「社会&芸能・つれづれ愚差」第518回(通算630回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露




師として仰ぐ劇作家三好十郎氏。

 物書き業として生活してきて半世紀以上が過ぎた。
 母親のきょうだいに劇作家小沢不二夫がいた。
 小生は、敗戦時(昭和二十年/1945)は、中学1年で13歳。
 特攻隊になって死ぬ気でいた少年は、その叔父を慕って劇作家をめざした。
 その結果、上記のような履歴になったが――。
 その叔父小沢不二夫は三好十郎氏と親交があって、この二人を師として演劇を学んだ。


お二人とも若くして逝った。

 三好十郎氏は56歳。(1902年〜1958年)
 小沢不二夫は54歳。(1912年〜1966年)
 故永六輔氏をはじめ、戦後のテレビ・ラジオ業界には「一団となって」仕事をしてきた人々(青島幸男、阿久 悠、井上ひさし氏らの皆さん)には、とりたてて「師」という方たちは存在しなかったようだ。
 しかし、小生には、この二人がいた。
 その三好十郎氏の作品は「70年余」の時を経てもなお、熱く語りかけてくる――。



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本庄慧一郎の本棚から 三好十郎氏本の一部


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三好十郎氏/箱根仙石原にて
昭和30年(1955)の頃。本庄慧一郎(望田市郎)撮る。



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別の旅行のバスの中にて 左・三好十郎氏 右・本庄慧一郎




●それにしても――
 日本の「運命」を左右する政治の中枢にいる者たちの「言葉」がやたら問題になっている。
 「心根」を腐らせた人間の言葉が役立たずなのは当然だろ!






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ケイちゃんの目 ↓

メモリーズ・オブ三宝寺池の水鳥たち(1990年代)

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氷の上の水鳥たち

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— posted by 本庄慧一郎 at 11:46 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第517回(通算629回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露




人間の根ぐされ。

●そういえば――
 根菜とは、植物の根っこそのもの――大根・人参・牛蒡、それにイモ類などなど「根っこ」そのものを食料とするもの。
 したがって、根そのものが枯れては、その価値はゼロになる。

●そういえば――
「人間としての根っこ」そのものが枯れて、腐っているような者が跳梁してるねぇ。そうよなあ、根性・性根が「根腐れ」ているような者のことダ。

●そういえば――
「人間としての根っこ」に異常や疾病に犯されると口にするコトバも、当然大きくズレるし、脱線するね。

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(朝日新聞2017年4月18日朝刊より)

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(東京新聞2017年4月19日朝刊より)

●そういえば――
 政治というフィールドにいる者の「問題発言」が続発しているが、これは一時的な現象ではない。
 文字どおりの「根腐れ」「根っこ枯れ」で除去するより手はない。

●そういえば――
 除去し処分しようとしても、どうにもこうにも処理できない厄介なモノがある。


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(東京新聞2016年9月22日朝刊より)

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(朝日新聞2016年10月26日朝刊より)

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(東京新聞2017年2月6日朝刊より)

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(朝日新聞2017年4月20日朝刊より)

 これらの放射性廃棄物は「地下70メートルより深い場所で10万年間管理しなければならない」シロモノだぜ!

●そういえば――
「廃炉認可4原発」というが、その「悪魔のような遺物――放射性廃棄物は総量26,820トン」という。
しかも、その一方で「原発再稼働」を推進している! そんな大ムジュンを許している国民がいるのだぞ。

●そういえば――
 某週刊誌の取材記者は「週刊誌の使命は、政治・社会のウソを引っぱがすこと」語っている。
 ウン! それでいい。
 芸能ネタとクイズ番組に血道をあげといるようなテレビは――衰退してゆくねぇ!

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(朝日新聞2017年4月20日朝刊『週刊文春』広告欄より)

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(朝日新聞2017年4月20日朝刊『週刊新潮』広告欄より)



●それにしても――
 武力による強引な「平和論」が横行する現今――卑しく浅はかな怠惰と放漫と無自覚で、かけがえのない「真の平和」をないかしろにする――なんて!

●それにしても――
「爆死か餓死か」の死線を越えて生きてきた者には、どうしても許し難いことだぜ!




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ケイちゃんの目 ↓

石神井公園/ふるさと文化館・分室展示室




石神井に住んでいた先輩作家/壇 一雄氏

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石神井に住んでいた先輩作家/五味康祐氏

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物書き街道を振り返る/新書・単行本etc.

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:30 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第516回(通算628回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露




にんげん公金パラサイト時代

●そういえば――
 「天下り族」といえば、最近では文科省がらみのスキャンダルが記憶に新しい。
 「体質改善」なんて弁明はもう何度繰り返されたことか!
 「天下り」という用語も見当違いもいいとこだろ。
  そう「人間寄生虫人」とでもしろ。


●「寄生虫」を広辞苑でひく。

①(parasite)他の生物に寄生し、それから養分を吸収して生活する小動物。シラミ・ダニ・篠虫・回虫・十二指腸虫など。
②他人の力にすがったり、その利益を食い物にしたりして生活する人をののしっていう語。
(「寄生虫」-新村出編『広辞苑』第3版 昭和62年 岩波書店刊より)


●そういえば――
「大借金国ニッポン」だというのに、国費(公金)にたかる奴らばかりが目につく。
 森友学園問題をはじめ、議員たちの政務活動費などなど、「かすめ盗り」寄生虫人のバッコは変わらずだ!

