練馬区の石神井公園――そのボート池からもうひとつ奥に入った三宝池あたりの情景が大好きで、住みついてからすでにン十年になります。
周辺の環境は麥畑や大根畑はほとんど姿を消し、新興住宅街になりました。
無数のモンシロチョウが乱舞するキャベツ畑は辛うじて残っていますが、農薬を使ったキャベツ畑にはもう、目もくらむような〔モンシロチョウの乱舞)は見ることはありません。
でも、三宝寺池周辺のこの季節の景観は「これが東京都内?」と目を疑うほどに情趣満点です。
とこんなことを書くと、あの井の頭池のようにゾロゾロと人が押し寄せるかも――と心配になりますけどネ。
ずっとテレビやコマーシャルなどのワサワサ・ザワザワと小うるさい業界でン十年も働いてきた人間としては、やたら人が群れる場所にはあえて出かける気にはなれませんけど。
というわけで、とりわけ大好きな「晩秋から冬ざれの季節へ」のこの時期は、もっぱら身近かな池めぐりで文句なしの自然の情趣に思いっきりの深呼吸をして、ココロの浄化につとめます。
とくに「北半球各地における中生代から中新世の化石として知られていた」かのスゴイいきさつのある植物が、「1945年に中国四川省で再発見されて、再び甦ったメタセコイア」なるスギ科の樹が池畔にあって、天高くそそり立つこの大樹の立ち姿がとにかく素晴らしいのデス。
そして、スケールは十分といえないものの武蔵野の風情をとどめる池と紅葉する樹々の姿との景観の情趣から、カネなんかでは買えない、クスリなどでは得られない「初々しい美味な自然の息吹き」が満喫できます!
というワケで今週は、小生のヘタなカメラでキャッチしたいくつかのシーン(ケイちゃんの目)をご紹介します。
【石神井公園・ボート池&三宝寺池】
ケイちゃんの目 ↓
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