健康の秋・実りの秋・味覚の秋・食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋・芸術の秋・おしゃれの秋――?
秋という季節には、人の気持や思いに新たな意欲や情熱をかきたてる〔ふしぎな力〕があった。
しかし、今回の大震災と原発事故によって、そうした〔自然のもたらす恩恵〕を根こそぎぶち壊された人々がいる――。
いや、その重大な事故の余波や後遺症は、広く日本の社会や、幼い子どもたちの未来にも〔手におえない危機〕をもたらした。
その深刻度は〔66年前の敗戦〕で体験した〔あってはならない悲劇〕に通低するものがある。
一生の住処(すみか)と定めていた土地や家や、そしてさらにかけがえのない家族さえも失った人たちの悲嘆の境遇は――。
公共事業と称されてきた電力事業とそれを経営する組織や者たちのいい加減さが次々とバクロされている。
それでなくても、直接責任のある政治家や官僚や国会議員たちの無自覚や無能や誠意の欠落ぶりにはホトホト愛想がつきた。
それにしても、この期に至っても、天下り役人の〔潜行〕とか、電力と同様の〔公共事業〕の名のウラで、大借金だらけの国の公金を浪費・濫費、ついでに役人OBのような人種が私利私欲を充たそうとするヤカラがあいかわらず跳梁バッコしているが腹立たしい。
さらに放射能禍の深刻さをくり返しレポートするテレビのニュースワイド番組で、耳ざわりな女性のアニメ声のCMや、ひたすらワルハシャギするだけのCM、さらにロリコンファッションの女の子たちがヘソダンスや腰フリダンスなどのカラ騒ぎCMで分断する、あの無神経さは何なのかね?
〔公共事業〕を食いものにする電力会社と現在のテレビ局の体質は同じじゃないかい? (なりふり構わず利益追求にこだわるというコト)
以前は、そのギョーカイに働いていた者としては、腹が立つというより……哀しいねぇ。
地震や津波は、とんでもない災難といえるが、だが、原発を原因とする災禍には、問題なく〔責任を負うべき者たち〕が存在する。
彼らはヌケヌケと責任逃れに専心している!
その種の人間たちを放置していて真の平和などは実現できない。
当方もっぱら〔腹の立つ秋〕デス。
ケイちゃんの目 ↓
初秋の街のスケッチ
好評配信中 着うたフル・着うた「鳥になれたらいいね」楽曲配信の詳細は
こちら

好評配信中 ドラマチック・リーディング「小童夜叉・捨」
配信詳細はこちらを ご覧ください。