あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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皆さん、ギャンブル好き!
●いきなりオジサンに言われた。
郊外私鉄のとある駅前を歩いていたら、パチンコ店から出てきたオジサンに大声で言われた。
「この店、タマ出ねぇよ! 年金ぜんぶパーにしたぞ! 入るなよ!」
●そのパチンコ店に入ると思われたのだ。
かなりアタマにきているジイサンは「親切心」で言ってくれたのだろう。とんだ「勘違いの親切」だった。
●出身母胎はテレビ・マスコミだった――
「ギャンブルは一切しない」と宣言していた。「ヘン人じゃない?」とウワサされた。
でもね、無欲だったからか、ヤルと結構強かったね。ハハハ。
●サラリーマンはギャンブル好きだねぇ。
1965年頃、TVコマーシャルの草創期でね。
「CM」は幼稚だった。(現在も、またダメになったけど)。
マジメに、意欲的に「CM制作」に挑戦する気で、中堅の広告代理店に正式に入社して……よく働いた。
そこで知ったけど「ツトメ人」って、たいてい「ギャンブル好き」だね。ゴルフ、麻雀、カード……ヒマがあるとセコイ金を賭けてやってたね。
●昼の会議室とかで夢中でさ。ショーギもケチな金を賭けたりさ。
かと思えば「百円硬貨のウラ・オモテ」――二人でヤルゲームだと各人がウラかオモテを決めておいて、「セッセのセ!」とかで同時に出して勝負。
数人でやる場合は百円硬貨の「一人だけ異なった柄を出した者」が勝ちになる。
つまり、「柄がマチマチの分」はプールされていて(何回分もの総額はバカにならない!)次回に勝った者の総取りになる――万という金額が動いたね。
資料棚から/こんな本がいっぱいある
(東京新聞2018年8月3日朝刊より)
●通称「カジノ法案」が通った……。
大阪のマツイ知事とやらが「反対する者の気が知れない」なんて安っぽい見得を切っていたけどさ。
「フェア精神にのっとり」のスポーツも結局「勝負」に執心してさ。相撲、レスリング、アメリカンフットボール、ボクシングなどなど、うす汚い「裏工作」がバレた。
しかし「大学の――」という教育の場でのスキャンダルだ。
●しかも「責任者」たちのフェアプレイはゼロ!
「いざ!の場合」たいてい「責任者」は逃亡する。何がフェアプレイだ。
●それで、あえて言わせてもらうけど。
こちとら「人生そのものが唯一の勝負どこ」と思っているから、余計なギャンブルは一切やらねぇよ。
生業の「もの書き業」をどう続けていくか――それが、こちとらの……「絶対負けられない唯一のギャンブルだ」ナーンチャッテ!
●それにしても――
政府中枢の人物たちの虚言と隠蔽工作。
そして、文科省役人の呆れた行跡――それを容認している選挙民と……ああ、クソ暑い季節デス!
Scenes of memories
昔から「花火大会はご苦労さん」
昔から「花火大会はご苦労さん」
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