●8月――といえば、何をおいても太平洋戦争の敗戦終結の「8・15」である。もちろん「8・6」「8・9」の原爆投下の日は記憶に刻まれている。
●戦争というものは、「破壊と殺りく」以外の何だというのだ?
「被害と加害の狂騒」そのものだ。
●しかし、この無益の戦争の背後にも私利私欲の権化のような「戦争商人」がうごめいている。
●8年前の8月――「10万人に1人の確率」というギランバレー症候群亜型ミラーフィッシャー症候群という大病に襲われた。
一夜にして「ノーコーソクが3つ1度に襲ってきた」という「異常」にたちまちボロのようになって緊急入院。
●近くの生協病院に連れて行かれて――担当の園田医師の好判断と好処置で結果としてはリハビリ最短コース(本院に転院しての猛特訓)で、驚異的復調(?)を果たした。
●その入院時の長女の残したメモ帳が手元にある。 「リハビリ室へ車イスで」「帰りは支えなしで自力歩行」「イスに座って食事した」「トイレにひとりで行けた」「目を開けて周囲を見る」「吸入器を使う」「右ヒジを使い自分で起き上がる」「バーにつかまっての歩行」……etc。
リハビリ、悪戦苦闘の記録。
●そして8年後の夏――杖も車イスも無用で、(そして頭の中味も異常なし!)で猛暑に挑んでいる。いや、「物書き業」に専心している。
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●それにしても――
秋田書店の「雑誌読者サービス」にかかわる不祥事は、ひたすら「情けない」。
しかも、担当していた女性社員との問題(会社側の対応など)は、これまた「どうしようもなく情けない」ぜ。
●当今、企業側の従業員に対する対応については、さまざまな点で問題視されている。(つまり「ブラック企業」とよばれる会社が多々ある)それでなくても、現アベ内閣の「弱者無視・切り捨て」の政策が堂々と推進されているが、経営者側のエゴは暴走するばかり――という。
●かつて、広告の仕事をしていた時代、組織の歯車に巻き込まれて業病を背負い、自滅する者、何とか生きのびてもその性格や「人生観」の歪みで、とうていつき合えないような者などワンサといた。
●今回の秋田書店の場合にも「会社側」に立つ者の「言動」には、どうにも手におえない「狂い」を感じる。
●最近(この1、2年)マスコミ関係のOBと思われる複数の者とある「企画」で連携作業をしかけたが、いずれの人間も「口先ばかり」のどうしようもない――ガラだった。
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●現在、ぜひ!と仕掛けている企画がある。かつてのマスコミ関係の者は一切排除して――気持のイイ仕事にしたいと意気込んでいる。
●それにしても――
「出版物に関するコト」というイミから思い起こすのは、松江市の図書館が「はだしのゲン」(作中沢啓治)を書架から撤去したという件。
東京都の場合もそうだったが教育委員会というグループメンバーの言動には納得しかねることが多い。
すでに驚異的な部数が世界各国でアピールしている作品である。
こうしたドグマにみちた強引なやり方は、「言論統制」に直結する――。
●それにしても――
フクシマの汚染水貯留タンクだが、今後もどんどん増え続ける。おまけに「汚染水もれ」は防ぎようもないとか。
まったく、とんでもないモノを作ったもんだ!
●それにしても――
いまの世の中、「汚染水貯留タンク」みたいな「手におえないヤツ」があっちこっちにいる!
ケイちゃんの目 ↓
酷暑に負けない わが友たち
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《お知らせ》
9月22日(日)小田急線狛江駅北口前の「泉の森会館ホール

「江戸人情物&ブルースハープ」というセッションで――というユニークな趣向です。
ぜひ、ご来場下さい。