「社会&芸能・つれづれ愚差」第494回(通算606回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露


本庄慧一郎のメモランダム

●それにしても――
 築地市場移転問題。
 そして豊洲に関わる無責任と浅はかな言い逃れの、手に負えない醜態。

●それにしても――
 億兆というカネにたかる醜悪な人間どもの跳梁。ただウンザリするばかりだ。
 金、銀、銅のメダルにも100万円単位の褒賞金があって――?

●それにしても――
 隣国のスキャンダルも手放しで蔑視する資格なんてないね。現在の日本には!

●それにしても――
 「責任者」という者の「責任」って何だ?
 ド頭を下げて、そのポジションから身を引くだけで「責任を取る」ってどういうことだ? 「責任を痛感」? それだけかい!

●追伸
 現在「ゴッホとゴーギャン展」が開催されている。(東京都美術館/上野)  小生が、物書き業の師と仰ぐ劇作家三好十郎氏には「ゴッホ小伝/炎の人」(劇団民藝 主演滝沢修 1951年初演)がある。せめてその戯曲を読んで下さい。





みさきけいのポケットブック

時はゆっくりと流れる
またかすかにみじろぎをする
手になじんだ万年筆の紙をすべる音
したためるのは北国の親しき友への手紙

時はゆっくりと流れる
またかすかにみじろぎをする
部屋の隅の小さなスーツケース
じんわりとぬくもりのある言葉と逢いたい日

時はゆっくりと流れる
またかすかにみじろぎをする
ひえびえとした夜明けの気配を感じながら
雪を迎えた北の町のホテルを想う





深実一露の五七五

欲呆けが 億兆の金語り 秋果てる
グルメとか 卑しい顔ばかり 夕しぐれ
テレビの顔 成り上がり成り下がりの そぞろ寒
記憶にない 晩節穢す 男ありて
振り返りゃ 「爆死か餓死か」もあり 今朝の冬 





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ケイちゃんの目 ↓

飽きのこない秋・わが世の秋

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494-606-2

494-606-3

494-606-4

— posted by 本庄慧一郎 at 11:35 am  

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自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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