ドラマチック・リーディング「小童夜叉・捨」 第三章の配信スタートいたしました。

「小童夜叉・捨 第3章」のケイタイ・パソコン配信が下記サイトにて開始いたしました。

第1章・第2章もひきつづき好評配信中です。

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       イラスト/中野耕一



各サイト共通データ↓
アーティスト名:本庄慧一郎
アルバム名:小童夜叉・捨 第3章

楽曲名:
 カッパになった捨(上)
 カッパになった捨(下)
 おみよの涙と怒り(上)
 おみよの涙と怒り(下)
 向こう見ずの三吉(上)
 向こう見ずの三吉(下)
 お願い!神様ほとけ様(上)
 お願い!神様ほとけ様(下)
 宵闇とおばば(上)
 宵闇とおばば(下)

MUSICOは無料試聴ができます。

MUSICO↓
http://musico.jp/contents/contents_index.aspx?id=t10LFR Link




その他配信中の携帯サイト
(docomo、au、SoftBankの3キャリア対応)


mero.jpうたフルhttp://mero.jp/singer-detail_15018.html Link

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QRコード



なお、他ケイタイ・パソコンサイトの第3章配信も順次追加されます。

— posted by 本庄慧一郎 at 11:47 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第183回(通算295回)

15年前のメモランダム

(シリーズ2)
 先週に続いてのその2をどうぞご笑覧のほどを。

 のほほんとペット愛好社会の親殺し
 カッとしてムカつきイラつき人殺し
 母を絞め子を殴殺(おうさつ)し父を刺し
 政界に除菌を国民に抗菌を
 神だのみ仏だのみとは情けない
 定年やマリオネットの四十年
 大蔵省ダラク役人のアジトかと

 浅知恵と悪知恵まぜて猿の知恵
 毛が三本足りない猿と多い猿
 嘘をつく自覚のない猿狂気の目
 赤じゅうたんのさばり歩く猿軍団
 放し飼い老若雌雄猿の群れ
 皮袋血膿(ちう)みで満たす痴呆猿
 ぐじゃぐじゃと偽り固めのうそ人生
 冷蔵庫死体保存が流行なり
 プライベート暴いて〔感動のテレビ〕だと
 公的という名で使われる〔汚れ金〕
 木偶(でく)にした自分を哀れむ泣きっ面
 欲まみれカネ恥まみれの人が逝く
 一度きりの人生に刻む〔前科者〕
 早呆けの曖昧喜怒なし哀れあり
 虚偽手錠拘置所裁判車椅子
 欲呆けの方から地獄に行きなされ
 事故殺人 変節金欲 世紀末
 高齢者(じじばば)の心中ありて寒ざくら
 晩節ということばありけり冬の霧
 欲呆けは六道の辻で蹴っころび
 欲呆けと堕落で迎える開戦日(十二月八日)
 醜きは身のほどしらずの悪はしゃぎ
 中学生売春をうそぶくしたり顔
 買春と回春・懐春また悔悛
 ムシャクシャが動機とうそぶく凶悪犯

P.S――新刊のご案内

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 「はぐれ同心御免帖 勝手斬り Link 」(学研M文庫)が発売されました。
 どうぞご高覧のほどを。
 書店店頭・インターネット書店(Amazon等)でも販売中です。







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        ケイちゃんの目 ↓

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  天井の星空/地下鉄赤坂見附駅通路

— posted by 本庄慧一郎 at 01:41 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第182回(通算294回)

15年前のメモランダム

 書斎は、資料のための本・雑誌・新聞、そしてメモなどの山です。
 必要な本なども行方不明になって終日、ワサワサと探し回ったりしているテイタラク……。
 そんな時、忘れていた古いメモ帳が出て来たりしますが、昨日こんな内容のメモを再発見しました。
 その内容からして「戦後50年目――1995年」つまり15年前のメモですが……どうぞ、ご笑覧のほどを。(世の中、チットモ変わらないのネ)

(シリーズ1)

 内閣は能なし顔の見本市
 温暖化ぜいたくとムダの負の遺産
 セクハラと男が訴える茶番劇
 屁理屈に小理屈ならべてまた増税
 欲呆けが散り急ぐ枯れ落ちる
 狂奔(きょうほん)と狼狽身勝手無責任
 うそ八百カチカチ山の泥の船
 根腐れの膿にまみれる師走なり
 泣き喚く社長醜し暮れの秋
 血迷って地獄極楽ノーネクタイ
 経営とは飛ばし隠しと簿外債務
 カラ読みの弁解大臣の木偶(でく)の顔
 成り上がり成り下がりばかりの猿の国
 シラを切る晩節を汚す無知の面(つら)
 DNA判定の必要もなしわが人生
 きのこ狩りさあもみじ狩り家族狩り
 人生に簿外債務なくそぞろ寒
 沈没の乱痴気騒ぎ日本丸
 船ならば沈没してるよわが日本

