あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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ヨタヘロ
万珍頓館
●生活のための職業として。
いわゆる文学青年だった。いや、演劇青年だった。
そして、生活費確保のために、広告・ラジオ・テレビCМに参入した。
当時のアドバタイジング業界は、先進のアメリカ業界のコピーのようなもので――カタカナ英語の大ハンランだった。
思い出すままにその単語を並べてみると――プレゼンテーション/クリエイティビティ/マーケティング /フィロソフィー/コンセプト/オリエンテーション/レクチャー/オリジナリティ/ビジュアル/コーポレートコンセプト……。
大手広告代理店の電通・博報堂からのCF企画の基本にせよ!というルールのマーケティング・データは、ずっしりと手重りのするぼう大なモノだった。しかし、ボクが作るCМの企画コピーは、15秒型・30秒型、いずれも「瞬間芸」というほどに短い。
言ってみれば、15秒型は俳句並みの17文字前後。30秒型は短歌並みの35文字前後である。
しかし、広告主(スポンサー)や、広告代理店の要望・要求は、それこそキリがない。
つまり、広告主の要求項目は30分のPR映画でもカバー出来ないほどに大量で――15秒・30秒という大原則を広告主に理解させるのに苦労したなぁ。
***
●その後、時代小説や舞台脚本に移行して――
文庫本一冊の原稿は、400字詰め用紙300〜350枚。舞台脚本は100枚〜200枚ほど。
その後、「五七五」という俳句形式(雑誌「東京人」に掲載)の「とうきょうヒッチはい句」と自称するモノは500句ほど書いたなぁ。
「ヨタボケ万珍語録」などと称しているが――「五七五型」のモノは、まだ書き続けるゾ。
***
●それにしても、ボクという男は――
まず、「仕事バカ」「物書きバカ」だね。
クリエイティブの仕事は、世界のコンテスト(広告代理店が応募した)では、多くの賞を受けたっけ。
周囲の者に蔑視されたり除け者にされない「仕事バカ」になれば――と思ってきたけど。
***
●ばか――馬鹿。馬鹿は当て字。元は梵語(古代インドのサンスクリット語)とか。
馬鹿囃子。馬鹿の穴落ち。馬鹿踊り。
馬鹿浮世。馬鹿馬鹿しいったら。馬鹿だねぇ。
馬鹿の世を。馬鹿貝も笑う。馬鹿笑い。
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馬鹿気取る。その正体も馬鹿。ホント馬鹿。
馬鹿だったねぇ。馬鹿は死んでも。馬鹿のまま。
オレも馬鹿。とことん馬鹿で。馬鹿一直線。
館主 オットット―G3
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イラスト:やっぱっぱだいすけ
Scenes of memories
あの日の水鳥と鳩たち
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