「社会&芸能・つれづれ愚差」第233回(通算345回)

秋冷の10月を迎えるいま――
 
 大震災と破損した原発による放射能禍に、人生を根こそぎ叩き壊された人々の怒りや憤りや悲しみをあらためて思う。
 そして、空疎な〔政治論争〕に明け暮れる無能な政治屋たちの右往左往に、ただ呆れ果て、新たな怒りをおぼえる。



 海や畑地のさまざまな産物が、汚染されて廃棄される。
 強制避難地区の牛やブタなどの家畜たちが、そして犬や猫たちが野生化して、哀れな姿を晒して放浪する。
 幼い子どもたちは外に出て自由に遊ぶことを禁じられているばかりか、日々の食べ物の汚染度さえも信用できない。



「ねりま九条の会」の依頼で書いた「ねりま九条の会ニュース8月号」の拙文をここに転載させてもらう。
 「ねりま九条の会」HP掲載ページはこちら Link です。

「炎暑八月の誓い」
本庄慧一郎(作家)

 2011年年3月11日。希有な規模の天災が「原子力の平和利用」と、その「安全神話」という虚構と欺瞞を根こそぎ粉砕した。
 もともと「原子力の平和利用」の反対語は「原子力の戦争利用」だと思っていたから、てんから信用などしていなかったが。
 現在、巷には「身近な場所で手軽に使える」という惹句の「放射線測定器」が販売されている。
 かと思えば、価格2000万円ナリの「核シェルター」が商品としてあり、売りコトバは「家族五人が八十八日間暮らせる」である。
 とても許容し難いこんな「異常」がすでにもう、すんなり日常化しているのだ。
 テレビコメンテーターとして活躍する金子勝氏(慶応大学教授)の論文から引用する。
(引用)
 放射能との闘いがはじまった。
 原子力安全・保安院によれば、福島第一原発事故で放出された放射性物質77万テラベクレル(テラは1兆)で、チェルノブイリの約一割程度だという。一見、事故が小さいとの印象を与える。だが、チェルノブイリの放出量は520万〜1400万テラベクレルと推計されており、広島型原爆約200個分にあたると考えると、実は、福島第一原発事故は広島型原爆20個分もの放射性物質をまき散らしたことになる。
 人間の命と健康に影響がないはずはない。
(東京新聞7月26日付「論壇時評/放射能との闘い」)より。

   1997年――私は「核の20世紀/訴える世界のヒバクシャ」(平和博物館を作る会・日本原水爆被害者団体協議会刊。一九九八年度日本ジャナーリスト会議賞を受賞)というずっしりと分厚い写真集の文案作成のお手伝いをした。
 ヒロシマ・ナガサキを初め、世界の放射能被爆&被曝の記録写真の悲惨さと残酷さに、トコトンぶちのめされて寝込んでしまった。
 私は、1945年3月10日の東京大空襲の2、3日後、月のクレーター状の焼け跡とゴロゴロした黒コゲ死体と、さらに猛火に追われて運河に身を沈めた人々の焼(溺)死体の凄まじい惨状を見ている。
 しかも、その約1カ月後の4月13日には、私自身が命からがら逃げ惑う爆撃の恐怖を体験している。戦争という殺戮行為による惨劇・惨状に対する免疫などはない。

 戦後66年――「憲法九条」を基幹とする平和憲法の理念を遵守してきて、とにかく直接の戦争戦火を忌避してきた。しかし、現在――日本の国民は「放射能と闘わねばならない」といった窮地に追い込まれた。
 この破局しかない危機を、私たちは絶対是認することはできない。
 欺瞞のない真の平和のために――志を同じくする人たちと積極的に行動していきたい。

 「原子戦争においては勝利者はなく、敗北者だけがある」    ――シュバイツアー/フランスの医学者

(転載おわり)