(拘置所入り三句)
 シラを切りうそぶき続けてノーネクタイ
 公金を食い潰してのノーネクタイ
 蹴つまずく六道の辻のノーネクタイ

(風邪三句)
 香港の返還記念のウィルス菌
 焼鳥にウィルスという新薬味
 七面鳥代用キチンで香港風邪(かぜ)のイブ

(中学生三句)
 買春禁止令 収入減よと中学生
 居場所ないと麻薬売春人殺し
 コワイ可愛い聖子ピカチュウ中学生
ヵ月三句)
 〔三ヵ月〕アイドル孕んで記者会見
 〔九ヵ月〕たかがとうそぶく総会屋
 〔十二ヵ月〕しない夫婦の睦まじさ


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        ケイちゃんの目 ↓

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           わが輩はハンサムである。
       (新宿区早稲田南町/夏目漱石住居跡)

— posted by 本庄慧一郎 at 02:01 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第181回(通算293回)

2010年10月1日のメモランダム
 
猛暑8月・残暑9月の〔見る観た記〕

・映画「東京島」――希有な限界状況に追い込まれた者たちの生存サバイバルといった物語だ。期待していた作品だが、ふやけた内容でガッカリ。羊頭狗肉作品。

・映画「悪人」――つまり、ケイタイの出会い系サイトなどをきっかけに思いもかけない事件に巻き込まれる軽率きわまる若者たちのおかげで、まわりの年寄りたちがキリキリ舞いするというおハナシ。そんなもんかねぇという作品。

・映画「十三人の刺客」――原作池宮彰一郎。つまり63年度作品のこの映画の〔脚本池上金男〕ご本人である。監督は工藤栄一だった。
 出演者は片岡千恵蔵・嵐寛寿郎・西村晃・内田良平・里見浩太郎……。その〔激闘シーン〕は十数分だった。
 今回のそれは五十分余……で大迫力。黒澤明作品「七人の侍」を超えたか、という出来だ。
 十三人の集団のリーダー島田新左衛門が、死に絶えるまぎわの呟きは「さむらいとは……面倒なものよなぁ……」

・井上ひさし「日本人のへそ」と熊倉一雄。
 テレビ作家(主にNHK)として仕事をしていた若き日の井上ひさし氏は放送の仕事を嫌っていた。(著書「ブラウン監獄の四季」などに詳述されている)その井上氏に「シバイのホンを書かないか」と声をかえたのがテアトル・エコーの熊倉一雄サンだった。

『書籍「表裏源内蛙合戦」・著井上ひさし/あとがきより』
 ――「てんぷくトリオ」の座付作者をしながら、コントの勉強をした。昔、浅草で働いていた事が役に立った。この間(かん)、私の番組というと決まった様に顔を出す役者が居た。新劇人にしては矢鱈に歌の上手な人であったが、この人が熊倉一雄氏で、芝居とコントと歌と踊りの寄せ集めの新劇を書いてみる気はないかと誘った。(略)一年がかりで書き上げたのが『日本人のへそ』である。
 自信は全くなく、初日の前の晩、家財道具をまとめて夜逃げをしようと思ったが、初日、舞台がはねてから、戸板康二氏、石崎勝久氏、藤原惟治氏、畠山繁氏などが、傑作ですと、賞めてくれたので、まとめた家財道具を元にもどした。――



 そして、初演から41年目にして(再演1972年)、今回の再々演が実現した。
 しかし、その「41年目の再々演」の企画は井上氏が本年4月に逝去したことで、「井上ひさし・追悼公演」になってしまった――ということだ。
 今回の舞台は、演出も兼ね、長ぜりふと出突っ張りの熊倉一雄サンの文字どおりの奮闘公演で、十分に楽しめた。
 83歳という熊倉一雄サンの持ち前の「快いユーモア」はいまやテアトル・エコーという劇団には欠かせないモノだ――ということを証明する舞台であった。
 それにしても、あんまり働き過ぎないようにね、クマさん!

