「社会&芸能・つれづれ愚差」第502回(通算614回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露


●あらためまして――
 2017年。どうぞ、あいかわりませずご交誼のほど、よろしくお願い申しあげます。
                                    本庄慧一郎(望田市郎)

●それにしても――
 挑戦と挫折。成功と失敗。繁栄と堕落のフィールドで。
 そして着実と持続――半世紀以上「文筆業」を続けてきました。

●それにしても――
 「爆死か餓死か」の現実をくぐりぬけた世代です。
 思えばずっと「日本語の表現」を主体に(曲りなりにも)生活してきました。
 戦後の民間放送のラジオの仕事。そしてテレビ開局。
 さらにラジオ、テレビCMの制作。またCM音楽の作詞や制作――その作業を忌避して活字の世界へ(小説や舞台脚本など)。

●それにしても――
 かたくなな「文筆業」へのこだわりを手放さずにやってこられたのも「平和」という時代があったればこそ――と認識しています。
 「平和」――多くの犠牲者を出した戦争という「非常時」を経て手にしたこの貴重な「現在」を破砕するようなことがあっては絶対にならない! そう念じての2017年の始まりです。




みさきけいのポケットブック

  時はゆっくりと流れる
  またかすかに身じろぎをする

  愛する人がいますか?
  信じる人がいますか?
  そして、現在の自分を
  愛し、信じてくれる人がいますか?





深実一露 詞句
―― 五七五のめもらんだむ ――

狂騒よ テレビメディアの 去年今年(こぞことし) 一露









P.S.
 年末新年にわたるテレビマスコミのナンセンスな狂騒はただ疎ましい。
 2日の日の恒例「箱根駅伝」は心して観る。
 それは、生まれ育った東京を起点に箱根までのコース線上に、おのれの人生と濃く関わる場所に「再会」できるからだ。
 東京――横浜――平塚、大磯、小田原――湯本塔ノ沢――箱根(芦ノ湖)。忘れられない「価値ある記憶」があって。

 今年も青山学院大学の優勝だ――その勝敗よりも、原監督のメッセージを評価する。
 『学生は速ければいいのではない。社会に出てから箱根以上の輝きを放つ選手を育てたい』(東京新聞2017年1月4日「この人」欄より)
 『一流選手よりも、一流の社会人を育てたい』――というコンセプトこそ、意義のあるスポーツだと。
 青学チームの監督を引き受ける以前、いくつかの挫折を体験している原監督の言や良し!





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ケイちゃんの目 ↓

あけましておめでとう。まず、火の用心。


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— posted by 本庄慧一郎 at 11:43 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第501回(通算613回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露


●それにしても――
 福島原発に関わる責任会社東京電力の何と無責任でハレンチな対応よ!
 かの無用の長物「もんじゅ」についての対応もまたどうしようもなくデタラメだね。

●それにしても――
 築地移転と豊洲の件も、根っこからデタラメだよね。

●それにしても――
 オリンピックのことにしても、金欲ボケのじじいがウヨウヨしていて……そう、都議会にまつわる腐臭も始末しなくては!

●それにしても――
 人を殺して穴に埋めたり、風呂場で刻んでビニール袋で捨てたりと……市井にもクレージーな者が横行している。
 思考回路がショートしている人間がウヨウヨしているぞ。

●それにしても――
 沖縄の基地問題――政府や高等裁判所の対応のいいかげんさよ。
 何だ? 「ひとの痛みがわかる」?

●それにしても――
 沖縄辺野古の問題――とにかく「墜落オスプレイ」の問題もふくめて現政府の対処にはハラがたつね。




みさきけいのポケットブック

   時はゆっくりと流れる

   またかすかに身じろぎをする


   叱らるる人うらやまし年の暮れ 一茶




   時はゆっくりと流れる

   またかすかに身じろぎをする


   貧すれば鈍の一茶の忌なりけり 万太郎

    (陰暦11月19日/一茶忌)





深実一露 詞句
―― 五七五のめもらんだむ ――


    大繁殖金呆け妄者のしたり顔 一露




雑誌『東京人』連載(1987〜1991)を書籍化した、
『東京ろまんちっ句』著 望田市郎 1996年 冬青社刊より


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ケイちゃんの目 ↓

書斎からの眺めと師走12月の眺め

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— posted by 本庄慧一郎 at 12:15 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第500回(通算612回)



あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露


●それにしても――
 福祉や年金の予算等を減額し、防衛費等を増大させ、なおかつ、カジノ等を振興させる「悪法」を多数決で強行する――。
 そのコトに専心する者たちの顔や行動に「狂い」を感じる。

●それにしても――
 「詭弁――外見上はもっともらしい推論で、形式上や内容上の虚偽をふくみ、多くの場合は相手をあざむいたり(略)/広辞苑」を押し立てて、堂々とまかり通る政治やたちの跳りょう。情けない社会だなぁ。


