「社会&芸能・つれづれ愚差」第404回(通算516回)


「継続は力なり」

*武装平和とは自国と隣国を信頼せず、半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の不和である。
――ニイチェ「人間的な、あまりに人間的な 二部」

*或る国の平和も、他国がまた平和でなければ保証されない。この狭い相互に結合した世界では、戦争も自由も平和も、すべて連帯している。
――ネール「一つの世界を目指して」

(「世界名言事典」梶山健編 明治書院 昭和41年刊より)




戦後70年――「平和」を尊守せよ!

武器・兵器――ミサイルや爆撃機で「人類の平和」など創造できない。




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ケイちゃんの目 ↓

平和の春の鳥


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— posted by 本庄慧一郎 at 02:12 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第403回(通算515回)

とにかく、なんにしても、もそもそと。

●自称、「古書店の倉庫のような……」書斎のデスクに「とにかく、なんにしても、もそもそと」椅子に座る。

●なにしろ、趣味らしい趣味のない不粋な男である。
 ギャンブルだ? 旅行だ? ドライブだ? グルメだ? おしゃれだ? まるでムカンケイ。
 サケはいまでも強いと思うが、ワインがどうのとか、ウイスキーはこうのとか、ましてや、日本酒はアレがいいとか、ショーチューなコレに限るとか……小うるさいことは言わないしね。

●なにしろ、古書店のような……というわけだから、古い本(新しい本だってアルぞ!)を手当り次第にとって、パラパラ頁をめくる。


「猫にかつお節」
  好餌(こうじ)を目の前に置くこと。油断のならないこと。

「渇馬(かつば)水を守り飢犬(がけん)肉を護(まも)る」
  のどのかわいた馬が水の番、飢えた犬が肉の番をする。危険なたとえ。

「He set the wolf to guard the sheep」
  羊の番にオオカミを頼む。

( 「和漢洋対照 ことわざ辞典」西元篤著 昭和37年 創元社刊)より



●このフルーイ本の頁を拾い読みして「フフフ」とひとり笑いをする。(キモチ悪い?)でも、そんな現象はスグに消えて、ムッとしたね。

●そういう状況が「現在」にあるのダ。

●何となく「積極的平和主義」(本来の意味とは異なる?)なんて唱えながら、ヌケヌケと「戦争できる国」にしようとしている男のことを思い出してネ。

●防衛予算を増大させ、武器輸出を積極推進する――なんて男が政治の中枢にいるでしょ?

***

●それにしてもわが愛する書斎のデスクで、こんなコトしか考えられない男なんて……どうしようもないネ。

●習慣は第二の天性なり。
            ――キケロ/ローマの政治家
●習慣は危険の姉妹である。
            ――ツォーツマン/ドイツの詩人



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ケイちゃんの目 ↓

春を待つ石神井です

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— posted by 本庄慧一郎 at 11:49 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第402回(通算514回)


あるおばあちゃまの言葉ですけど。
 
●「にんげん――その生身のからだに、『モノ』を入れたり出したりする様子を他人様、世間様に晒すコトはとても恥ずかしいのだよ」
 これは、ごく親しかったおばあちゃまの教えであります。

●ソレは、どういうコトなのかとそのつど、考えていました。

●「生身のからだに『モノ』を入れたり出したりする」……?
 あれこれありますよネ。

●食べ物を口に入れる。その結果としてのフンも小便もコレにあたる。
 これを他人や世間に晒しては……そりゃナイよね。

●「生身のからだにモノを入れたり出したり」? そうよなあ、男と女のナニも、そういうケースにあてはまるか。
 特殊な趣味のお方は「誰かに見てもらいたい」となるんでしょうけど。

●そうだね――年末年始の集まり(宴会など)で、サケをかぶ呑みしたあげく、駅やホームや電信柱のかげでゲロしてるヤカラも、手におえないハレンチ漢だ。

●もっと言えば巨費を投じて(入れて)、あげく処理不能の汚染土を垂れ流す原発施設も……醜態の極致だね。

●からだの内部(内臓やさまざまなパーツ)などの手術も原則として公開はしないし、公開なんかするコトなどあり得ない。

●考えると「それらしき例」はいろいろあるけど、やっぱり人の前でバクバクとモノを食うお方って、どうしても上品には見えない。

●最近のテレビでは、やたら「モノ食うヤツ」が大写しになるネ。
 「グルメ」だ「旅」だ。「お得なサービスランチ」だ。「驚異のデカ盛り」だ。「ビックリ大食い」だ……。意地汚いとしか言いようがない。

●こちとら、かつての商売柄のせいで、ちったあフォーマルなテーブルで○○料理のフルコースというのをつきあったけど……とりあえずのコトはやってきた。でもつまるところ、アレってかったるいねぇ。

●かと言って、テレビカメラの前で、大口あけてバクバクしてさ「うまッ!」とか「ヤバッ!」(?)なんて言ってるヤツの品性のなさ……イヤだね。

●世界中に栄養失調でヤセ細っている子どもたちがいる。餓死する子らがいる――という記録や映像を見る。ああ!

