「社会&芸能・つれづれ愚差」第553回(通算665回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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2017年(平成29年)さようなら!


●それにしても――
 ずっと以前から、年末年始の「カラ騒ぎ」がキライでした。
 ラジオ・テレビ、芸能マスコミに関する仕事をして生活していたから、「好き嫌い」を言う資格はないけど。
 だからこそ、あえて「同化すること」を拒否したのダ。

●それにしても――
 当ホームペ^ジの「エッセイ」のスタートは2002年1月1日である。
 『エッセイ』から始まり、『エッセイ/ニッポンの芸能人シリーズ』、そして、現在の『本庄慧一郎/週替りエッセイ/社会&芸能・つれづれ愚差』となる。つまり、1年52週で「週1」のペースで15年ほどアレコレ書いてきた。(といっても、娘やワイフの協力あってのことだけど)

●それにしても――
 物書き業を志して、結局は、ラジオテレビの放送作家、TVCMの制作、企画、コピー、作詞など、そして、時代小説(文庫)、評論集など数十冊余と、さらに舞台脚本アレコレと……。よく書いたもンだ!

●それにしても――
 「過労死」でジ・エンドになる人が多い。
 ボクは、そういう状況にも、なんとかピンチをかわして生き延びてきたネ。
 1960年代――放送作家を嫌って広告制作に(本気で)参入。広告代理店(中堅)に入社。会社員もおもしろかったネ。
 社長から将来を嘱望されたりして。居心地は良好だった。
 フリーになってから、あの「電通」でもずいぶん仕事した。

●それにしても――
 同時代(戦後の民放ラジオ・テレビ発展時代)を生きた同輩たち(数年の年齢差はあったものの)とグループ集団として駆けた。
 そのお仲間の永 六輔氏、阿久 悠氏、前田武彦氏、青島幸男氏、大橋巨泉氏……などの皆さんは逝ったなぁ。

●それにしても――
 こちとら……まだ、居心地のいい書斎に居座って「物書き業」にこだわっている。
 近頃は「電子書籍」のスタッフと組んでの新しい仕事でね。
 書き溜めた新作あれこれと、既刊本いろいろを電子書籍化するよ。

●それにしても――
 現今の政治社会のフィールドには、キナ臭い奴らがウヨウヨしていてさ。のべつハラを立てるぞ。
 ハラを立てるのもエネルギー旺盛なショーコだ! という昨今といえるよね!

●芥川龍之介のことば――
「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わなければ危険である」
 俳号「我鬼」。35歳で自殺した。

●お互いさま――
 心して、いい人生を創るよう――人間としてフェイクにならないよう努めましょう!

●蛇足ながら――

 本庄慧一郎は「小心欲抑」(希望や欲望は確かにコントロールして、邪悪な欲は捨てる)で生きていきます!





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ケイちゃんの目 ↓

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板橋区/赤塚山乗蓮寺・東京大仏



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— posted by 本庄慧一郎 at 02:11 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第552回(通算664回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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破廉恥・厚顔無恥・鉄面皮のオンパレード!


●それにしても――
 離婚記者会見を得意になって演ずる女性(松居一代氏)のなんとも珍妙なコト。人間としての基盤に狂いがある――ねぇ。

●それにしても――
 正月を目前にして――「神聖」とはほど遠い富岡八幡宮の宮司一族の権力争いに原因する殺人事件。
 これまた醜悪だなぁ。

●それにしても――
 「国技」と称されてきた相撲界の内紛――複数の「横綱」が絡んでの「酒席での暴行事件」はどうしようもないハレンチ事件でもある。
 そんな「外国人」に依存しなければならない「国技」は衰退しても止むを得ないだろう。(日本の伝統も劣化している――富岡八幡宮問題と同質のモノだ!)

