現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
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スキだねぇ! 皆さん。
横浜市で「IR/統合型リゾート」(公認賭博施設)建設を推進しようとしている女性市長と、それに反対する市民らのニュースをTVで見た。
激減する税収入の挽回をという理由だ。
江戸時代の「アウトローたち」は、丁半バクチの賭場をせっせと開いてその収入(みいり)をアテにして暮らしていた。
資料としての「賭博」の本はごっそりある。
「2匹のゴキブリ」を戦わせて勝敗を決めるというのがある。
「コオロギ2匹の対決」など「へえ!」というバクチはいろいろあるねぇ。
人間という「生き物」をオリに入れて金を賭けて騒いだという記録もある。
かく申すワタシは、3年ほどサラリーマンをやった。(コピーライターをマーケティングから学ぶため――と、エラソーな理由を前にのべた)
現在はどうか知らないが、サラリーマン諸君はセコセコ賭け事をやっていたねぇ。(ゴルフ・麻雀・カードなどなど)やたらやっていた。
百円硬貨の「ウラ・オモテ」などは「柄が合うか合わないか」で勝負する。3人、5人が参加する場合は「独り、柄の異なる硬貨をだした者」が総取りだ。「柄」がバラバラの場合は、プールしておいて次の勝者がプール金を総取りする。バカにならない金額になった。
サラリーマンや、後の制作プロデューサーだった頃、慰安旅行の夜などには(イヤイヤ)そんなゲームに仕方なく付き合ったよ。ザクザク百円硬貨を集めた――けど、立場上、その金はすべて「飲み代」の援助金にしたネ。
ふり返れば、ずっと関わってきたマスコミ芸能界では危なっかしい場面(いかがわしいクスリとか)とはのべつ背中合わせだった。
それにつけても 「マジメ取ったらガラしかのこらない」と自称するボクは、それらしいコトには一切深入りしなかったゼ。
「うぐいすや初音を聞いたら小千両」
つまり、大広間に梅の花の盆栽を二つ置き、うぐいすを放つ。そのうぐいすが、どちらの梅の花にとまるか(そして、ホーホケキョと鳴くか)で勝負を決める――という江戸時代の賭け事でアル。
優雅といいたいが、ほとんどバカだねぇ!
本庄慧一郎(望田市郎/本庄一郎)
作品コレクションシリーズ
作詞:望田市郎 作曲:木山みづほ 歌:木山みづほ
『風ぐるま』
風にこがれて 風ぐるま
風を慕って 風ぐるま
風に媚びてる 風ぐるま
風を待ちわび 風ぐるま
西風にあそばれ 風ぐるま
東風にふられて 風ぐるま
北風に背かれ
南風に逃げられ 風ぐるま
〈せりふ〉
「おんなは 風ぐるま
でも、あんまり
優しい風にめぐりあえない。
この世はたいてい
あの母親の乳房のように
あたたかくも優しくもない……」
風にこがれて 風ぐるま
風を慕って 風ぐるま
風に媚びてる 風ぐるま
風を待ちわび 風ぐるま
風にはぐれた 風ぐるま
ひとりぼっちの 風ぐるま
風にはぐれた
ひとりぼっちの 風ぐるま
作詞:望田市郎 作曲:立原摂子 歌:木山みづほ
『吉野のさくら/さくら・女人幻想』
いざや吉野 山の吉野
さくらだよりに さそわれて
めぐる時の 想い熱く
あゆむ小徑に かげゆれる
〈せりふ〉
「吉野山のさくら
裾野の千本 中の千本
上(かみ)の千本 奥の千本……。
十万本のさくらよ!」
いまは吉野 花の吉野
こころ千筋(ちすじ)に 乱れそめ
惑いさまよう 乳房おもく
花はたわわに 咲き匂う
〈せりふ〉
「さくら木には
神さまが宿るとか
人の想いが生きているとか……。
それを……信じています!」
そして吉野 昏(く)れる吉野
一期一会 生きるとき
風よ吹くな 雨よ降るな
月もおぼろの 花ひと夜
あの日の西新井大師
各書店の余美太伊堂文庫のページへとびます。

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