 どうにも手に負えないような惨状を目(ま)のあたりにしながらも、それでもまだ〔原発を!〕とほざくヤカラがバッコする。この現況をあなたはどう思いますか。



台風禍に脅かされたこの9月の訃報――
 
●山内賢氏(俳優)2011年9月24日逝去。67歳。
 和泉雅子さんとのデュエット曲「二人の銀座」。曲はベンチャーズ。発売時にコピーライター・放送作家として親しくおつきあいしていた。
 レコードの販促用CMを作り、番組でせっせと流した。
 さらに、山内ケンちゃんと松平マリ子のコンビの歌番組(TBSラジオ「歌の明星」)の構成を担当していて、公開録音にも同行した。
 マジメでさわやかな好意のもてる人柄だった。
●堂 昌一氏(画家)2011年9月25日逝去。85歳。
 挿し絵画家として時代物(オーソドックスな美人画)や笹沢佐保のヒット作「木枯らし紋次郎」の挿し絵など多くの作品を手がけた。
●小妻 要氏(画家)2011年9月27日逝去。72歳。
 全身に精緻な彫り物をほどこした裸身の女性像などを得意とした画家だった。
 堂氏と同様、日本出版美術家連盟の主要メンバーで、親しくお話をする機会があった。
 故小林秀美画伯ともども、忘れられない方々である。

合掌。



それにしても――
 
 目先のエテガッテな私利私欲のために、国や同じ国の同胞(はらから)をいけにえにして恥じることのないケモノのような人間たちがバッコしている現代社会の行く末はどうなるのかね?


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        ケイちゃんの目 ↓

初秋の浅草にて

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:30 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第232回(通算344回)

映画「ムーランルージュの青春」公開記念シンポジウム

 2011年9月18日(日)PM1:30〜4:30/於・新宿歴史博物館。
 実は、この場所で「ムーランルージュ新宿座」について、一般の皆さんに「ムーラン」についてお話をするのは3回目になる。
 ラジオ・テレビの放送作家の仕事、そして広告TVCFの制作・企画・コピーライティングの仕事などしてきて、なんとか小説を書きたいと「赤い風車劇場の人々/新宿かげろう譚 Link 」(1992年12月刊/影書房)生まれて初めての小説を書きました。
 原稿用紙に文字を書く〔文筆〕を生業として初めての〔小説〕だった。
 その小説が劇団ピープルシアター森井氏の手で舞台化された。(新宿南口のスペースゼロにて公演)
 その折に、ムーランルージュ出身の阿木翁助氏を新宿歴史博物館にお招きして「新宿とムーランルージュ」について対談形式でじっくりお話を伺ったのが、1995年10月8日だった。

 3年後の1998年10月、四谷区民ホールで「新宿三〇〇年祭協賛」ということで再演された。



 その12年後の2010年9月11日(日)には、東京新聞出版部(2010年6月刊)「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」に因んで「新宿はいつでも思春季」というタイトルで大勢の皆さんに「ムーラン」のことなどをお話した。



 そして今回、映画「ムーランルージュの青春」公開記念シンポジウムの司会進行役で、やはり「ムーラン」にこだわって話したのデス。(その間、6月4日(土)の中野ゼロホールの試写会でも、あの明日待子さんをお招きして「ムーラン」にこだわってのトークショーの司会を承っている)



 とにもかくにも、昭和6年12月31日コケラ落とし――創立八十周年とうたうムーランルージュのアイドルだった明日待子さん(91歳)がさっそうと登場するのデス。
 現在、日本舞踊五條流宗家として、延べ3000人のお弟子さんの頂点に立つ明日さんのシャッキリとした和服姿とインタビューなどに応じるそのお姿に、ギャラリーは惜しみない拍手を送る――。
 91歳という年齢――アーチストとして颯爽と活躍する明日待子さんの姿は文句なしに清々しい感動をよぶのデス。



 もちろん9月18日(日)のシンポジウムにも登場した明日待子さんは、会場ギッシリのギャラリーに熱い拍手をあびた。



 年齢を重ねるだけなら誰にでもできる――91歳になってもいきいきと活躍する〔70数年前のアイドル〕には、文句なしの現代のミラクルを見る。
 東京/新宿K's cinema TEL:03(3352)2471で上映中の映画「ムーランルージュの青春」で、ぜひ明日待子さんを観て下さい!

 詳細は映画「ムーランルージュの青春」公式HP Link をご覧ください。

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        ケイちゃんの目 ↓

司会進行中の本庄

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:27 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第231回(通算343回)

残暑猛暑のさなかの発作的行動
 毎度申しあげているように、まったくもって〔無趣味〕な男である。
 ゴルフ・マージャン・ケイリン・ケイバ……などまるでノータッチ。
 温泉やご当地グルメが目的の旅もあまり関心がない。
 サケはそれなりに〔たしなむ〕ものの、フツーのショーチューでいい。(もちろん、上等のワインなら大歓迎だし、アルコール度56度なんて中国酒も大いに愛するのですが)



