「社会&芸能・つれづれ愚差」第324回(通算436回)

ジメジメしているのに「慈雨」にならない梅雨どきのメモ

●あれこれ、モノを考える仕事では、舞台脚本の企画関連の資料(本・雑誌・新聞記事等)は机上や書斎の身辺かに、ずっと存在していなくてはならない。
 したがって、コロコロと勝手に変わってしまうビデオやDVDのような映像では、あまり役に立たない。
 いや、現在しきりに喧伝される「電子書籍」なるキカイはまるで役に立たない。

●33平米とその他のいくつかの部屋(2階書斎への階段やそのワキの手作りのタナ等)も本でぎっしりで、まるで古書店の倉庫のようなわが家だ。
 それでも、キレイなままの寄贈本はまとめてごっそり被災地に贈呈し、かなりの古書は専門店に引き取ってもらった。

●小説家、戯曲作家、評論家、そして質のよいエッセイスト等の著作物(本)を読み、そして、その本たちを「矯めつ眇めつ――ためつすがめつ」して、そこからおのれの新たな出発点を探す。いや創り出すことに努めるのがならわしだ。
 したがって、パッパと消えてしまうモノは役に立たないのダ。

●さてさて、最近、都にはびこる3族がやたら目に立つ。
 ��スマホ・フィンガー族
 ��テレビ・ボーフラ族
 ��政界(中央・地方議員などの)暴言・暴走族
 �,鉢△蓮△汗睫世良�要はないだろう。��について補足したい。
 口にするコトバがすべてウソ臭い。いや、テンから的はずれでとんでもない勘違いそのものなのだ。
 その軽ハズミな、また「心の根っこの腐敗していたことばで」現在の政治生命や、あるいは命そのものを破壊してしまう者も多い――。

●というところで(古めかしいコトバでいえば)閑話休題。
 ずっとムカシ(20年くらい前?)、OLたちの茶飲み話などに「3K男」という造語がよく使われた。つまり、「汚い男」 「気が利かない男」そして「クライ男」のイミである。現在も変わらないハズだ。

●そして、男たちも、安酒をくらって「3Y女」としきりに口走ってうっぷん晴らしをしたね。「3Y」とは、「よく食う」「酔わない」「やらせない」(?)の頭文字のYである。
 「3K男 VS 3Y女」のトーナメントはずっと続いているんだろうナ。

●それで、「4K」のおハナシ。
 この「4K」とは、テレビ受像機のこと――はご存じですよね。
 要するに、現在の「フルハイビジョン」の4倍もの解像度があって画質はさらに一段と美しいというワケ。
 でも、そんな新製品もさっぱり売れないようだけどさ。

●そりゃあそうだろうねぇ。
 やっとひと息入れて、テレビをつけると安っぽいゲーノー人やタレントたちが、勝手にワルはしゃぎしているばっかりだもんね。
 画質や映像をウンヌンする以前に、あのワルハシャギの騒音にイラつくもんね。

●たしか去る4月14日東京新聞の記事の見出しに「民放ラジオ局・デジタル化暗礁」とあった。
 「若者離れの苦しい経営」「巨額設備投資のカベ」「受信するには専用器必要」などの条件をクリアすることは困難ということで、業界全体の参入は断念ということだ――だろうなあ。
 あのラジオというメディアは「フリートークという名のコトバのゴミ箱になっちゃった」と思ってたもんね。

●あれはいつだったかなぁ。「民放キャンペーン」でCMを作ったことがあった。テーマは「防災」でね。
 「♪いざという時〜「いつものラジオのいつもの情報」(声・熊倉一雄さん)
 あれはちゃんと活きてるぞ。

●そういえば、コラムニスト天野祐吉さんが、2013年5月29日付朝日新聞の「CM天気図」に『CMに明日はない?』というタイトルで書いていた。
 それと、「テレビは余命7年」(指南役著/大和書房)という題名の本があったな。まだ買ってないけど。
 内容紹介文には「(略)下請け・孫請け会社への外注、売れっ子を奪い合う視聴率主義、女子アナのタレント化など、若者を中心とする視聴者が(テレビ離れ)を起こした原因を探る。(略)」
 結論として「このまま衰退を続けると2018年に民放キー局は破綻すると予測」。
 ウン、時間的条件はともかく、ガタガタになる――と思うよ。

