「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第139回(通算851回)

あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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俳人・石田波郷さんのこと。


●俳句や短歌はよく読む。
 かつて、俳人石田波郷さんは、練馬の谷原に住んでいた。私の叔父で、物書き業の師匠である小沢不二夫(1912年〜1966年)とは、「俳友」としておつきあいがあったようだ。
 その後、私の「東京ろまんちっ句 」なる出版企画などもあって、調布深大寺の波郷さんの墓とめぐり合い、お詣りもした。
 波郷さんは結核(心衰弱)で亡くなったが、たまたま私の母親も清瀬の療養所と同じだったこともあり、くっきりと当時の記憶がのこっている。



●あらためて、「現代俳句の世界7――石田波郷集」の頁をめくる――。

  綿虫やそこは屍の出でゆく門

  乙女の声して寒林を屍行く

  七百の患者等にけふ雪来るや

  白き手の病者ばかりの落葉焚

  朝雲や寒林すでに屍が通り



●石田波郷さんは、昭和昭和44(1969)年11月21日午前8時30分頃に逝かれた。

 元日の夜の妻の手のかなしさよ    石田波郷(昭和25年)
                       




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●本庄慧一郎(望田市郎/本庄一郎)作品を掲載しています。

 コレクションシリーズ14はコチラ Link からご覧ください。




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イラスト:やっぱっぱだいすけ

ニコヤンの目↓
Scenes of memories
あの頃の浅草の風景



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— posted by 本庄慧一郎 at 02:59 pm  

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