 では、どんなことが好きかというと――。
 朝、4時に起きて(その時間に新聞の朝刊複数紙がくる)、まずはじっくり読む。
 そして、ヒョイと思い立って、そそくさと外出の支度をする。
 近くの西武バス車庫前からAM6:30のバスに乗り、西武池袋線大泉学園に出る。
 行きあたりバッタリで、小手指行きに乗る。所沢で次の飯能行きに乗り継ぐ。ガラガラに空いていて、ノンビリと、気分がいい。
 飯能で、西武秩父行きに乗り換える。これも、空席が多い。
 しかし、オバサンたちのグループがいる場合、ゼッタイ近くの席は避ける。彼女たちのおシャベリは、窓の外の景観などには一切関係なく騒がしく不快だからだ。



 飯能から先の車窓には、針葉樹の丘や小山が現われ、里山ののんびりした風景にはまずココロがなごむ。
 やがて、いくすじもの渓流を越える。その流れを車窓から見下ろすのが大好きだ。幼い子どものように窓にしがみつく。そして、いくつものトンネル。
 高麗(こま)……東吾野。吾野。西吾野。正丸。……そして、終点西武秩父。



 朝食をとらずに家を出たので、駅前の仲見世通りのコンビニで(まだ、午前八時ちょっと過ぎで他の店は開いていない)焼きおにぎりに秩父錦というワンカップ酒を買う。
 仲見世ストリートの縁台でハラに納める。そのチープで、しかも美味なこと。ホロリとたあいもなくいい気持になって、主目的の秩父神社へ。まぶしい日ざしの参道には人っ子ひとりいない。
 境内を掃除する人たちに「おはようございます」と声をかける。
 午前九時には徳川家康が社領五十七石を与えて保護したという由緒ある社殿に、神主さんなどが 全員集合しての朝の定例の儀式が行われた。当方もきちんと礼拝をした。
 「わけへだてなく、みんながしあわせになりますように」



 小生の筆名本庄とは、この秩父と同じ〔武州〕である本庄市の地名である。かつて望田(本名)家の先祖は、本庄の旧中山道でマユの仲買商を盛大に営んでいたが、屋号は〔松坂屋〕。当主の望田信太郎(のぶたろう)は、人力車を乗り継いで、横浜まで商売のために出かけたとか。しかし、その望田信太郎が三十代の初めに急逝して、家業は衰退した――という。
 それで物書き業の小生は放送作家時代は〔本庄一郎〕を筆名としていて、時代小説に手をそめるようになった時から〔本庄慧一郎〕を名乗ったのデス。



 現在、先祖の墓地は、所沢の西武球場に近い丘の上にある。
 これも、先祖が暮らした〔武州〕の地に近いというえにしを重んじたのだ。
 そんなコトもあって、とりわけ秩父という土地に親しみをもつ。
 以前、「秩父夜祭り」という短編小説(徳間書店「問題小説」1995年2月号)を書くので、1 2月3日の祭りを都合3回も取材したコトもあった。



 この西武秩父駅から秩父本線御花畑駅に出る。そして三峰口駅への電車にのる。
 その駅前の食べ物屋さんで、またまた冷酒と天ぷらそばで小憩する。
 そして、三峰神社へ詣でるか、バスで秩父湖へでも……と思案したものの、結局はズルコケて、そのまま帰路についた。
 冷酒のおつまみに供せられたたくわんがことのほか美味だったので、家や子どもたちにと3本買い 求めた。トロトロとほろ酔いでの帰路の電車が実に心地よかった。



 当日の費用は5000円ほどか。小生にはこれが上等のゼイタクなのデス。


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          ケイちゃんの目 ↓

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:34 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第230回(通算342回)

秋冷の季節を待ってのべんきょう

 来る9月18日(日)、記録映画「ムーランルージュの青春」公開記念として、新宿歴史博物館で催される「ムーランルージュ新宿座シンポジウム」の司会進行を承っている。
 詳細はこちら Link をご覧ください。
 というわけで、創業当時――昭和初年代のあれこれをはじめ〔15年戦争〕と称された時代と世相、そして昭和20年の敗戦後までを再チェックした。



 世界不況・経済恐慌/不況・失業/農村の疲弊・生活苦/都市貧民・浮浪者/節約・節電/一致協力・一致団結/疎開・離散/避難・退避/防空頭巾・防災頭巾/被爆・被曝/一家全滅・全財産壊滅/惨禍・惨状/救命・救助/荒廃・荒涼/経験なき現実・忍耐生活/復興・再建――