・追記――本日は2010年10月1日。思えば5年前の2005年の七月末、テアトル・エコーで拙作「大都映画撮影所物語」上演についての打ち合わせで、熊倉サン、演出の永井寛孝サン(今回の「日本人のへそ」では役者としても大活躍!)と会う予定だったが小生は緊急入院した。
 現在は、故大原麗子さんや安岡力也さんなどで一般の人にも知られるようになったギランバレー症候群という面倒なビョーキだった。
 そこで、主治医に「9月末で退院させてほしい」という申請書を提出した。もちろん、今後の病状に対してすべて「自己責任で」と一条を加えた。
 そしてそれは認可された――といういきさつがあった。
が、さいわい5年経った現在は100パーセント快復して、従前のような執筆作業に努めている――。
 ちなみに「症候群」という言葉の意味は「多様な症候で形成されるまとまった病態」とある。

 そういえば、このところ矢野宣氏(俳優座)、小林桂樹氏、池内淳子氏などの訃報が続いています――。

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        ケイちゃんの目 ↓

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  離れ鴨の孤影/石神井公園ボート池

— posted by 本庄慧一郎 at 01:42 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第180回(通算292回)

秋冷九月のメモランダムのキイワード
 
急変――〔猛暑九月〕から三日後には〔秋冷九月〕。
 つまり、人間たちの所業に地球は怒ってるということだ。
不変――本名鈴木一朗にして通称イチロー。新聞記事のキャッチは「努力の天才、無限大」。
 アサショーリュウという力士がいたけど、その対極にあ るのがイチローだ。
 奥さんの弓子さんもいいですねぇ。元TBSアナウンサーの福島弓子さん。1年間、オビ(月曜 〜金曜)番組でご一緒したが、素敵なレディだった。とにかくやたら図にのって、マスコミにし ゃしゃり出ないところが、彼女が図抜けて賢明な証し。
唐突――かと思えば、突然変異かとビックリした顔が テレビに現れた。元ソーリ大臣のアベさんという(何もしなかった)男。尖閣諸島問題でエラソーなこと言っていた。
 羞恥心という感覚が欠落している。
 そんな男をインタビューするテレビ・マスコミのトンチンカン感覚と。
逸脱――大阪地検特捜部検事の脱線醜行。
 「エリート」というカタカナ語がやたら目に立つ。
 「最高検調べ、供述一転」の大活字。しっかりしてくれよ、まったく。
着実――「もうすぐ98歳になる」という医学者の日野原重明さん。
 みずからの企画で台本も書いたミューミカル「葉っぱのフレディ――いのちの旅」のニューヨーク公演が大好評というご自身のコラムでは、すでに10年、日本各地で公演しての今回のニューヨーク公演とあった。
 この日野原さんこそ「努力の天才」だなぁ、と畏敬の念を。
畏友――評論家の樋口恵子さんと電話で話す。
 「先日、日野原重明先生とお目にかかってお話をしたけれど……」という声がハツラツとしている。
 先年、大病をなさったが、そのあと拙著「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」出版を記念しての会食会をこの6月に催して下さった。たまたま、ある雑誌の最新号に樋口さんのアップのフォトがあり、その表情がなんとも健やかで、イキイキしていて……魅力的だったので電話したのだった。
 「私たちにとって、日野原先生はお手本ですよ」と樋口さん。
まったく、イヤな奴、ダメな奴、イヤシイ奴はワンサといるけどねぇ、お手本にするお方はあまりいないもんなぁ。
僚友――とにかく大勢の友人は不要だ。けれど、ホンネで仕事のコトなどを語れる友人は絶対に必要だし、大事にしたい。
 クリエイティブ業界でのつきあいはもう半世紀かと思うU・M氏とはゴルフなど趣味のつきあいは一切ないが、〔いい話〕が出来る僚友だ。
 かと思えば、「あのホン(「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」)のようなタッチと筆力で」と新しい企画の電話をくれたM・H氏や……快く交流出来る僚友はすくなくない。それがありがたい!
努力――イチロー選手への諾句「努力の天才」っていいなぁ。だいたい「努力」と「天才」はミスマッチだと言えるが、彼の場合はそれがピッタリなのだ。
 先日(9月11日と13日)に二つの場所での口演(講演)で、小生はこんなコトを聴衆の皆さんに申しあげた。「作家、本庄慧一郎センセーです」というご紹介に応じてこうごあいさつしたのだ。
 「作家・三角四角、丸くなったらハイ、それまでよ、と心得ている本庄慧一郎デス」
別の場所では――
 「物書き・汗かき・恥っかき。冷や汗も出なくなったらもう店じまい、と自戒する本庄慧一郎デス」と……。
時雨――しぐれと読む。10月の異称は時雨月。2010年もあと3ヶ月というコト。コツコツ、仕事しなくてはなぁ。
こころよく我にはたらく仕事あれ     
       それを仕遂げて死なむと思う     啄木

 (ナンチャッテ、気取るなって!と自省の声)

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        ケイちゃんの目 ↓

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     東京駅前丸ビルロビー/奈良の大仏さんの〔手〕

— posted by 本庄慧一郎 at 01:08 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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