風景な墓石に、「都会の人間は、ツメテーな」と呟くのです。
「いまの若い人は……」とついついのツィッターは「人間としてのデリカシィの問題かなぁ」
もっとも、政治の場をウロウロするヤカラも、デリカシィなんてゼロだもんねぇ。
酒飲めば 涙ながるる おろかな秋ぞ ――山頭火
枯枝 ほきほき 折るによし ――放 哉
ケイちゃんの目 ↓
武蔵野のオチバちゃんたち