●それにしても――
 つまり、「人間の質の劣化」ということだ。
 白鵬の横綱としての品性の欠如――それが象徴しているね。

●それにしても――
 新幹線のぞみの台車の亀裂――重大事故発生の危険大!という「事件」もヒドイ話だねぇ!(JR西日本)

●それにしても――
 リニア中央新幹線の建設工事の入札をめぐる「裏談合」の発覚――これも「またか!」とうんざりした。(JR東海)

●それにしても――
 大手ゼネコンに限らず、一般業種の体質は改善されることはないようだ。
 一旦、やましいコトがバレると、代表者は神妙なツラして頭を下げるが、その企業の欺瞞性は改善されることはない――ね。

●それにしても――
 「大手」といわれる企業のスキャンダル、品質チェック機構の手抜・偽装などは、続発しているぜ。

●それにしても――
 何とかもみ消そうとしているアベ首相夫婦が絡む森友学園問題も、余燼くすぶるままだ。
 拘留されたままの籠池夫妻が釈放されて――言いたいコト言ったら、また面白くなるぞ。

●それにしても――
 ミエミエの嘘っぱちととんでもない無責任ばっかりの昨今――ハラが立たない者こそビョーキだと思うのでアリマス。










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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
北風や寒気にもめげない女体像たち



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— posted by 本庄慧一郎 at 03:08 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第551回(通算663回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露

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へくそかずら&屁ひり虫


●悪臭・腐臭・死臭。
 「生きもの」にはそれぞれに固有の「におい」がある。猫には猫の、犬には犬の、魚には魚の「におい」がある。
 人間も――当然、それぞれの体臭をもっている。
 愛猫や愛犬の「匂い」を嫌う人はいないだろう。もちろん、心から愛する女性(または男性)のからだの匂いを嫌う人はいないだろう。

●「へくそかずら」と名付けられた植物がある。

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(『山野草 ポケット図鑑』 著:菱山忠三郎 昭和62年 主婦の友社刊より)

 花は可憐だが、指先でもみしだくと悪臭を放つ。
 昆虫にも「屁ひり虫」とよぶ嫌われ虫がいる。この虫、危急の場合に「悪臭」を放つ。


●人間も「心根を腐らせている者」は、悪臭を放つようだ。
 「もの書き業」を半世紀以上やってきて、マスコミ業界――ラジオ・テレビ、そして芸能界などには「鼻持ちならない者」(臭気が堪えられないほど甚だしい。転じて言動が嫌みで見聞きするに堪えない/広辞苑)がウヨウヨしていた。

●それでなくても、政治界には「公僕の仮面」をかぶったヤカラがウヨウヨしている。とりわけ公金――政務調査費などや議員としての歳費を、私物化するセコイのが後を絶たない。

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(東京新聞2017年12月1日朝刊より)

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(朝日新聞2017年11月27日朝刊より)



●それにしても、その内訳の「さもしく卑しいこと」といったら、とりわけ「グルメぶり」が際立つのが麻生副総理の資金管理団体の――だそうだ。高級すしやフグ料理店などの店めぐりが1日200万円とか。
 東京赤坂などのホステスがはべるクラブなどでは、数十万円もの金額を支払っている――とか。
 浅ましいとしか言えないぜ。

●最近の社会では、9人の死体を――なんて凄まじくも残酷な事件や、かと思えば富岡八幡宮の凄まじい事件など、いくつもの殺人事件が続発している。
 その一方で「公金」にたかるうす汚いハイエナのようなヤカラが跳梁している。

●「人間としての心根」を腐らしたヤツは、必ず「悪臭」をまとっている。その「悪臭」は市販の「消臭剤」などでは消去できない。
 このワタシにはその悪臭が「死臭」と同様に耐えられないが!

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●「好もしい女性の良い匂い」が感じられるイラストをどうぞ。


「氷河特急」心まかせのエスプレッソ

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 人生は汽車に似ているね、淋しくなると汽笛をならす……といったのは寺山修司だった。
 フランスからスイスへのゴッダルド峠を越える列車に揺られていると、さまざまな風景に出会う。
 明るい陽ざし。重い空。やがて、雨、そして、雪と、自然がくり展げる二つとないパノラマの変化が、そのまま自分の人生の風景に思えてくる。
 そんなとき、熱いエスプレッソが心を暖めてくれる。
コピー:みさきけい/イラスト:野田ともじ





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ケイちゃんの目 ↓

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歳末の街の記憶/渋谷・新宿・高田馬場



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— posted by 本庄慧一郎 at 12:18 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第550回(通算662回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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2017年12月2日、歌手はしだのりひこさん逝去。享年72歳。

