「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第15回(通算727回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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明日待子(あしたまつこ)さん大往生。

●日本で初めて「アイドル」と呼ばれた人だった。
 昭和6(1931)年に開場した劇場「ムーランルージュ新宿座」の美少女がファンの話題になった。
 ぼくは(学齢前)だが、その彼女のステージ(ダンスにそして芝居に)を見ている。正に「美少女」の3文字がピッタリの「明日待子」だった。
 「アイドル」という言葉が、日本で始めて使われたと芸能史にある。
 それにつけても その明日待子さんとは、その後も、いいおつきあいをさせて頂いた。


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(東京新聞2019年7月22日 朝刊より)


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(朝日新聞2019年7月24日 朝刊より)




●ムーランルージュという劇場に「マセガキ」が夢中になったワケ。
 このムーランルージュには、ぼくの叔父で物書き業の師匠だった小沢不二夫(1912年〜1966年)が劇作家として所属していたのだ。
 この叔父(母親の弟)は、ムーランの前には豊島区西巣鴨の大都映画でシナリオを書いていて……ずっとぼくは慕っていた。
 それにつけても 大都映画撮影所も、ムーランの楽屋も……甘やかな刺激で「マセガキ」を舞い上がらせたのダ。

●放送作家に飽いて、小説に手をそめた第1作目。
 放送の仕事(ラジオ・テレビ)のものの満足できず、小説に挑戦した。


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1992年 影書房刊


 ムーランルージュをモデルにしたいわゆる「バックステージ物語」で、さいわい「出版業界の功績者」とたたえられる故松本昌次氏(影書房)が、即出版してくれた。しかも、劇団ピープルシアターの森井睦氏が「舞台化したい」といってすぐ具体化したのだ。
 それにつけても 人生はともかく、仕事の面ではツイていたなぁ。
 以後の「物書き業一筋」はここから本格スタートしたのでアル。


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●そういったいきさつもあって明日待子さんとは親しいやりとりをした。


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明日待子さんと本庄(2011年6月撮影)


 とにかく1960年以前から、とにもかくにも「書き続けている」ぼくだが、いわゆるテレビマスコミ関係のゲーノー人との交際はない。
 とりわけ「テレビで有名になったゲーノー人は避ける」がモットーだ。
 それにつけても 昭和20(1945)年「爆死か餓死か」というピンチを生きのびて「物書き業一筋」に暮らしてきて――明日待子さんとの出会いは忘れられない。
 「日本で初めてのアイドル」といわれた明日さん。ここで心からの拍手を送ります。
 アチラにいったら、また仲良くしましょうね!








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そのほか、iBooks、honto等にて発売中です。
新刊 続々発売予定。

— posted by 本庄慧一郎 at 05:35 pm  

「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第14回(通算726回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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草刈正雄さんのこと。

●デビューのためのイメージフィルムを撮った。
 彼が本格デビューをするきっかけになった「草刈正雄オーディションフィルム」を撮った。
 いまから半世紀も前……彼が故郷北九州から上京してすぐのことだと記憶している。
 あれからもう……ン十年?
 それにつけても 月日の過ぎるのは早い。人生も……。

●放送作家(を職業)として生活できればとやってきたけど、ある時、コツ然とコピーライターをやろう!と思い、中堅広告代理店に入社。
 正にTVCM草創期で、すぐそばに「天才杉山登志」がいた。しかしその彼が自殺したりして……当方うろたえた!
 すでに彼は、資生堂のCMで「なるほど!」という作品を作っていた。
 ぼくも、代理店のコピーライターとしては、「資生堂ナイターゲーム全枠提供」のラジオCMを一任されていて、コピー&ディレクションを全うしていた。
 それにつけても そのキャリアが役立って、「新人草刈正雄イメージフィルム」はいいモノが出来て、彼は「資生堂男子化粧品のイメージタレント」として好評を得た。

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(朝日新聞2019年7月7日より)


●西武線石神井公園の街でロケ。
 駅前商店街――不動産屋の貼り紙を眺める草刈クンに店の親父が「いい部屋あるよ」と顔を出す――その親父役をボクが演じたのダ。
 そして、石神井図書館の前でのロケでは、「新人の草刈クン」に人だかりがしたなぁ。
 それにつけても あれからもう……半世紀??? へぇ!

●たとえば、NHKの連続テレビ小説「なつぞら」の草刈正雄さん……。
 この物語りの「ヒロインの北海道のおじいちゃん」が草刈さんで、これがいい!
 ヒル飯どきの0時30分はテレビ朝日の倉本聰氏脚本「やすらぎの刻〜道」。
 倉本さんは有楽町のニッポン放送のディレクター時代にお会いしている。
 その後、アニメーション映画の脚本をテレコに書いたこともあった。
 それにつけても 近頃のテレビドラマとしては、「やっぱりいい!」という思いを抱くことがないけど、「倉本さんはいいなぁ」としみじみ思うのデス。

●いい俳優になったね、草刈さん!
 商売柄、とにかく多くの芸能人・タレントと接した――個人的つきあいはきっぱり辞退したけどね。
 このNHKの「なつぞら」ではもうおひとり、歌手として出演している戸田恵子さんとは、レコード時代のLP1枚を作った。

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 戸田恵子さんのLPレコード「Soft Drinks/ソフトドリンクス」(1981年 キングレコード)のジャケットのアートディレクションと作詞を望田市郎名で張り切ったなぁ。
 さらに、当時のコピーライター諸氏に依頼して作詞してもらうというユニークな企画だった。
 それにつけても 戸田恵子さんは、ずっとチャーミングでお若いなぁ。

 それにつけても あの頃は……よく働いたなぁ!
 







