あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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「意地汚い」と「いじましい」
●「生まれも育ちも〔梅クラス〕だ」と自覚している。
つまり、ウナ重同様に、「己の生まれ」を「松竹梅」に等級分けしてのコトです。
●前半は放送作家業。次のコピーライターとしてCMやPR映画等の制作時代。
その後の時代小説の量産時代になるが。
このCM制作時代は、「一流企業」と称されるブリヂストン、トヨタ自動車、アサヒビール、資生堂、ソニー、ホンダ……などなどに関わった。
●時には、初回打ち合わせの時、企画内容説明の場で、または完成試写の場で、担当重役やオーナーと会った。その際、一流レストランなどのフォーマルな食事をご一緒することもたびたびで、当然、失礼やソツのないように努めて対応した。
そのおかげもあって「梅クラス育ち」でも、家族以外との「飲み食いのマナー」は自然と身についた。
●このコロナ禍――盛り場のニュース映像で、大型自動販売機の前に、深夜、大勢のサラリーマンといわれるスーツ姿の男たちが集まって、ビールや酒を飲んでいる風景が紹介されていた。(街の飲み屋が自粛閉店していた時)
それにつけても 彼らの足元にはビールや酒の空カンや空ビンが散乱していて、その陰気で、醜悪なシーンにひたすら呆れ返った。
●たぶん――当方の想像だが、あの居汚い連中たちは、きっとあたりの物かげで、小便などもやらかしたのではと思う。
当方、アルコールとの付き合いは70年にもなる。このブログでも以前書いたが、10代の頃から、大勢の劇作家先生たちのそばにいる機会が多く、否も応もなく「飲まされた」。
したがって(体質もあって)アルコールには強い。「酔っぱらったぜ!」という記憶はないね。
現在は、健康を考慮してほとんど飲まない。
そのせいか、アルコール自動販売機の傍らの暗がりで、ゴソゴソ群がり寄って飲む連中の……意地汚く、いじましい姿には、ただただ、うんざりして、哀れを感じる。
コロナ禍の 青息吐息の 春の闇
――深実一露
***
イラスト:やっぱっぱだいすけ
Scenes of memories
好きだった街歩きのスナップ/根津
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