***

みさきけいのポケットブック

 時はゆっくりと流れる
 またかすかに身じろぎをする

 菅沼定憲氏(放送作家)
 波岡隆司氏(アートディレクター)
 あまのとしや氏(フォトグラファー)
 同時代を生きてきた僚友たち、逝く。合掌。






深実一露 詞句
―― 五七五のめもらんだむ ――

   1997年秋八句(ほぼ10年前の五七五)
 〈一〉短日や 無知蒙昧の 大臣の眼
 〈二〉生き急ぎ 死に急ぐ人よ 空(から)の蝉
 〈三〉友が逝く 幸せもどき 梅もどき
 〈四〉末枯(うらが)れの 風の行方よ 野良の猫
 〈五〉バイオレンス映画 疎まし 茶碗酒
 〈六〉淫売婦に 見える女ばかり 夏果つる
 〈七〉接吻という 言葉ありけり ちちろ鳴く
 〈八〉喧騒と 虚の町捨てて いのこずち

         ――○――

  ◇ひたすらに 卑しいだけの グルメ顔
  ◇あの人も この人も堕落して もう師走




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ケイちゃんの目 ↓

水鳥たちとの和みに深呼吸

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— posted by 本庄慧一郎 at 03:17 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第499回(通算611回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露


二足のワラジをはく

●つまり――
 江戸時代、ご禁制のバクチ場を開設してるヤツが、同時にソレを「十手」を持って取り締まる役目をになっていた――という大ムジュンのことだ。

●つまり――
 「二」のつく言葉は二枚目はともかく、その他はロクなのはないね。
 二重人格、二重帳簿、二重生活、二重面相、二重外交、さらに女性が敬遠する二重アゴ。二段腹というのもある。
 そして、最近の政治屋どもの二枚舌!

●つまり――
 世界の平和を口にしながら、自衛隊の海外派遣を強行するのが政治屋どもの二枚舌。
 さらに「家族そろって楽しめる」とアベさんのいう「ギャンブル施設開設」の愚挙。

●つまり――
 民主主義の「多数決――良識ある多くの人々の同意」を悪用した、これは暴挙暴走に他ならない。
 現在、隣国韓国での騒乱――政治屋の利権とカネがらみの、そしてイビツな芸能人たちの跳りょう等の醜態は、ひと皮むけば現在の日本と似たようなコトといえないかね。

***


●昨日、「12月8日」――75年前、日本のリーダーたちの浅慮とゴーマンとで火を点じた太平洋線勃発の日だ。
 多くの日本人と、そして多くの世界の人々の命を犠牲にして手にした「平和」をないがしろにする者たちが跳りょうしている昨今――!!!

●絶対に平和でなければならない! 屁理屈でねじ曲げられた「平和」は、つまるところ大量殺人と破壊と地球の破滅に直結する!




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ケイちゃんの目 ↓

心やさしくなる午後


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— posted by 本庄慧一郎 at 02:19 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第498回(通算610回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露



「多数決」という名のエセ民主主義!

●それにしても――
 現アベ政権のやっていること、やろうとしていることのあれこれが納得できない。それは「多数決」という民主主義の原則ルールを「逆用」したアナログ暴走政策のオンパレードだぜ!
 高速増殖炉もんじゅという膨大な「浪費」を注ぎ込みつづけて、それでもなお「実証炉」とやらの新建設を――と、とにかくアタマ、大丈夫か!
 害毒をまき散らす「使用済み燃料」は雨ざらしのままで――!!!

●それにしても――
 「カジノ法案、突如浮上!」だと? シンガポールのカジノをチラと見てきたアベさんが「日本の成長戦略の目玉になる」とほざいた。(朝日新聞2016年12月1日付)
 こんなコトで「成長戦略の目玉?」か、オイ!

●それにしても――
 ひたすらふくれあがる防衛予算や不透明なカネでグズグズなオリンピック問題――その反面、高齢者の医療費問題。加えて年金・介護・子育て予算冷遇の現実にハラを立てる。
 飽食ボケの日本人たちは、韓国の民衆のような批判眼や判断力が欠落しているのだよ。

●それにしても――
 「穢いカネはプールしておくと腐敗して、その毒素が人間をダメにする」というが、かの「政務活動費」のルールを悪用して私腹を肥やしている国会議員をはじめモロモロのセコイ地方議員たち――これらのうす汚い奴等を、カミサマどうかトコトンやっつけて下さい!(来世は地獄だ!)

●それにしても――
 この社会、セコイ人間ばかりで、ハラが立つねぇ。でもね、そのおかげでコチトラの心はつねに活性してイキイキする! なんて言ってみたりしてサ。



みさきけいのポケットブック

時はゆっくりと流れる
またかすかにみじろぎをする

まじめにつましく暮らす人々には
せつなく辛い師走――12月
おのれの現在も未来も見定められない
愚かな者たちがワル騒ぎバカ騒ぎする季節







深実一露 詞句
―― 五七五のめもらんだむ ――

◇ バカ酔いに あいつ悪酔い 狂い酔い
◇ 億兆の 公金にたかる ウジダニ仮面
◇ 責任とは 「感じています」で コトが済み
◇ 有閑の バアさん勇敢 ああ憂患
◇ 粘膜を 晒してモノ食う 女ども
◇ 能なしは 痴漢かっぱらい 詐欺横領
◇ 政活費 チョロチョロごまかす ウジ偽員
◇ 2万円の 食事代は常識と クソ欺員




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ケイちゃんの目 ↓

石神井(村)/里の秋



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— posted by 本庄慧一郎 at 11:28 am  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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