●そういえば――
 「獅子身中の虫」というのか、小池都知事の活動で「保守陣営」がオロオロしているのがオモシロイ!

●それにしても――
 「月2勤務で報酬1000万円」だと!

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(東京新聞2017年2月7日夕刊より)


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(朝日新聞2017年3月3日朝刊「オピニオン」欄より)


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(東京新聞2017年2月7日夕刊より)




●それにしても――
 「プレミアムフライデー」とやらで浮かれてビール飲んでいる人種というのも、「アサハカ虫」みたいな人たちだねぇ。

●それにしても――
 北朝鮮の若旦那とアメリカのゴーマン大旦那と……そして、ただオロオロと軽率な軽はずみポチ旦那と……危ねぇなあ!

●それにしても――
 「虫」を素材にした料理が人気だとか。
 でも「天下り族パラサイト・スペイン風」アラカルト――なんてメニューはヤダねぇ!


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●それにしても――
 「恥」に鈍感な、いや「恥」を忘れた人間は、卑しいケモノだと思う。

●つまりは――
 「天下り族」とは、どうしようもない「無恥パラサイト」で恥知らず人間のシンボルである!

●そういえば――
 「ゴギブリ連鎖駆除効果」の殺虫剤があるとCMでやっていた。
 「天下り族ゴキブリ連鎖駆除効果」はないのかね。




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ケイちゃんの目 ↓

春の黄色

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文庫書き下ろし時代小説/パート4

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:25 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第515回(通算627回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露


四月の記憶。

●そういえば――
 4月――桜花の季節。そして新年度のスタート。社会人第一期生の希望がきらめくスタートライン……などなどイロイロの4月だ。

●そういえば――
 本庄慧一郎にとつてというより、望田市郎(本名)にとっては、この4月の「13日」と「23日」は忘れることのできない日だ。

●そういえば――
 昭和20(1945)年4月は、あの大東亜戦争(第2次世界大戦)の戦況悪化(といっても、もともと軽率で無思慮無謀な軍部の暴走に引きずられて)で、アメリカのB29爆撃機の空爆によって、東京はもちろん全国の都市や町や村が恐怖にたじろいでいた季節だ。

●そういえば――
 当時、北区滝野川に居住していた。空襲は日ごとに激化し、栄養不良と恐怖で右往左往する日々だった。
 3月10日のいわゆる「下町大空襲」の大打撃は「筆舌に尽くし難い」。
 その後の4月13日から14日の空爆を「命ひとつ」で生き延びた。

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(『一億人の昭和史4 空襲・敗戦・引揚』毎日新聞社編集 1975年 毎日新聞社刊より)




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(『東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑』平成23年3月 東京都刊より)



●そういえば――
 作家早乙女勝元氏の記録本にはその記述がある。

 4月13日、夜11時すぎからB29 160機が、小石川造兵廠を中心に、豊島、荒川、王子、小石川、淀橋、四谷、牛込、麹町などを襲い、さらに2日後15日にも、やはり夜の11時すぎから、B29 200機が、京浜地区に来襲、大森、蒲田の城南地帯と、川崎市、横浜市、鶴見地区の広い範囲にわたって、波状攻撃を加えた。この13、15日の両爆撃によって、都内で約22万戸の家が全焼したが、死者は3300人(警視庁資料による)。来襲機数、投下弾は、3月10日の下町空襲の規模とほとんど変らないのに、人的な被害がすくなかったのが、せめてもの救いといえる。これはなぜかといえば、3月10日の空前の大被害にあわてた警視庁が、その「防空体制」を急ぎ変更したからである。
『東京大空襲――昭和20年3月10日の記録――』早乙女勝元著集 1971年 岩波書店刊 P196より
※本文中の漢数字を算用数字にしています。

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●そういえば――
 いずれ、その「恐怖と残酷の記憶」を書くつもりだ。

●そういえば――
 同じ4月だが、23日はいわゆる「結婚記念日」である。
 ここから「新しい人生」がスタートして……というコトです。

●あえて言う――
 戦争は絶対にしてはならない。「平和」に屁理屈や勝手な自己合理化は叩きつぶさねばならない。
 いま「第3次世界大戦も……という可能性もある」とテレビの情報番組で口走っていた者がいたぞ!

●もう一言――
 「真の平和の価値」をないがしろにしているヤツらがウヨウヨしている現在の日本――良識ある者たちのパワーを結集する時だ!







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ケイちゃんの目 ↓

お気に入りのボクの一本桜と……

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文庫書き下ろし時代小説/パート3

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:37 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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