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— posted by 本庄慧一郎 at 02:45 pm  

「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第13回(通算725回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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俳優高島忠夫さんのご冥福をお祈りしています。



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(朝日新聞2019年6月28日夕刊より)


●明るく屈託のない品位のあるお人柄だった。
 1965年前後――やみくもにラジオ番組の仕事をしていた。
 その一つが高島忠夫さんの15分のオビ番組(土日を除く毎日)でAM9:00からの「横浜眦膕按鷆 森眦臙乕廚離察Ε掘Ε椒鵝廚世辰拭
 ラジオも(以後のテレビも)現在の「フリートーク」とやらではなく、きちんとした構成台本があり、出演者が「オレはさぁ……」という下司な日常語は使わなかった。
 もちろんぼくの場合(当時、本庄一郎名)、広告主が「百貨店でありトヨタ自動車であり、資生堂であり……という具合いで親近感とユーモアと知性」を大事にした番組作りは常識だった。
 それにつけても ラジオもテレビも、エンターテインメントというとどれもこれも「街のアンちゃん風」になって……ねぇ。

●あの頃に関わったタレントの名前を思い出してみると。(今回、女性は除く)
 石坂浩二(俳優)/上條恒彦(歌手・俳優)/北村英治(ジャズクラリネット奏者)/草野 仁(MC)/矢島正明(ナレーター)/毒蝮三太夫(タレント)/近藤洋介(俳優)……ええと、それから……。
 故人としては――日下武史(劇団四季創立メンバー俳優)/城 達也(ナレーター)/熊倉一雄(俳優)/牟田悌三(俳優)/高山 栄(タレント)/立川澄人(声楽家)/小沢昭一(俳優)/西村 晃(俳優)/佐野浅夫(俳優)/桂 小金治(落語家・俳優)……それから、ええと……。
 CFは別として、この他にまだご一緒した方はおいでになるけど。思い出すままに。(順不同・敬称略)
  それにつけても 皆さん、礼儀正しく、人間的にも魅力をもった方々ばかりだってねぇ。

●その後、TVCFでは(前にも書いたけど)「人間国宝」としての八代目松本幸四郎(初代 松本白鸚)……品位とマナーでは非のうちどころのない方々ばかりだった。
  それにつけても マスコミ(テレビ等)芸能界での「アカ」をまとった連中(芸NO人?)から離れて、名前がしっかり明示され、なおかつ、カタチとして残るモノがほしくて、小説などに転向して……よかったなぁと思っています。








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— posted by 本庄慧一郎 at 05:18 pm  

電子書籍 新刊のお知らせ



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余美太伊堂文庫より
新刊『大江戸えろちっくサスペンスシリーズ』が
発売されました。



江戸の町の、光の届かない闇にうごめく人々がいる。
せっぱ詰まったそんな者たちの鬼気せまる物語を集めた
江戸時代物短編3タイトルと
短編3タイトルを収録した短編集です。


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— posted by 望田企画室 at 02:38 pm  

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1966年6月29日/ビートルズ来日と、そして……。

●この日を忘れない。
 「物書き業」以外の職業はあり得ないとガンコに思い込んでいた。まず、ラジオ番組の構成台本をニッポン放送やTBSラジオをメーンに手当り次第に引き受けた。
 常時、数種の番組を担当した。
 ニッポン放送(LF)でもいくつかの番組があり、その1つが「ポップ&ポップス」で提供スポンサーが東芝EMI。
 さまざまな外国レーベルを扱っていて、勢いがあった。
 それらの外国人アーティストの中にザ・ビートルズがいた。当初、彼らについてのデータ情報の詳細がわからぬまま「それらしいこと」を書いて台本を作りあげた。
 それにつけても 「リバプールという港町のうす暗いガレージで若者4人のロックバンドがユニークでホットなサウンドを奏でていた」といった文章を書いた――そんなコメントは、その後に入手したデータと符合していたね。

●1966・6・29――プライベート・メモリー。
 ビートルズ来日が6月29日。この日は忘れもしない!プライベートのイベントで、朝から品川区大井町の産科医院に詰めていた。ワイフの実家の近くで、義母が出産するワイフの面倒をみてくれていたのだ。
 「第一子誕生」というイベントにウロウロしていたというワケ。
 「第4号」と名付けられた台風が接近していたが、結局、待つこと8時間! PM8時直前に誕生した……という日だった。
 つまり、「ビートルズ来日」にからむユニークな記憶になった。
 それにつけても ビートルズについては、ラジオ番組で「知ったかぶり」のコメントを先行して、その動向について書きまくった。ファン以上に密接になったネ。


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●当日の本庄一郎(当時の筆名)は「取材」。
 名目は「取材」。武道館1階アリーナスペースに特設された高いステージ。「前座」としてザ・ドリフターズなどの日本のバンドが出演したが、観客のほとんどがコーラとパンなどにこだわっていて、ガヤガヤは静まらない。
 やがてその第1部が終わる。あらためてドラムセットが置かれた。
 会場のざわめきがたちまちスーッと鎮静する。
 早足で下手からリンゴ・スターが登場した。
 場内のざわめきが鎮まり、全員が息を詰めたようだ。
 ドラムのチューニングは手早く終わり、リンゴが一発「ドーン!」と叩いた――ワーッと歓声が起こり、場内の反響がバク発した。
 その歓声のウズのさなかに他の3人が登場した――。
 それにつけても ライブコンサートは商売柄、あれこれ経験したが、その「熱狂のウズ」の迫力は……格別。唯一のものだった。


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(朝日新聞2010年6月5日夕刊より)


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(朝日新聞2011年1月8日朝刊より)


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(朝日新聞2019年6月29日朝刊より)










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*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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