テレビメディア パラサイト
人生は、二つの悲劇がある。
一つは、己れの欲望を手中に出来ない場合であり、もう一つは、その欲望を手にした場合である。
一つは、己れの欲望を手中に出来ない場合であり、もう一つは、その欲望を手にした場合である。
――バーナード・ショー(1856〜1950)/英国の劇作家
●そういえば――
「五欲」を広辞苑で引いてみると
(仏教語)五種の欲望。
ア:五官(眼・耳・鼻・舌・身)の五境(色・声・香・味・触)に対する欲望。感覚的欲望。
イ:財・色・飲食・名(誉)・睡眠を求める欲望。
となるね。
イの項を補足すると、「財」は金銭欲。「色」は色欲。3番目は飲み食いのぜいたく。そして「名」はいわば「有名人志向」かね。
5番目の「睡眠」というのはつい「へぇ!」と呟くけど、生きものとしての人間としては、「良い睡眠」に恵まれないコトは一大事ということだ。
●そういえば――
劇作家としての大先輩、バーナード・ショー大先生は、「欲望という人間の手におえない磁場の上で、俗生物たる者たちはずっとカンカン踊りをやってるのだよ」とのたもうている。
***
●そういえば――
かく申す本庄慧一郎の「出身母体」は、「ラジオ、テレビ等のマスコミ業界」である。
舞台脚本作家を目ざしながら、生活費を得るために「日本初」の民間放送(ラジオ)でライターとして、まず働いた。
そして、民間放送テレビ局の準備段階から、当時、新宿区河田町にあったフジテレビの試験放送用の脚本から、ドラマやコント、それに『ママとあそぼう!ピンポンパン』などの脚本構成も担当した。(1959年/昭和34年) そのフジテレビの最近は、どうしようもないみたいで……情けないなぁ。
●そういえば――
2016年7月2日号『週刊現代』を読んだ。
「テレビからCMが消える日/『報道ステーション』『笑点』『分刻み視聴率』を分析してわかったこと」に関心があったからだ。 というのも、「物書き業半世紀余り」といううちの「TVCM制作・企画制作・コピー・作詞」というコトを、けっこうムキになっていた時代があるからだ。

(『週刊現代』第58巻第23号より)
経歴には、こんな受賞歴をそえる。
資生堂「歯みがきエコー」 1969年度ACCラジオ部門コピー個人賞
ソニートリニトロン・カラー/自然シリーズ
1973年度ACCテレビ部門コピー個人賞
【テレビコマーシャル部門(コピー)受賞】
アサヒペンタックス「007」1966年度ACC賞
ブリヂストン「ゴルフボール」1967年度ACC賞秀作賞
ブリヂストン「ブリヂストン・エバードリーム・マットレス」
1967年度ACC賞金賞・1967年度IBA入選・1967年度AFC入選
アサヒペンタックス「ふうてん旅行・日本の夏篇」
1969年度ACC賞秀作賞・1969年度IBA入選
アサヒペンタックス「ふうてん旅行・パトカー篇」
1969年度ACC賞・1970年度IBA入選
アサヒペンタックス「ふうてん旅行・らくだ篇」
1971年度ACC賞・1971年度IBA入選
アサヒペンタックス「ふうてん旅行」シリーズ
1971年度IBAシリーズ部門入選
三菱洗濯機ABS千曲「嵐」
1969年度ACC賞・1970年度国際ベニスCM映画祭銀賞
ナショナル冷凍冷蔵庫「花束」1972年度ACC賞秀作賞
ブリヂストンラジアル「魔法のタイヤ」1972年度ACC賞秀作賞
ブリヂストンラジアル「魔法のタイヤ�供�1973年度ACC賞秀作賞
ブリヂストン「スパイクタイヤ」
1973年度広告電通賞部門賞第1位・1973年度ACC地域部門秀作賞
ソニートリニトロン・カラーテレビ(タコの赤ちゃん以下自然シリーズ)
第13回に放送作家協会賞・1973年度広告電通賞部門賞第1位
1973年度ACC賞・第20回カンヌ国際広告映画際特別賞
1974年度ACC賞秀作賞・1974年度ACCシリーズ賞
1974年度広告電通賞部門賞・1974年度サンケイ広告大賞大衆賞
第21回カンヌ国際広告映画祭銅賞・第15回アメリカン・テレビコマーシャルズ・ファスティバル
1974年度CLIO賞ファイナリスト入賞・1974年度CLIO賞キャンペーン賞入賞
1988年第2回ACCパーマネントコレクション・1991年昭和名作CM100選
その他、ラジオCMやCMソングの作詞などで、国内外の受賞は150ほどある。
エラソーにしているワケではないのデス。これは職歴なのです。
●そういえば――
当時1970年頃のTVCM業界は結構面白かった。
業界誌「ブレーン」だか「宣伝会議」だか忘れたが、「番組よりCMの方がオモシロイ」と言われた時代で、そのコトを業界誌にも書き、「そうは言われるけど、ステーキを注文して、主役のステーキより、付け合せのクレソンや人参やもろもろの野菜なんかがおいしい? そりゃ、おかしいだろ」なんて書いた。
それで、『週刊現代』のいまのハナシだけど、記事によると『笑点』などの人気番組なども、CMタイムになるとトタンに視聴率の数字が落ちるのだとか。
つまり、TVCMというモノが視聴者に嫌われているということだ。
●そういえば――
最近のTVCMって、正直、ヒドイなぁ!と感じて、ずっとイライラしていた。
「なるほどねぇ」
「そうだ。そのテがあるねぇ」
「おう。それっていいねぇ」
「さっそく買いに行ってみるか」
なんてモノはなかなか見当たらねぇんだよね。
勝手にがなっている。何だかゴタゴタしていてよくわからない。
何て趣味が悪いんだ? コレって。どういうつもりで作ったの?
つまりは、番組の夾雑物(あるものの中にまじっている余計なモノ)にしか思えないモノが多い。
●そうえいば――
いわゆる「Aタイム」と称されるゴールデンタイムの番組も、ある一部のモノを除いて、「バラエティ」と称するモノは、ワイワイ・ガヤガヤのイージーなモノばかり。
スキャンダルや事故、事件などのプライバシーも、平気で公開する者も大勢いるようで……。
●そういえば――
「食うや食わず」のビンボーのどん底でウロウロしていた者が、「へぇ!」と思わず呻くような「豪邸」を手に入れたとか――。 かの「マスゾエ・スタイル」ではないが、結局は、もっとも己れにふさわしい居場所を見つけられずに、たちまち「救いようのない穴ボコ」に滑り落ちるヤカラが多いようだ。
●それにしても――
最近のTVCMって……ヒドイのが多いよなぁ。
電通・博報堂、そして制作者の皆さん、どう思います?
●それにしても――
企業(会社)パラサイト。政界集団パラサイト……なんていやらしくみじめな生物もウヨウヨしてるねぇ。
現在、大事な選挙が目前にある。
「テレビメディアパラサイト」としての、「知名度」などでまどわされないように――ね、お願いしますよ、とりわけ、新しい選挙権を手にした若者の皆さん!

ケイちゃんの目 ↓
六月の花たちに心をなごませて


