●ナニ? マグロやカニが食べられなくなる? フーン。

●でも、ぜいたくをぜいたくと思わなくなった人間も……ああ! やはり、イヤだねぇ。

●エアバックが破れて「金属性部品」が飛び出し、即席やきそばのパックから「ゴキブリ」が……出てきたのだから、世の中、「入れたり出したり」なんだ、やっぱり。

●かと思えば、プラスチック片、ビニール片、虫や歯(人間の?)などなど、異物混入事件は続発している。

●レディたちの美容整形とやらも「入れたり出したり」だよねぇ。バストに「何か」を注入してふくらませる。かと思えば、お腹のムダな脂肪を吸い出す。

●額にアブラ汗をしたたらせて、5000万円(のダミーの紙束)をバックに「入れたり出したり」していた前都知事イノセ氏もコッケイで哀れだったなぁ。

●スーパーやコンビニ店などで、あれこれ万引きした人が、ウラの部屋に連れて行かれ、ポケットやバッグからその商品をシブシブ出す……あれも「入れたり出したり」の情けない構図だよねぇ。

●そういえば、手術室の医療スタッフが手術完了のスナップ写真を撮って(Vサインなんかしてる!)モンダイになっていたな。
 やっぱり、生身のからだに何かを入れたり出したりする手術室でのVサインはないだろうに。

●テレビ視聴率1%は100万人とか言われてたね?
 そのテレビカメラの前で、口パクパクして、羞恥心のカケラもないなんて……やっぱりハレンチだと思いません?



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ケイちゃんの目 ↓

奈良? こちとら練馬・長命寺


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— posted by 本庄慧一郎 at 11:31 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第401回(通算513回)

「箱根駅伝」という新年明け。
 
●「時代」を変質させ変貌させようとする気運を危惧する昨今ですが、この新しい年2015年が皆さんにとって実りある年になりますよう念じております。

●10年前、晩夏から年末にかけて、ギラン・バレー症候群とやらを罹病し、リハビリに専念した。以来、年始のごあいさつ状も欠礼しております。
 でもいまもって、大勢の皆さんから賀状を頂きます。
 このホームページをかりまして、心から御礼を申しあげます。
 ありがとうございます。

●ムカシから年末年始(クリスマスイブとやらもふくむ)にかけてのワルはしゃぎ、バカ騒ぎムードがとにかく苦手でした。

●その点、石神井三宝寺池周辺のカントリームードは相変わらずで、心からありがたく思っております。

●とにかく、年末年始のTV番組のワルノリ芸人たちの跳りょうは敬遠する。が、正月2日、恒例の「箱根駅伝」は格別の思いで見る。

●まず、「こんなもんでいいんだ」といった世の中をナメたような顔が出てこないのが快い。

●実は、「箱根駅伝」にはちょっとハズれた「本庄流こだわり」があるのだ。
 というのは、以前――ある期間、箱根湯本に住んでいたことがあるからだ。

●住んだ場所は、箱根奥湯本の自然湯の「源泉」の近くだった。
 父親の仕事の都合で、やむなく住むことになった場所だった。

●決して、「ゆとり」や「ぜいたく」などに関わりのない止むを得ないコトだった。
 けれど、全国でも有数の温泉地に住んだことに違いはない。

●当時のことをあれこれ思い出すと……さまざまな思いが熱く交錯する。

●箱根という地(観光地ではない)には、いくつもの記憶がある。
 というワケで、「箱根駅伝」で中継される道すじや風景には毎回、格別の思いをもって魅きつけられる。

●小田原、国府津、大磯、平塚……そう、いっとき平塚にも住んでいて、大磯の松並木なども忘れていない。

●小田原の初夏はいつも「巴旦杏(はたんきょう)」(スモモの一種)の愛らしい実が店頭に並んだ。いまはたしか「プラム」と呼ばれているか。

●大磯と平塚の間には花水川が流れていて、大磯側の小高い山「こうらじ山」と呼んでいた。
 現在は公園として整備されていて湘南一帯の景観を楽しめる展望台になっている。

●先年、広告業界で親しく付き合ってきたフォトグラファーの鈴木武男さんに招かれて(鈴木さんの別宅がこの高台にある)この高台に立って熱い感慨を得た。

●そういえば、あの「駅伝」というリレーを眺めていて、毎年、さまざまな感慨をもつ――。
 今年は「人生での仕事には、リレーはないなぁ」だった。

●「自分以外の者との直接の勝負はないし」だった。
 「日本脚本家連盟」にも「日本放送作家協会」にも同業者といえる方々は大勢いらっしゃるが、「駅伝」や「長距離マラソン」のようにタイムや順位を争うようなコトはない。

●それぞれの各人が、つまるところ、「自分流」の方法論で「自分の道」を歩いているのダ。

●2〜3年の時間差はあるけど、「物書き業同期」として歩んできた阿久 悠さん、井上ひさしさん、青島幸男さんたちは目ざましい仕事を遺されて……早々に逝った。野坂昭如さんはどうしたろう。永六輔さんは……? 五木寛之さんは健筆をふるっておいでのようだが。

●それにしても――
 真剣で真摯なスポーツには「こんなもんでいいだろう」のようなカオが皆無なので、なにより気持いいね。



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ケイちゃんの目 ↓

京都? こちとら杉並区観泉寺

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:43 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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