あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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腐った魚は目を見りゃわかる。
●あえて言わせてもらえば――
目を見りゃわかるのは「腐った魚」ばかりではない。
人間も、というより人間こそ「目を見りゃわかる」のでアル。
●あえて言わせてもらえば――
無責任な「勘」である。ショーコがあるわけではない。
だから「あいつの目はガラス玉みたいだ。まともな思考力ゼロだ」なんて、軽はずみに口にはしない。
でも、たいてい「ああ、やっぱり!」という結果になることが多い。
●あえて言わせてもらえば――
その人間がまとう「匂い」というより「臭気」を感じることがある。
シャネルやアラミスなどの香料ではなく「生きもの」のそれだ。
これも「こいつ、イヤだな」と感じても、決定的な確証があるわけではないから、ただ黙って見過ごす――と、やっぱり、「ほら、やっぱり!」というコトが現実化するのダ。
●あえて言わせてもらえば――
昼メシ時に、ニュース番組を眺めていると「いかがわしい人物」があれこれ登場する。
心のメモ帳にそいつらの名前をメモする。やがて「やっぱりなあ!」となる。
(東京新聞2018年4月23日朝刊より)
(東京新聞2018年4月24日夕刊より)
●あえて言わせてもらえば――
アベ首相とか側近とやらのアソーさんとか……イヤだなぁ、である。
いかがわしい問題が続発しているが……ウソをついてる顔。政治家として二重底の者はすべからく「目が死んでる」ねぇ。
●あえて言わせてもらえば――
「証人喚問」を受けたあの佐川さんのガラス玉のような目よ!
あれこれある問題人は……この際とばすが、今回の林芳正文科相の「公用車でヨガの店へ」も、ずっとあの「目」が不快だった。
「目かくしをされて女性と1対1の個室で、全身オイルマッサージを」なんて記述もあった。国民の税金でそんなことヤルなんて、言語道断!
●あえて言わせてもらえば――
「ガラス玉のような目」と「なんとも形容しがたい臭気の人間」はウヨウヨしてるぜ。
ラジオ、テレビ、マスコミ界にもウヨウヨしてたけど……現今の政治のフィールドは「少数点以下」の人間が多いぞ。噫々!
腐った魚は目を見りゃわかる。
根っこの腐った木も、人間も、立ち枯れる。
――深実一露
根っこの腐った木も、人間も、立ち枯れる。
――深実一露
●あえて言わせてもらえば――
性根、根性、こころ根。
そして男性の場合「男根」も、クセの悪いのがあってサ。
やることなすこと、口にするコトバそっくり「セクハラ」になるのがいるからねぇ!
ケイちゃんの目 ↓
Scenes of memories
TOKYOの路地の店
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