「オレもとことん、俗な人間」と自認してきたけど、この世の中は上には上……いや、下には下がいるもンだ。
なにしろ政治というフィールドは、もともと俗な野郎がいるよなァ。
そんなことをつくづくと、しみじみと呟く昨今だ。
とにかく屁リクツをこねては、かなりハレンチで図々しいことを堂々とやらかすもンなぁ。
それで、そのウサ晴らしの「ココロの深呼吸」のための「1万歩ウォーク」でアル。
今回は久々に杉並区の妙法寺(通称お祖師さま)をめざす。
中央線「3寺シリーズ」といえば、国分寺、吉祥寺、高円寺。いずれもムカシから(!)好きだった街。
堀の内妙法寺には、地下鉄丸の内線新高円寺から歩くことにする。
青梅街道の新高円寺駅からJR高円寺駅へのパル商店街は、とりわけこだわる。
というのも、放送作家、コピーライターから小説書きにチェンジした仕事場が、このストリートの裏の小さな公園を見下ろすマンションにあったからだ。
ニンゲン「いい転機」は自分で作るもの――という話はさておいて。
このあたり一帯には、フンイキのいいお寺さんがいっぱいある。
俗物がつかの間、マットウになるのにはお寺巡りが効くと信じているからね、ワタシは。
肝心の「高円寺」はJR駅に近いところにある。青梅街道から妙法寺への道すじには、心月院、慶安寺、清徳寺、西方寺、そして妙祝寺、本仏寺、宗延寺、福相寺などが点在する。
来歴不祥のコケむした石仏群などのただずまいに心ゆだねるひととき――。
なんて俗物ニンゲンがちったぁ清められるてぇもンです。
日蓮宗・堀の内妙法寺。
このお寺さんの「お会式」をモチーフにした江戸人情物の短編(未発表)を書いている。
寺の近所に住む「棒屋」が主人公。
棒――というのは、天ビン棒(棒の両端に大ザルなどをぶら下げて、野菜や魚貝などを売り歩くためのアレである)や、お百姓の道具のクワやスキの柄などを作る職人が主人公の物語。
短編「木偶(でく)の棒」は未発表。
「華屋与兵衛」では短編連作のうちの1編「でくのぼう」は、下総行徳の浜辺で育った幼なじみ同士の恋や愛をからめたストーリーにしている。
それにしても、生活苦で青息吐息の人たち(孤立死、孤独死の激増)を置き去りにして、俗物政治家たちは、我利と既得権確保にトチ狂っているぜ。ああいう手合いを選んだ無思慮、無知な選挙民がいることにもハラが立つ!
そういえば、妙法寺といえば、日蓮聖人さまだ。
その宗旨は――
「来世ではなく、現世でのご利益を」とのたまったお人。
ケイちゃんの目 ↓
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