「社会&芸能・つれづれ愚差」第116回(通算226回)

うっとうしく不快な季節

「選良」というコトバを辞書でひく。
――すぐれた人を選び出すこと。また、その選ばれた人。特に代議士をいう。(広辞苑)

 現在の政界を右往左往している者たちに――この熟語があてはまる人はゼロである。
 誠実で、真面目で責任感と義務感の確かなぼく(ウソつけ!)とはトコトン無関係のヤカラたちばかりが右往左往しているネ。
 それにしても……ヒドイ顔ぶれだなぁ。ダレが選んだの、この人たち。

映画のタイトル借用ということで

 「お買物中毒な私!」――なんて、どんな映画か知らん。
 でも、理不尽な不況・不平等な現在の安売りオン・パレードのさなか、まるで不必要なモノを目の色変えて買い漁っている者が多いなぁ。
 安物に群がるイナゴみたいな人たちに、ただタメ息をつく。

エラソーに言いながらコチトラも買い漁り

 なにしろ、コチトラ趣味のない朴念仁。
 本屋めぐりと古本屋漁りで、うれしくなるビンボー症デス。

・新刊――「石原慎太郎よ、退場せよ!」 斉藤貴男・吉田司著(洋泉社y新書)
・古書――「高瀬舟女船歌」 澤田ふじ子著(新潮社)
     「五年の梅」 乙川優三郎著(新潮社)
     「深川駕籠」 山本一力著(祥伝社)
     「大江戸人情花火」 稲葉 稔著(講談社)
     「江戸よ、語れ」 海野 博著(河出書房新社)
     「もうひとつの映画史/活弁の時代」 吉田智恵男著(時事通信社)
     「私は昭和の語り職人」 西村小楽天(エイプリル出版)
     「ドキュメント昭和史」全8巻 内川芳美他編(平凡社)
     「兵役を拒否した日本人」 稲垣真美著(岩波新書)


     「上山草人の妻」 三田照子著(自家版)

お勉強のために再読・三読した本

藤沢周平著「蝉しぐれ」(文芸春秋)/「藤沢周平未刊行・初期短編」(文芸春秋)/「冬の朝」「麦屋町の昼下がり」(文芸春秋)/「闇の梯子」「夜の橋」「花のあと」「橋ものがたり」「小説の周辺」(文春文庫)


 好みのホンを読んでいれば、少しは気が晴れる。

— posted by 本庄慧一郎 at 10:52 am  

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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
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