「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第141回(通算853回)

あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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いまさらのようだが、葛飾北斎。


●ゴッホと北斎。
 ゴッホは、劇作の師・三好十郎(1902年〜1958年)の弟子として、学んだ。名作といわれる「ゴッホ小伝/炎の人」の戯曲は、ゴッホ役の名優・滝沢修の名演技で舞台化され、感銘をうけた。
 そのゴッホと並び称されるのが日本の葛飾北斎。

 今回、コロナ禍で蟄居(ちっきょ)を強いられる中、なんとか北斎の修行時代を小説としてまとめたいと、一念発起――だが、これが、思うに任せない。
 創作という作業に「慣れる・馴れる・狎れる」ことは、ないのだ。

 それにしても葛飾北斎――男の平均寿命は、五十歳半ばと称された江戸時代に、記録的な《長寿》を記録して、「画狂人北斎」の名を歴史にのこした。

 あらためて、関係資料をチェックして、その独自性と生命力と、そして、絵描きとしてのパワーに圧倒された。

 親しい人のお招きで、北斎が訪れた信州小布施の岩松院の「天井画」に圧倒された記憶の鮮やかさは、色あせることはない。

 いま、あらためて、書斎の資料をあさる。
 通称あぶな絵。そして枕絵・酒楽本・秘蔵画……などなどの呼称のある画集を、本箱の奥の棚から引き出し、ヒマにあかして頁をくる。

 同類の画集は、あれこれあって、「文庫本書き下ろし」の素材として、フルに活用した時代もあったなぁ。

 それにしても、天才北斎の「男と女の秘戯画」に対する執念というか、情熱というか、そのこだわりのねばっこさ、やはり、凄い! としか言いようがない!



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●本庄慧一郎(望田市郎/本庄一郎)作品を掲載しています。

 コレクションシリーズ16はコチラ Link をご覧ください。




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イラスト:やっぱっぱだいすけ

ニコヤンの目↓
Scenes of memories
あの日のそぞろ歩きスナップ



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— posted by 本庄慧一郎 at 03:59 pm  

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