「社会&芸能・つれづれ愚差」第584回(通算696回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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沖縄県知事翁長雄志氏のご冥福を心から祈ります。


●惜しまれる人がいる。
 慕われる人がいる。
 忘れてはならない人がいる。


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(朝日新聞2018年8月9日朝刊より)



***




俳優津川雅彦氏のご冥福を心から祈ります。

 津川雅彦氏の高校生時代に出会っている。
 小生の叔父であり「もの書き業」の師であった劇作家小沢不二夫(1912〜1966年)は、民間放送ラジオの草創期、多種多様なドラマ(「月の影法師」「風雲黒潮丸」をはじめいろいろ)を書いていた。高校生だった津川雅彦氏が、小沢家(西武線武蔵関)に訪ねてきた。
 俳優としては、すぐに色あせる二枚目から、見事に実力派に転身した。
 ただ晩年、政治等に対する感覚にズレが――心配していたが。


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(朝日新聞2018年8月8日朝刊より)


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(東京新聞2018年8月8日朝刊より)



***




●フェア精神を喪くしたスポーツは……
 単なる「勝負ごと――ギャンブル」に堕落する。
 日本ボクシング協会の(元)会長なる人物(山根明氏)は……哀れとしか言いようがない。
 自分で「世界でカリスマと言われている」と口にする方は……。




***




思いつくままの五七五メモ。

 「八百の嘘」でも足りないお方いて
 果てしないうその泥沼での溺死かな
 筋ちがい得手勝手なホラウソばっかりで

 大うその過剰包装のコレ珍品
 うそつきが大手をふってフェアプレイ
 うそつきが公(おおやけ)を食う炎暑かな

 暴騒爺あっちこっちにのさばって
 見得をきるタンカラ芝居の悲劇かな
 あのまんまあの世に逝くのは哀れだなあ




***







Scenes of memories
あの日の浅草の風景





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電子書籍/余美太伊堂文庫 Link (制作:株式会社オーウィン)
Amazon、楽天Kobo電子書籍ストア等にて発売中。
新刊 続々発売予定。

— posted by 本庄慧一郎 at 02:13 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第583回(通算695回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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皆さん、ギャンブル好き!


●いきなりオジサンに言われた。
 郊外私鉄のとある駅前を歩いていたら、パチンコ店から出てきたオジサンに大声で言われた。
 「この店、タマ出ねぇよ! 年金ぜんぶパーにしたぞ! 入るなよ!」

●そのパチンコ店に入ると思われたのだ。
 かなりアタマにきているジイサンは「親切心」で言ってくれたのだろう。とんだ「勘違いの親切」だった。

●出身母胎はテレビ・マスコミだった――
 「ギャンブルは一切しない」と宣言していた。「ヘン人じゃない?」とウワサされた。
 でもね、無欲だったからか、ヤルと結構強かったね。ハハハ。

●サラリーマンはギャンブル好きだねぇ。
 1965年頃、TVコマーシャルの草創期でね。
 「CM」は幼稚だった。(現在も、またダメになったけど)。
 マジメに、意欲的に「CM制作」に挑戦する気で、中堅の広告代理店に正式に入社して……よく働いた。
 そこで知ったけど「ツトメ人」って、たいてい「ギャンブル好き」だね。ゴルフ、麻雀、カード……ヒマがあるとセコイ金を賭けてやってたね。

●昼の会議室とかで夢中でさ。ショーギもケチな金を賭けたりさ。
 かと思えば「百円硬貨のウラ・オモテ」――二人でヤルゲームだと各人がウラかオモテを決めておいて、「セッセのセ!」とかで同時に出して勝負。
 数人でやる場合は百円硬貨の「一人だけ異なった柄を出した者」が勝ちになる。
 つまり、「柄がマチマチの分」はプールされていて(何回分もの総額はバカにならない!)次回に勝った者の総取りになる――万という金額が動いたね。




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資料棚から/こんな本がいっぱいある




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(東京新聞2018年8月3日朝刊より)



