原発再稼動の是非を問う東京都民投票条例の制定を求める「みんなで決めよう『原発』国民投票」の賛成署名32万人余の名簿が提出された。
その件についてインタビューに応じたイシハラ都知事は即座に「あんなもの……」と言い放った場面をテレビで見た。
こんなゴーマンな男を東京の首長に選んだ選挙民に……あらためて落胆する!
北朝鮮が3度目の地下核実験に踏み切る懸念が高まっているという。
そういえばイシハラ氏も、原発再稼動容認派だ。「核」だの「原発」だのに、時代の流れや周辺事情を無視して執心する精神は共通しているのダ。
信頼されて政権の座についた現政府の首相および官僚たち。
その彼らが推し進めようとしている増税案をはじめとするさまざまな政策は、あきらかに「マニフェスト無視の暴走」である。その動きに「ブレーキをかける」のがオザワ氏だと。ヘンだねぇ、まったく。
両陣営の屁理屈をなんとも思わない(?)世論もメディアもヘンだね!
東京新聞(2012年4月30日付)「解説AtoZ」欄/「政治とカネ」の記事を読んだ。
「日本と欧米諸国の歳費(給料)の比較」を精読して(日本の議員の報酬は世界一だと!)あらためてハラを立てる。
国が大借金国として沈没するといわれているこの非常時に「増税」をゴリ押ししても、己れの収入はそっと温存していたい――という汚い根性がとことんズルクてイヤシイ。
まったく「とことんお人良しで鈍感な日本の選挙民たちよ」と、でっかいタメ息が出るヨ!
(その新聞からの表を引用する)
(東京新聞2012年4月30日朝刊「解説AtoZ」欄より)
「フクシマ」の災害災難も……もうそろそろ忘れてるような人間がいる。
ましてや「東京大空襲訴訟」のことなどまるで無関心という者も多い。
その訴訟でのいきさつを伝える新聞記事を一顧だにしない(チラとも読もうとしない)ヤカラは多い。
昨年の3・11以後、「被災者の痛みや哀しみを共有する」としきりにこの言葉をもてはやした。
しかし、東京大空襲や広島・長崎の原爆の犠牲者や被害者のことなどとっくに忘れている――(としか思えないいまの世の風潮!)
マスコミ(TVCM)を利用したシツコイ宣伝で、暴利をむさぼる――つまり「10代の娘が1週間で120万円注ぎ込んだ」といった「事件」が続発している。
それに加えてケイタイを使ったソーシャルゲームの課金システムにハマった未成年者が10万・20万というカネを注ぎ込んだ……という「コンプガチャ」。(各プラットフォーム事業者は5月末に自粛終了を発表している)
何にしても、未熟な子どもや若者をマトにした不明朗なビジネスは排除すべきだ。
同時に、この種の宣伝で大いに利益をあげたTV局も反省すべきだ。
近頃、きわめて重大かつ重要な報道番組の放映時の、肝心なテーマやポイントを紹介する寸前にエテガッテでバッドセンスのCM数種類を入れて分断(割り込みCM・山場CMとかいう)する制作側の無神経さには怒りすらおぼえる。
公共放送という4文字を返上しろ。メディアとしての「良識」をかなぐり捨てて、恥かしくないのかね。
M7クラスの大地震がくるかも――といわれている活断層が縦横に走る地に54基の原発をヌケヌケと造ってしまった愚かしさ。
その愚行を阻止できなかったことも口惜しく、猛省するが、ウソを積み重ねて、平然と推進してきた者たちには、限りない怒りをおぼえる。
しかも、この期に及んでも、あいかわらず原発再稼動をたくらむヤカラがいることを憎む。
ケイちゃんの目 ↓
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