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(朝日新聞2017年12月3日朝刊より)


 はしだのりひこ氏が、北山修氏、故加藤和彦氏とのトリオでザ・フォーク・クルセダーズとしてデビューしたのは1967(昭和42)年。
 私、本庄クンは当時、放送作家としてラジオ・テレビの仕事をせっせとやっていた。

***

 とりわけ、東芝EMI提供の番組があれこれあった。
 宣伝マンとして気鋭のO・N氏とは気が合って――公私ともに気持ちのいいつきあいをしていた。
 現在も人気のあるベンチャーズ、フォークグループのPPM……そしてビートルズを強力にアピールした。
 (ビートルズ来日時には、武道館に出かけて取材――貴重な体験をした)
 シャンソンのエンリコ・マシアス。そして、ギターのクロード・チアリ……などなど。
 知ったかぶりで、DJ番組の構成台本を書いた。
 はしだのりひこさんのヒストリーには、とりわけあれこれの思い出があるなぁ!

***

 ザ・フォーク・クルセダーズは、『帰って来たヨッパライ』で大ブレークした!(1967年12月発売)
 『イムジン河』(1968年)は「発売中止、自粛」という問題があった。

***

 発売前『帰って来たヨッパライ』をテスト盤で覚えて――新宿歌舞伎町のサケの店で歌った。
 故人になった作家野坂昭如氏のグループが、やたら大声で軍歌(♪勝ってくるぞと勇ましく〜などなど)を歌うのに対抗して、「♪おらは死んじまっただ〜」と、当グループ(東芝EMIのO・N氏とテアトル・エコーの故熊倉一雄氏など、親しいお仲間数人)が「♪おらは死んじまっただ〜」を熱唱し、ケゲンな顔の野坂センセイ一党をケムに巻いたりした。

***

 当時、本庄クンは放送作家業のかたわら、本気でコピーライターの仕事に取り組んでいて、広告代理店(スケールでベスト5に入る代理店)にまじめに勤務していたね。
 当時のTVCM制作のフィールドには、結構優秀な人物がいて(そう……あの大林宣彦監督とか)ツワモノがずらりといたね。当方もムキになっていたよ。

***

 背の高い北山修氏と故加藤和彦氏。小柄なはしだのりひこ氏――。ユニークな魅力があった。
 その後、はしだのりひこ氏と杉田二郎氏(シューベルツ)でも「風」「花嫁」をヒットさせた。
 その杉田二郎氏にもCM音楽制作でご一緒した――。
 それと、東芝EMIでは『石狩挽歌』(作詞にかにし礼、作曲浜圭介)を歌った北原ミレイさんに、私、本庄プロデュース・企画・コピー作詞・音楽制作で真野響子主演のCM『カティーサーク』のテーマソング(『名前で呼んで明日から』作曲八木正生)歌ってもらうなどアレコレやったなぁ……。

***

 はしだのりひこさんのその後とは、ついぞ疎遠になっていたけど――。
 あの頃は、ずっとムキになって働いていた。
 ふと気がつくと、当時、仕事に関わりをもった人たちが、次々と逝く――。
 そう、レナウンのカジュアルウエァのCM「イエイエ」は、とくにきわだつ出来で作曲小林亜星さん。あの方は元気だなあ!
 でも親しかった電通の制作担当、今村昭さんも逝ったし……。

 そういえば、フォークルの『帰って来たヨッパライ』のテスト盤(ドーナッツ盤レコード)まだあるかもしれない。探して、はしだのりひこさんの声、聞いてみようかな。
 









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ケイちゃんの目 ↓

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鴨がワンサと来た頃の石神井三宝寺池



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— posted by 本庄慧一郎 at 12:01 pm  

調布FM『東京オアシス/木山インタビュー』放送音源のご案内。


 先日、本庄慧一郎が出演したラジオ番組
 調布FM『東京オアシス/木山インタビュー』が放送されました。
 下記のYouTubeリンクよりお聞きいただけます。
 ぜひ、お聞き下さい。

 


第1回放送 2017年11月23日(木) 21:30〜21:59






第2回放送 2017年11月30日(木) 21:30〜21:59

— posted by 本庄慧一郎 at 03:55 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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