「社会&芸能・つれづれ愚差」第383回(通算495回)

猛暑狂暑をへこたれないために

●それにしても――
 社会の「庶民の暮らし」のさなかで起きる殺人事件などの凶悪犯罪が多い。
 いまや、それもこれも……当たり前のようになってしまって、誰もことさらに驚くこともない。

●それにしても――
 この民主主義の日本の政治の動向が何ともいかがわしく、やたらきな臭い。
 心ある人たちが、いま声をあげなければ――!

●それにしても――
 「水分不足で熱中症になる」以前に、「理不尽」と「ムジュン」と「不可能」ばかりの現在の政治や社会の在りように、気持がささくれ立ち、枯渇してくる。

●なにはともあれ――
 周辺事情に負けない自分のコンディションをつくる。
 俳句や短歌の……詩集などの本の頁をくる。

●たとえば――
 茨木のり子詩集をゆったりと心鎮めて読む。

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***

『自分の感受性くらい』茨木のり子

 ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて

 (略)

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ
(『かがやく日本語の悪態』著/川崎洋 平成15年 新潮社刊」pp159-160より一部抜粋)

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(『真実の「わだつみ」 学徒兵 木村久夫の二通の遺書』編・著/加古陽治 2014年 東京新聞出版局刊)


***


●茨木のり子さんも書いている――
 「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」

●8月20日(火)は――
 埼玉県本庄市の市民の皆さんに協力して、『郷土の賢人・盲目の塙保己一キャンペーン』の定例会で出ました。

●PM6:00〜は――
 本庄児玉(正しく塙保己一の故郷)の商工会の皆さんに『ゴッホ・啄木、そして塙保己一/おのれの可能性に挑んだ男たち』をテーマに講演する。その後、皆さんとの懇談会・親睦会があり、一泊しました。
 

●誰でもトシを取る――
 放っとけば、脳もすぐ怠ける。
 だから、せっせと脳は鍛える。
 脳に、「いい汗」をかくことを強いる。その努力を怠らない。


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ケイちゃんの目 ↓

武蔵野の涼風を求めて


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— posted by 本庄慧一郎 at 11:40 am  

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