あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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物書き・汗かき・六十年
●とにもかくにも、六十年余の職業として、文章を書いて生活してきたことは、まぎれもない事実である。
具体的な職種としては、放送作家、広告制作のコピーライター、コマーシャルソングを中心とした(CМ音楽制作)の企画・作詞・制作。
やがて、広告の仕事に飽きて、舞台の脚本を書くこととなり、自ら演出にも手を染めた。
放送作家として、民間放送ラジオに関わったのは、そう……昭和30(1955)年頃だった。
テレビ開局は、それ以後のことである。
●戦前の日本演劇史上、ユニークな存在として記録にのこる「ムーラン・ルージュ新宿座」で活躍した劇作家小沢不二夫 (1912年〜1966年)と、その先輩格にあたる三好十郎(1902年〜1958年)が直接の師匠だった。
師匠といっても、「手とり足とり」作劇術などを指導してくれるわけではない。ひたすら助手として師匠の作業をフォローするだけである。
小沢不二夫は、小生の母の実弟であり、その劇作家として(のちの放送作家としての)大量の放送脚本や大衆演劇(新国劇・新生新派・不二洋子・大江 美智子・浅香光代で劇団などなど)の仕事をこなした、いわば【才人】だった。
●さらに、デビュー当時の美空ひばり主演のラジオドラマ「リンゴ園の少女」の脚本・挿入歌の「リンゴ追分」などの作詞も手がけて多様な仕事で成果を挙げた。
この番組は、NHKの「君の名は」にぶつけたものであった。
【助手】である小生は、そのおかげで、まだ10代の美空ひばりや、初々しい青年だった緒形拳や……全盛時代の大江美智子や不二洋子や、それから……とにかく、多種多様の芸能現役プロの方たちの素顔に接している。
これを機に、あの当時のあれこれを書き記していきたいと、いま、あらためて思いを強めている次第です。
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コレクションシリーズ23はコチラ をご覧ください。
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イラスト:やっぱっぱだいすけ
ニコヤンの目↓
歌舞伎や新劇の芝居を観た。
地方廻りの「旅芝居」もよく観た!
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