週刊朝日(2013.4・5号)の「石原ファミリーの落日」読んだ。
父・慎太郎と長男・伸晃、そして三男・宏高のファミリーの近況――。
本日(3月28日)の「週刊新潮」の広告――「石原慎太郎/脳梗塞説を漏らした『管直人』」につられて、買いに行くかね。
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「旅の楽しみ」は認める。
しかし、コチトラ、「豪華客船世界旅行」なんてコトにテンから無関係。
カッコつけて言えば、「セコセコ物書きン十年」なんてヤカラは、つまりは、結局は、世界の国々はもちろん、 月の世界も星の居場所にも……いやいや日本国中すみずみまで、のべつイメージ・トリップしているもンね。
いやいや、好き勝手に時代を遡行(そこう)して、江戸時代でも神代の時代にも「遊び」に出かけるもンね。
それで(以前にも書いたけど)小説や脚本の企画段階でのシナリオ・ハンティング(かつてはTVCF撮影ではあちこち出かけたが)以外には、ほとんど出かけない。その必要もない。
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お1人様百ン十万円のツアーとやらのエジプトでの熱気球遊覧事故。痛ましかった。
カンボジアの遊園地のジェットコースターから放り出されて事故死した事件もあった。
かと思えば、ご夫婦の専用大型キャンピングカーが高速道での衝突事故で――という惨劇もあった。
それでなくても、「世界の涯(はて)に旅する」といった旅行先での事故は枚挙にいとまがない。
いや、国内のピクニックや登山での遭難事故も多発していて――「出不精」をあえてモットーとする当方は、ただタメ息つくばかりだよ。
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本庄慧一郎なる者の仕事のフィールドは、たしかにマスコミだった。でも、アノ世界は、トコトンのところでキライだった。
いや、すんなり「どっぷり」になれなかったからこそ、現在もそこそこの健康を保っていられると思っている。
あのギョーカイには、ヘンな奴がずいぶんウヨウヨしてるもんねぇ。
とにかく人間、己にふさわしく、「つましく――ソコソコ・カツカツ・なんとか……それでいてシンから機嫌よく過ごす」のがなによりですって!
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『一票の格差――「合憲」ゼロ』という各紙の大活字。
国会や議員たちの怠慢は正されるべきだが、さて、選挙民たちの質は従来のままかね?
「脱原発」の世の良識ある多くの意思とは明らかに「逆行」する政府とその一党が「支持」されているというが――その実体はどうかね?
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「福島第一周辺沿岸30キロ――消えた巻き貝、イボニシ」の記事(東京新聞3月27日)。
また「江戸川区排水溝の水から、六価クロム基準3000倍」(朝日新聞3月27日)の詳報などなど、発ガン有毒物質の汚染が顕著だ。
さらに「東京都液状化23区で恐れ」という予想詳報――!
これで、しきりに注意報が出ている大地震や津波が発生したら――それこそ忌まわしい戦争が勃発する以前に日本国は全滅だね。
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それにしても、目前のこうした切実な危機にそっぽを向いて、いまの世の中、なんとも浮かれている(ように見える)なあ!
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初蝶はひらひらひらとひらひらと 一露
ケイちゃんの目 ↓
いま、ふたたびのさくら花
2013年/石神井
2013年/石神井