「社会&芸能・つれづれ愚差」第459回(通算571回)


あの巨匠桂文枝サンのコトバとアレコレ

●たとえばのハナシが――
 落語界の重鎮・桂文枝――「20年にわたる不倫がバレる」なんて週刊誌記事とテレビの記者会見。
 文枝氏が喋っていた。「私も72歳。それに……前立腺肥大だし……」(大意)。
 かと思えば「娘のように思っていたヒトだから……」(大意)。
 「話術の達人」もカタなしのていたらくだね。
 どのツラさげて奥さんや家族のところへ帰るんだろうかね。
 「芸」としての「話」はなるほどでも現実対応能力は中学生ナミ?

●たとえばのハナシが――
 TVCFの「ドコモの学割」とかで、ファミリーレストラン風のスペースで若い男女のグループが傍若無人に集団ボディアクションのリズムゲームをやっている。
 レストランは明らかにパブリックスペースだ。あんな騒ぎ方はタブーだろ。
 「ドコモ」という公共性を重んじる筈の企業の無神経さにただ呆れる。
 CF制作者もアホだが、スポンサーとしての「最低の良識」を欠落させた「ドコモ」にもレッドカードを進呈する!

●たとえばのハナシが――
 「可能性」というコトバの乱用濫用、そして誤用についてイラついている。
 とくにテレビ局の情報番組などの全般にわたって「可能性」という用語がやたらに登場する。
 例:東京電力の幹部の強制起訴の新聞記事の見出しの活字が『大津波の「可能性の予測」がポイント』とあった。
 この「可能性」は「発生するということの予知予測は?」と表現しろと言いたい。いや「大津波の発生の危険性の予知予測は?」としろよ。

●たとえばのハナシが――
 「可能性」というコトバについて『広辞苑』は――
 「possibility」
  �―侏茲觚�込み
  ��哲学用語では
  (ア)論理的に矛盾が含まれていないという意味で考えうること。
  (イ)あることが実現される条件が、それを妨げる条件よりも優勢であると確認できること。

 いや、「哲学用語事典」などになると、あれこれとややっこしい解説がつく。
 しかし――だよ。「可能性」の対語としては「不可能」というコトバもある。
 物書き業半世紀以上の者としては、この「対語」をなおざりにしないね。

●たとえばのハナシが――
 政治問題では「原則的に憲法違反の可能性がある」などとコメンテーターなる者が喋っている。これは「重大な違法性が指摘できる」と明確にしろ。

●たとえばのハナシが――
 「糖尿病を放置しておくと、やがて失明や壊疽などになる可能性がある」
 医者先生たちが登場する番組で、あたりまえのように「可能性」という用語を乱用するが、これなども 「……(略)、やがて失明や壊疽などの決定的な症状に陥る危険性がある」と言え。

●たとえばのハナシが――
 こんな言い方をしたらヘンと思いませんか。
 「人間という生き物は、いずれ例外なく『死ぬ』という可能性は絶対です」なんて!
 ああ、ややっこしい。

●たとえばのハナシが――
 テレビのニュースである殺人事件を詳報していた。
 「(被害者の個人名)が自室に戻って、食事をしていた時に殺害された可能性がある」
 これは「(略)……殺害されたと警察はみている」としろよ。

●たとえばのハナシが――
 要するに「可能性」というコトバは、
 「少年よ! 大志を抱け」のクラーク博士のアピールのような、創造性のある発展形を託せるメッセージに活用しろ! ということだ。

●たとえばのハナシが――
 現状のままで放置しておくと、若い人たちの結婚披露宴のスピーチなどで、お仲間が「このアツアツのお二人、まず離婚の可能性はないでしょう。新郎もまじめ浮気の可能性もないし、新婦の不倫の可能性もないはずです」なんてネ。

●たとえばのハナシが――
 政治のフィールドではあいかわらず「立てば失言。座れば暴言。歩きながらもまた妄言」みたいなのがウヨウヨ増殖しているからねぇ!
 これは、ある横浜の「傾きマンション」と同様、人間としての「勤勉」の根っこの根が堅固な地層に届いていないか……それとも杭そのものが無いというコトだ。

●たとえばのハナシが――
 こんな行きあたりばったりスローガンを作ったりしてね。
 「変形かくれボケズレ族」
 「食い意地キタナ族」
 「菌(金)満ダラククソ族」
 「公金くすねダニゴキ族」
 「偽装欺瞞ハキダメ族」
      ○
 「テレビマスコミ狂瞞擬態族」

●たとえばのハナシが――
 テレビメディアにしがみついて「成り上がったような奴」って、例外なく下品だ! なんて言ったら失礼ですよね。そりゃあ、失礼だよなぁ。

●たとえばのハナシが――
 エスカレートする暴力団抗争――「小競り合い」がヘタをするとやがて、「激しい抗争」に拡大する「可能性大」ですねぇ!(なんて言い方はイケナイノです!)

P.S
 たとえばのハナシが――
 アベ内閣の(女性)大臣とそのプラスXの男性議員のスキャンダル失言問題に対し、某政治ヒョーロン家が「この現象は正に負のスパイラルに陥っている可能性が高いですね」と回りくだいコト言ったね。
 「日本国の明日を創造する能力にも資質にも欠けている者ばかりです」と言えよ。


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ケイちゃんの目 ↓

芽吹きの「音」が聞こえる

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:40 pm  

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