 あの忌まわしい「暗黒時代への傾斜」の歴史に使われたコトバを拾ってみた。それらのコトバはなんと、現在にそっくりあてはまるのを知った。



 「いつか来た道」という表現がある。
 PKO(国連平和維持活動)として出動する者たちの武器使用に関する民主党政調会長の発言がモンダイになっている。
 相手を殺戮殺生するに可能な武器を所持すれば当然のことながら、反撃・報復は覚悟しなければならないのだゾ――。



 〔原子力〕というとんでもないモノを作ってしまった時代の戦争の結果は、地球全滅・人類滅亡しかないことをほんとうに理解しているのか!
 戦争というモノの真の残酷さ悲惨を知らない者は――とんでもないことを考えるのだ。
 「災難」と「不幸」は「まさか!」と「想定外」をまとって襲ってくる。



 過去の大衆芸能の歴史を語り、考え、検証すること、それはそのまま平和について考えることとわきまえています。

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          ケイちゃんの目 ↓

叔父の映画監督・大伴竜三撮る

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ムーランルージュ新宿座のナマの舞台を観た頃(昭和14年頃)の

本庄慧一郎(胸の名札は本名の望田)



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— posted by 本庄慧一郎 at 01:50 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第229回(通算341回)

中学生の新しい友人のこと

 記録映画「ムーランルージュの青春」(監督田中重幸)にかかわる取材をきっかけに、海城学園の中学生諸君と出会った。
 彼らは「古典芸能部」のメンバーで、伝統の歌舞伎や狂言、そしてとりわけ落語などに強い関心をもっている――といったウレシイ若者たちである。
 リーダーである顧問の川崎先生も確かまだ40歳とお若い。
 「創立八十周年」と銘打った「ムーランルージュの青春」をきっかけにさらにムーランルージュの「実像・実際」と関係者をたどって取材を重ねるメンバー諸君と、それをフォローする先生のチームワークも……快い。
 だいたい、「近頃の若いモンは……」とつい口走る(そのワリには若いモンに好意や関心は大いいあるのダ!)のだが、その理由は、現在、目に見えるモノにしか興味関心をもたないとか、ゲームなどの単純なアソビにしか集中できないとかの、ウスッペラさが気に入らなかった。
 その点、彼らはなにしろ「古典芸能部」を名乗るユニークな中学生なのだから、なにしろ基本的に異なる。
 たとえば――メンバー諸君の中には、落語を演ずる場合の「高座名――芸名」をもっている者がいる。
 その一例で「家家家家家家家」と名乗る者がいる。
 つい「ハテ?何だこりゃ」とクビをヒネった。「どう読むの?」と聞いた。
 答えは「カカカやケケケ」だという。笑ったねぇ!



 このことを、ずっと親しくさせて頂いている桂小金治師匠に手紙でお知らせした。
 さっそく電話を下さった。本年、八十五歳になられた師匠の声は大きく、口跡は明快である。
 「へぇ! そういう中学生がいるの? うれしいねぇ。会いたいねぇ!」



 秋以後、ぜひ、小金治師匠と海城学園中学生の古典芸能部メンバーとの出会いのチャンスをと思っているけど、川崎先生いかがですか?
 昨日、詳細 Link をお知らせした9月18日(日)/新宿歴史博物館における「ムーランルージュ新宿座シンポジウム」でこの中学生諸君が研究発表するのも楽しみです!



追伸 
 みずから引退宣言したシマダシンスケ氏が、会見の席で「自分の美学として……」のようなコトを口走っていた。でも、アレって、「美学」なんて上等なことばは関係ないだろ。しかも、したり顔の関係者や仲間の中にも「彼の美学として……」なんて口走るのがいたけど……笑っちゃったネ。
 カン違いもいいかげんにしなさいよ、まったく。



 そうだ――陸上の走りの競技では(悪意のない)フライングをすれば、たった1回でも失格になるんだぜ、オイ。(8月28日のあのボルト選手のようにサ)



 政治家よ、役人よ、そしてゲーノー人よ、甘ったれるなよ!



追伸のPS 
 それにしても――「やらせ」とか「隠蔽」「あいかわらずの天下り」「データ改ざん」「コソコソ裏取引」などなど「美学」なんてものにほど遠い「うす穢ねぇ人間」ばかりで、イヤになりますねぇ。


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阿佐ヶ谷一番街

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:14 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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