各新聞の見出しから――(08年4月第1週)
A)「400億円の顔」(4月4日東京新聞TOKYO発)
新銀行東京に関する審議会に出席したイシハラ氏の表情5種。「世論なんか気にしていたら何もできないからね」とほざいた。
こんな人間を都知事に選んだ都民がウロウロしている東京という街の行方は――?
B)「誰でもよかった」殺人事件。
戦争という行為は例外なく〔無差別殺戮〕である。
そして平和社会であるはずの現在、「誰でもよかった殺人」の横行。
人間としての思慮を欠落させた異常人種の跳梁跋扈、絶えることなし。
C)「後期高齢者医療制度」の名称急遽変更。
〔後期高齢者〕を〔長寿者――〕と慌てて変更した。
そのおソマツなこと、姑息なこと。ましてやその内容の得手勝手なこと!
こうしたデタラメな政策をヌケヌケと実施する欺瞞政治家を選んだのはダレだい!「現代の姥捨山政策」(東京新聞)
D)「タクシー殺人・米兵逮捕」
ナイジェリア国籍のこの米海軍一等水兵・ウグボグ容疑者は独身で頭がよく、暴力的なことは無縁の青年だったとか。
だが凶行の時に「『人を殺せ』という声が聞こえた」と言っているとある。
異常者はたいてい正常な仮面をかぶって自由に闊歩している。
しかも、戦争を正当化する者の中には、多数まぎれ込んでいる。
E)「東京の医師・報酬不正請求の疑い」
「健康な女子高生集めニセ診療」という小見出し。
その女子高生談として「耳鼻科に行って簡単な診療を受ければ5千円がもらえた。100回ほど通った」とある。
現場の医師のこの犯罪――それと、常識という名のストッパーを欠落させた女子高生たちよ……ああ!
F)「銀座の女、税逃れ!」
高級ナイトクラブの実質経営者・佐藤成子容疑者逮捕。
3年間の所得税2億円2千万円を隠し、所得税4千万円の脱税容疑。
「黙って座れば5万円。ボトルキープで10万円」という店だと。
かつてのマスコミ(広告制作)の仕事では、その種の店につきあったことは何度もある。もちろん〔連れて行かれた〕のだ。
あの種の店はすべて〔虚構――フィクション〕と割り切っているから、ただシラケるばかりだった。見せかけとデタラメ料金が楽しいワケがない。
客は流行作家やゲーノー人などで、こちとらまるで縁がない。
テレビの売れっこ司会者某などは毎晩のように現れるらしい――酔って悪ハシャギして、ハダカになるのが好き――と、目撃者が語っていた。
なにしろ1ヶ月に700万、800万、いや1000万円を使うというダサイ親父はザラ。そのヒヒ親父たちは例の〔天下り族〕だろうと推断した。
今回の脱税事件の捜査のついでに、月間700万〜1000万円を浪費している〔バカ男の金の出所〕も洗ってくれませんかね、当局の皆さん。
G)「NHKが検討・深夜休止拡大」
地球温暖化問題に対応して、NHKは省エネルギーの面から3chの深夜放送やラジオ第2の放送休止時間の拡大を検討するという。
株のインサイダー取引で職権を悪用した職員の事件など醜聞続発のNHKである。福地会長とやらの「受信料収納に影響」の談話だが、それだけではないだろ!
組織と職員の質にはあいかわらず?マークを呈するが、省エネのための番組自粛は率先すべし。
現在の民放局のゴールデンタイムの番組のカラ騒ぎ、悪ふざけ番組などはひたすら目に余る。そして愚劣にして現実乖離のCM群。なんとかしろ!
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