現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
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浅草にはこだわってやってきた。
●父親の影響と感化
父親は、ずっと「芸人」に憧れていて、講談は自作自演の股旅ものなどを東京近郊の温泉ホテルに出張って演じていた。
趣味としてである。
幼い頃は、浅草に連れていかれて演芸ホールや女剣劇の舞台。そして、上野や人形町などのあちこちにあった寄席へもなじんで育った。
それにつけても アタリマエのことながら浅草になじんで「わけ知り顔のマセガキ」として育った。
●物書き業を志してからも――
川端康成の「浅草紅団」をはじめ、浅草カラーの濃い高見順作品などを集中して読んだ。
酒を飲むようになってからは、神谷バーだった。先代社長と親しかった。
それにつけても 「かっぽれの櫻川ぴん助」さんともとことん親しくしていて、浅草公会堂では「櫻川ぴん助のかっぽれ祭」の企画・構成までやったもんだ!
●当然、浅草出身の俳優たちと――
浅草関係の資料はとことん読みあさったし、渥美清をはじめ、浅草出身の芸人たちには応援を惜しまなかった。
そして、現在「電子書籍」でかつての浅草のことを書くことになっているので、気持よくあれこれの仕事をしているが――。
それにつけても 浅草といえば、あの「ビートたけし」の出身地!
●「週刊新潮6月27日号」を読んだ。
記事の内容が事実だとすれば「たけし」も……ガッカリだぜ。
「5年ほど前から彼は変わってしまった」(文中の一節)フーン!
「200億円の離婚」の活字は、ただシラケるゼ。
で、ヘタな川柳を一句――。
それにつけても 「殿」なんて呼ばれて……ねぇ!
●「ヨシモト」のお笑い芸人たちのこと。
ついでのことに「ヨシモト」所属の芸人たちの「闇営業」とやらにからむスキャンダルもねぇ!
昔の「色物」の芸人には、テレビなんて稼ぎ場所はなかった。「200億円の慰謝料」ハハハ。
それにつけても テレビ、マスコミでハヤシ立てられるとチープな芸人はコロリといい気になるねぇ。情けないねぇ。
●それにつけても――
たけしさん、あのさあ、ふるさと浅草が泣いているよ!
各書店の余美太伊堂文庫のページへとびます。

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