現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
命あるものの、匂い、香り、そして悪臭。
●そういえば――
前後のみさかいもなく、あれこれの常識めいたもの一切をかなぐり捨てて、その場に土下座して、ひたすら「お願いします!」と頭を下げたくなる女性(にょしょう)が……稀にいらっしゃる。
もちろん男たる者、めったに土下座して頭を下げるなんてコトはしない。けど、そういうアクションをしたことはない――というのは、こりゃ、男としては不幸だというコトでもあるのじゃない?
●そういえば――
猫には猫の、犬には犬の……そして、人間たる男にも、女にもそれぞれ固有の匂いがある。
最近「香害」とやらで、過度の匂いや香りが問題になっている。
夜の巷の(たとえば新宿歌舞伎町などの)おイロ気遊びの店などでは、ホステスのキツイ匂いの香水が客の男に移り、その香りが原因で夫婦不和……なんてコトはザラにあるね。「いい女」の匂いや香りというものは、特にコレといったキツイ匂いや香りではない。ワカル者にはワカル。鈍感な奴にはまったくわからないのだよ。
●そういえば――
舟木一夫のヒット歌謡の「学園もの」とは別物の政治首脳の連中がらみの「学園もの――森友、加計など」にかかわる大臣やその関係役人たちの「異臭」はむしろ「悪臭」として社会に充満したね。
それは、現内閣不支持率として現実化する主因となった。
そして、今回の第3次安倍第3次改造内閣という、これまた腐臭フンプンたる作業に連動しているぜ。
●それにしても――
ワケ知り顔の政治ヒョーロン家たちの解説は、ナンセンスそのものだが――自民党の派閥だの○○派だのと、不明朗と腐臭にまみれたワケ知り顔の「分析」などなど、ずばり「語るに落ちる」阿呆コメントそのものだ。
その政府と自民党にかかわる内部事情と構造は、街のダニとくくられるヤクザ集団の主導権争いそのものだよ。
いや、イザの時にはイノチをかける彼らと違って、政治屋たちは「ヒン曲がった自己合理化」を駆使してさっさと逃げるがね。
●そういえば――
大きな声で言ったことがないが、「やましい」「いかがわしい」「うさん臭い」といった人間はマスコミ芸能界にも、うんざりするほどウヨウヨしていた。
いくら上等のスーツをまとっていても、高価なアクセサリーで身をかざっても……言葉遣いやマナーは申し分なくても、つまるところ「うさん臭い――生きものとしての悪臭」はしっかりと判別できるぜ。
●そういえば――
本庄慧一郎(望田市郎)は、正直、ぶっちゃけて言えば「神経質で小心者で、自己中心的で……つまりはヨワムシ」と自己分析してきた。
でも、芸能・テレビ等のマスコミ業界では「協調性がある」「親和力がある」などと、ワリとヒョーバンがよかったのは事実。でも、それもこれも、小面倒なヘンな奴と関わるのがとことんイヤで、過度の自己防衛本能で身固めしたせいだよ。
●そういえば――
やっぱり「人間としての心の根っこが腐っている者は、とんでもなくイヤな悪臭がある」と断言する――と、あらためて声を大にして言う!
●そういえば――
「男の5大臭を消す」と喚く化粧品(?)のCMがあったが、「男たちの浅はかで俗っぽい欲の根源を絶つ!」という薬効のある製品は出来ないのかね。
え?「強力ゴキブリ退治」のスプレーで間に合わせろ?
ソレじゃ効果がないから頼んでるんだけど。
それにしても近頃の女性議員たちもまた――手に負えないほどにヒドイのがいるねぇ。ああ。
●それにしても――
今回の「内閣改造」というのは――「街のダニ」と称されているコワイおじさん集団の(たとえば)「小頭」を決めるようなうさん臭さがずっとつきまとっている。
当事者たちも、周囲でガヤガヤ言っている「ワケ知り顔」の連中も、「良識ある国民」とはほど遠い「とんでもないズレ」にうす汚れていると思いません?
正直――あの風景って「汚水沼のワル猿たちのサバイバル」と思えてなりませんよ!
館山見物海岸/家族で遊んだ海