●テレビ4K。
 「苦しい」
 「暗い」
 「くたびれた」
 「くたばる」
 なんて4Kなんてねぇ。

●図に乗る――というけど、テレビのバラエティだけじゃあない。
 日本という国のリーダーたちの「図に乗る図」は「危険」にシンクロしてるぞ。


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ケイちゃんの目 ↓

蝶々(オス・メス)2頭の
華麗なるラブ・プレイ

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:54 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第323回(通算435回)

声優・内海賢二さんのこと
 
 2013年6月13日。内海賢二さん逝去。75歳。
 スキンヘッドでぎょろ目。ずんぐりした見るからに頑健な体躯。
 ほんらい舞台でのシバイをやりたかったようだが、ドスのきいたその「声」のためにもっぱら「声優」として活躍した。
 昭和40年代には、ウエスタンスタイル――カウボーイスタイルでまっ赤なオープンカーに乗り、ドスのきいた声で「やあ、元気かい!」と現れた。
 コワモテの顔はたちまち人なつっこい笑顔になった。

***

 小生には、テレビCF制作時代があり、当時のコンビにディレクターの内田健太郎がいて、日常は「ウチケンさん」と呼んでいた。
 そして、もうひとりの「ウチケンさん」が内海賢二さんだった。
 3人はけっこう親しくつきあっていたっけ。

***

 内海さんはプロダクション「賢プロダクション」を主宰していた。
 奥さんは、声優の野村道子さん。野村さんといえばこれまた超売れっ子の声優さんだった。中でもTVアニメの「サザエさん」の「ワカメちゃん」の声がとくにおなじみだった。(現在はご自分から身をひいてプロダクションのマネージメントに専念している)

***

 この野村道子さんプロデュース、制作オフィス・デュオで、人形劇「南総里見八犬伝」の脚本を書いたなぁ。語り手として内海賢二さんと加藤みどりさん(あのサザエさんの声の)。
 そして、劇団貝の火(主宰伊東万里子さん)の川本喜三郎先生作のゲイジュツ品ともいえる精巧な人形が魅力的だった。(演出は故香西久さん)

***

 つい先日、テアトル・エコーの納谷悟朗さんとの思い出を書いたばかりだ。同じテアトル・エコーの山田康雄さんも亡くなったし。
 これから、しっかり腰をすえてかかろうとしている「本庄慧一郎メソッド」による自作時代人情物〔読み語りドラマシリーズ〕には、内海賢二さんにもいずれ声をかけたいと思っていたのに――とにかく残念である。
ご冥福を祈ります。ウチケンさん!

***

 それにしても――
 またしても、政治の中枢にいる者(自民党政調会長とやらの)高市女史の失言問題。あまりにも、軽率で無思慮でしかも、その始末と処理に対する態度も言動も雑に過ぎる。
 しかも、問題化した当初、菅とやらの官房長官もショボショボしながらも「そんな問題になるような発言ではなかった」とうそぶいたな。

***

 このところ、あのイシハラ氏とハシモト氏がゴタゴタしてる。
 このブログで小生がギャグにした「維新の会――異心の怪」というのが現実化……してくるようだなぁ。それは放っといてもいいけど。


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ケイちゃんの目 ↓

千葉県富浦の劇団貝の火
アトリエでの「南房総里見八犬伝」の人形

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:39 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第322回(通算434回)

なつかしい風景を求めての1万歩ウォーク
 
 5月26日。
 自宅近くの西武バス西武車庫前から、西武新宿線武蔵関駅へバスで。
 そこから関東バス三鷹駅行きのバスを乗り継ぐ。
 三鷹駅北口へ出て、小田急バスで武蔵境通りを京王線調布駅へ。
 そこでさらにバスを乗り換えて京王多摩川駅着。

***

 調布や京王多摩川の街とは、ずっと昔になじんていた。
 もともと、深大寺のゾーンが現在のようにきれいに整備される以前、カントリー・ムードが色濃く残っている時代から好んで親しんでいた。

***

 調布や布田や京王多摩川辺には、小生の親類でもあり、同時に映画会社大映(当時)や日活に勤める叔父たちが住んでいた。
 そう、やっとスタートすることになった民間放送テレビのディレクターになった叔父もいた。

***

 ずっと昔、まだガキの頃、父親が連れていってくれた「京王閣」も記憶に残っている。(現・京王閣競輪場)
 さまざまなキレイなタイル張りの大浴場や「豆汽車」などがあって、ガキん子にとってはすばらしいゾーンだった。

