「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第8回(通算719回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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なにくそ(何糞)根性と仕事運。

●アホバカ人種は、自分の人間としての資質の低劣さを、都合よく酒のせいにする。
 ワタシは、未成年時代(!)から、物書き業界のエライ先生方の酒の席では「え?」という経験をしてきた。
 でもね、その先生の人間としての本質をしっかり把握していれば、ウロウロしなかったぜ。
 それにつけても たいていダメなヤツは、酒以前に人間としての資質が腐っている――と必ず証明されるものだよ。

●ま、「つきあいきれないヤカラ」はおいといて。
 よく、資料としての週刊誌を買うことがある。
 週刊新潮5/30号、テレビタレントの坂上忍くんのエッセイ(200回目)をたまたま読んだ。
 現在のテレビでの売れっ子とか。
 彼は、ホントは「物書き」になりたかったとあるね。テレビどっぷりのお笑い芸人がやたらのさばる時代。現在のテレビに関わる連中には、あれこれ思いのあるワタシだけど、このヒトは「ま、いいか」だと思ってきたよ。
 それにつけても テレビ番組と局の制作スタッフらの質は「???」で、ダイジョーブ?かねぇ。
 いや、そんなことはどうでもいい。
 坂上忍くんの一文に因んで、自分の「作家運」をふり返ったよ。

●ラジオ・テレビ番組。そしてうんざりするほどのTVCM、CM音楽制作に関わってきて転向。小説(時代もの)に手をそめ、ムキになって仕事をした。
 初期には徳間書店の「問題小説」(後年「読楽」)で、上質の編集者諸君のリードで、短編をン十篇と書いた。いい経験をしたなぁ。
 それにつけても ベテランの挿絵画家とタッグを組ませてもらった。それが嬉しかった。

●まず、現在も大活躍中の宇野亜喜良先生――時代を越えて「新しい人」だ。


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(朝日新聞2019年5月23日夕刊より)



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「問題小説」より

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「問題小説」より



 このほか、宇野先生には時代物短編でいくつもの作品でお世話になりました。
 宇野先生のほかに、小林秀美先生、三井永一先生、濱野彰親先生、鴇田 幹先生(順不同)……時代物小説のさし絵のベテランにはさまざまな作品でお世話になりました。(書き下ろし文庫本の装丁などは別)
 あらためて最敬礼している昨今です。

 「なにくそ!」という頑張りとベテランアーティストのパワーで着実な作品歴をのこせました。感謝!








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— posted by 本庄慧一郎 at 02:30 pm  

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