あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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熱暑――あえて、前へ進む!
●本と紙ばかりの書斎は夏向きではない。
世間さまでは、夏休みで海へ、山へといった旅行などではしゃぐ。
当方もその昔は、千葉県館山在の民宿を1カ月借りて、親しい仲間たちを招いて遊んだこともあった。
現在は――禅寺の修行僧のように、書斎にひとりこもって、電子書籍の新企画などを考える。
その作業が苦にならない。
●このところ、あの「北斎」にこだわっている――と書いた。
江戸時代の、というより北斎がまだ無名の少年時代を――考えている。
だれも書いたことのない物語を、なんとかまとめる――と口ばかりでは話にならない!
●「画狂人北斎」(瀬木慎一 著)をはじめとする資料本、多数!
とにかく、北斎といえば著名な浮世絵師。
彼の若き日――いっそ十代の頃の「鉄蔵を」と意欲だけが先走る!
●本所の掘割り「割り下水」の裏長屋。
手持ちの「江戸資料」をタネにせっせとイメージトリップを強行する。
本所の横川や竪川の「水の匂い」をしっかりイメージして、その周辺をうろつく。
当時は、やたら男ばかりが目に付く、色気のない江戸の街だった。
関西地方から新開地「江戸」に出店する関西商人。
もちろん、江戸幕府に仕える武家も単身赴任。殺風景な男社会の町には、たちまち女郎屋が店開きし、大にぎわいした。
そんな社会的変ぼうに、やがて「北斎」になる早熟の鉄蔵は――と、まあ、残暑きつい書斎に(あえて冷房を使わず!)机にかじりつく、ホンジョーケイイチローであります!
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コレクションシリーズ13はコチラ からご覧ください。
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イラスト:やっぱっぱだいすけ
ニコヤンの目↓
Scenes of memories
懐かしき公園の風景
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