***

 そして、「大映撮影所」のスタジオ。(現・角川大映撮影所/角川大映スタジオ)
 叔父に連れられて、撮影中のスタジオに潜入して、「現場」を体験した。

***

 もともと、拙著「幻のB級!大都映画がゆく Link 」(集英社新書刊)でも記したように、「大映」は、昭和17年に戦時の企業統合令によって、それまでの日活・新興、そして大都映画が強制合併させられて誕生した会社だった。

***

 現在は「角川大映撮影所」として、建造物やゲイト(の位置も変わった)もモダンで新しくなり、駅も道路も……すべての風景も、当時の名残りのカケラもない。

***

 戦後大映のヒット作「大魔神シリーズ」(1966年)のキャラ像がゲイト正面に飾られていて通りかかった小学生たちが「コレ、何だ?」と騒いでいた。
 現在の風景には、まるで情趣はなかったが、多摩川の川面をかすめてきたはずの風には「変わらぬ匂い」があった。

P・S
 それにしても――
 「かわいがり」と称する暴力虐待や致死に至る事件、そして八百長や賭博事件のスキャンダルまみれになった日本相撲界の醜態に対する記憶は鮮明に残っている。
 最近では日本柔道連盟にまつわるセクハラや暴力事件、また金銭に関わるハレンチな事件。加えて、責任関係者たちの態度のセコさ、いいかげんさ、かと思えば、ベースボールの「ゲームに使用されるボール」の「統一球」が公表されないままに変更されていたこと。その件に関して日本野球機構(NPS)のコミッショナーが「知らなかった」とふやけた答弁をするなど、フェア精神第一とするスポーツ界はまるでだらしなく醜聞に満ちている。

***

 責任関係者たちは、「自覚」とはほど遠い「愚かしげな表情」で「ガバナンス」とか「コンプライアンス」などとカタカナ語を使ってナマ煮えの弁明をする。

***

 庭の木も鉢植えの木も「根っこ」が腐れば枯れる。
 人間も「心の根っこ」が腐れば枯れる。
 人間だけが持つ「言葉」は、「心の根っこ」が腐れば「死語」になる。

***

 そう!それにしても、各種団体の中枢に居座る男たちの無責任さや不誠実さ、さらに人間としての自覚のなさそうな表情の情けないこと。

***

 そうそう、学校などの教育現場での「いじめ」や「自殺」などに関わる教育委員会のおじさんたちの挙措や表情も……まるで「説得力ゼロ」みたいのが多かったなあ!


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ケイちゃんの目 ↓

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**調布の町の「鬼太郎」**

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**殺風景な京王多摩川駅**

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**角川大映撮影所門の大魔神像**

— posted by 本庄慧一郎 at 01:53 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第321回(通算433回)

こんな「次元」で済むことなのか?

 平成25年6月6日付朝日新聞4面にイシハラ氏とアントニオ猪木氏が満面の笑みをたたえたカオで「交観する?」写真が掲載された。
 フォローの記事の文章を約すると――
 日本維新の会から猪木氏が「比例区」で立候補するというコトだった。
 ハシモト氏の「慰安婦その他の問題で逆風に晒される状況」を猪木氏出馬でナントカ収束をさせたい――といった内容だ。

 あのハシモト氏の問題はそんな程度の、そんな次元の低いコトかい?選挙民もまた、猪木氏の「知名度」とやらに眩惑されて投票し……あげくの果てに肝心の問題(二名の共同代表のトンチンカン・イズムと維新の会の人気凋落現象)から目を逸らさせようというセコイ仕掛けに、まんまとハマルことになのかね?
 ほんとに「ため息」が出るなぁ。

***

 先祖の望田(本庄慧一郎の本名)家が「マユの仲買商」を営んでいた埼玉県本庄市に久々に出かけた。
 地元有志を中心にした新しいキャンペーンに協力を依頼されたのである。
 ずっと親しくして頂いている県議T・Mさんがリーダーの企画だ。
 詳細は次回に――ということになるが、今回はあらためて、本庄市圏のうち「本庄市立歴史民俗資料館」に展示されている「前の山古墳出土」の個性的なハニワたちと面会した。
 その笑顔のハニワたちには心が和んだ――。


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ケイちゃんの目 ↓

機嫌のいい
本庄ハニワくん

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:25 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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