現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
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去年今年貫く棒の如きもの――虚子
●この虚子の句を、年の暮れに何度か書き記した。
年末年始――時が流れ、新しい年がめぐりくるのは当然だ。
心静かにもの思うひとときとうけとめている。
かつて、放送作家やコピーライター時代は、世間サマの「長期休日」に合わせて、年末には何倍もの仕事をして備えた。
そのせいもあって、正月は疲労コンパイをいやす休息日だった。
●練馬の石神井三宝寺池になじんでン十年――冬ざれの池や森や林の風情に親しんで、どっぷりつかってきたマスコミのノイズをすっかり洗い落とすのが、「物書き業そろそろ60年」の男の「精神健康法」である。
●それにつけても (あらためて書く)昭和20(1945)年、「爆死か餓死か」の「東京の小学校6年生」は、唯一無二の志望であった放送作家/コピーライター/TVCM制作プロデューサー/舞台脚本家/時代物小説家、そして現在、電子書籍「余美太伊堂文庫」店主として生きてきた。
ぼくにとっての「棒の如きもの」は、熱くて、しぶとい!
●2020年上半期 電子書籍新刊予定

生きてきた 熱い棒のように 生きてゆく ――深実一露
2020年も、よろしくおつきあい下さいますように。
最敬礼!
本庄慧一郎(望田市郎)
本庄慧一郎(望田市郎/本庄一郎)
作品コレクションシリーズ
CF、ラジオCMと共に、CMソングの企画・制作も担当した。
作詞:望田市郎 作曲:八木正生 歌:北原ミレイ
『名前で呼んで』
帰っておいでと言う声を
背中に聞いたこともある
この手にあふれる 幸せを
黙って捨てたこともある
なのにふとしたはずみのあなたとは
ああどうなってんの どうなるの
いいじゃないの いいじゃないの
酔わせてほしい
名前で呼んで あしたから
約束なんかしないのさ
あしたはあしたの風が吹く
泣きたい気持をほほえんで
無理して鼻唄 歌ったよ
なのにふとしたはずみのあなたとは
ああどうなってんの どうなるの
いいじゃないの いいじゃないの
男と女
名前で呼んで あしたから
思い出ばなし なにもない
生まれた町も もう遠い
だけど大事に抱いてきた
素直な心のひとかけら
なのにふとしたはずみのあなたとは
ああどうなってんの どうなるの
いいじゃないの いいじゃないの
酔わせてほしい
名前で呼んで あしたから
作詞:望田市郎 作曲:三木たかし 歌:小林幸子
『はなれたくない』
裸足で砂をふむ 子供のように
気持をはずませて かけてきたのよ
光りのさざ波に 包まれながら
とじたまぶたにも 口づけほしい
逢いたくて逢いたくて 身もほそる
別れる今から もう恋しくて
はなれたくない はなさない
迷ってさまよって 風になぶられて
ようやくやさしさに めぐりあえたの
あなたのぬくもりに 抱かれていれば
つらい季節の想いもきえる
このままで このままで 二人きり
ことばを忘れて ただ夢のなか
はなれたくない はなさない
なぜなのはじめての日のように
わたしのこの胸は 震えるばかり
もしもあなたに はぐれたならば
そうよこのまま 死んでもいいの
いつまでもいつまでも この時を
またねのことばが ああ つらくなる
はなれたくない はなさない
作詞:望田市郎 作曲:三木たかし 歌:原あつこ
大阪ABC歌謡グランプリ新人賞('79)
新宿音楽祭銅賞('79)
11PM有線大賞新人賞('79)
全国有線放送大賞新人賞('79)
『燃える想い』
裸足で砂をふむ 子供のように
気持をはずませて かけてきたのよ
光りのさざ波に 包まれながら
とじたまぶたにも 口づけほしい
逢いたくて逢いたくて 身もほそる
別れる今から もう恋しくて
はなれたくない はなさない
迷ってさまよって 風になぶられて
ようやくやさしさに めぐりあえたの
あなたのぬくもりに 抱かれていれば
つらい季節の想いもきえる
このままで このままで 二人きり
ことばを忘れて ただ夢のなか
はなれたくない はなさない
いつまでも いつまでも この時を
またねのことばが ああ つらくなる
はなれたくない はなさない
作詞:望田市郎 作曲:三木たかし 歌:横山みゆき
『燃える想い』
裸足で砂をふむ 子供のように
気持をはずませて かけてきたのよ
光りのさざ波に 包まれながら
とじたまぶたにも 口づけほしい
逢いたくて逢いたくて 身もほそる
別れる今から もう恋しくて
はなれたくない はなさない
迷ってさまよって 風になぶられて
ようやくやさしさに めぐりあえたの
あなたのぬくもりに 抱かれていれば
つらい季節の想いもきえる
このままで このままで 二人きり
ことばを忘れて ただ胸のなか
はなれたくない はなさない
いつまでも いつまでも この時を
またねのことばが ああ つらくなる
はなれたくない はなさない
毎年、この石神井三宝寺の除夜の鐘を聞いてン十年
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