●通称「カジノ法案」が通った……。
 大阪のマツイ知事とやらが「反対する者の気が知れない」なんて安っぽい見得を切っていたけどさ。
 「フェア精神にのっとり」のスポーツも結局「勝負」に執心してさ。相撲、レスリング、アメリカンフットボール、ボクシングなどなど、うす汚い「裏工作」がバレた。
 しかし「大学の――」という教育の場でのスキャンダルだ。

●しかも「責任者」たちのフェアプレイはゼロ!
 「いざ!の場合」たいてい「責任者」は逃亡する。何がフェアプレイだ。

●それで、あえて言わせてもらうけど。
 こちとら「人生そのものが唯一の勝負どこ」と思っているから、余計なギャンブルは一切やらねぇよ。
 生業の「もの書き業」をどう続けていくか――それが、こちとらの……「絶対負けられない唯一のギャンブルだ」ナーンチャッテ!

●それにしても――
 政府中枢の人物たちの虚言と隠蔽工作。
 そして、文科省役人の呆れた行跡――それを容認している選挙民と……ああ、クソ暑い季節デス!






Scenes of memories
昔から「花火大会はご苦労さん」



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新刊 続々発売予定。

— posted by 本庄慧一郎 at 02:02 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第582回(通算694回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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脚本家橋本忍さん逝去。(7月19日)ご冥福を祈ります。


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(朝日新聞 2018年7月20日 朝刊より)



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(東京新聞 2018年7月20日 夕刊より)



●そういえば――
 昭和29(1954)年作品の黒澤明監督の「七人の侍」を池袋の映画館で観た時の「超満員」の状況を鮮明に記憶している。その混雑ぶりは「殺人的」ですらあった。とにかくエンターテインメント作品として抜群の出来だった。

●そういえば――
 黒澤明主要作品の脚本チームの一員として文句なしの名作に参画した橋本先輩(100歳だった!)のツブ揃いのシナリオには、ひたすら敬服する。大先達である。

●そういえば――
 黒澤明監督最後の作品「まあだだよ」(原案内田百�痢砲痢屮瓠璽�ング」制作に加わった。監督内田健太郎(コマーシャルでは、ずっとコンビを組んでいた)望田市郎は「構成台本」担当だった。

●そういえば
 東宝スタジオの「黒澤組」の撮影現場に詰め「取材撮影」に努めた。
 もちろん黒澤明監督も取材した……。

●そういえば――
 橋本忍脚本では、フランキー堺の「私は貝になりたい」(1959年)も忘れられない。
 いや、どれもこれも「名作」の名に恥じない実力派先輩だった。

●なにをおいても――
 日本映画全盛時代を牽引した橋本忍さんに脱帽、最敬礼!






猛暑酷暑の夏だという
わが家の庭はカルイザワだぜ!



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— posted by 本庄慧一郎 at 03:42 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第581回(通算693回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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 浅利慶太さん/鈴木智さん

心からご冥福をお祈りします。




●劇団四季の草創期(1953年劇団結成)から浅利氏の近くにいた。


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(朝日新聞 2018年7月19日 朝刊より)


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(東京新聞 2018年7月19日 朝刊より)


 劇団四季が隆盛をほこる時代になってからの記述はいろいろあるが――。


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「エクウス」は、日下武史と市村正親の舞台だった。市村正親は「少年アラン」だった。




●たとえば「第8回公演」のパンフレット(というよりチラシ)のコピーがある。
 ジャン・アヌイ作「せむしの聖女」。
 入場料200円である。
 当時の四季は、東京駅八重洲口にあった国鉄労働会館や神田一ツ橋講堂を使用していた。

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●「せむしの聖女」の出演メンバーは、日下武史、水島弘、田中明夫、高橋昌也、藤野節子、杉山紀子、緑川薫、安田千永子……この人たち全員と親しく会話している。

●というのも、小生のイトコになる女優水沢有美が、当時たしか6歳で浅利慶太氏に請われて「せむしの聖女」に出演し、その付き添いをしたからである。

●小生の叔父で師匠の劇作家小沢不二夫(1912〜1966年)が、当時、民間放送のラジオドラマを大量に書いていたので、彼らは「生活費稼ぎ」に小沢家によく顔を見せていた。
 しかも、水島弘氏の実家は西武線上石神井(畳屋さん)で、小沢家(武蔵関)の近くで――。

●小生は水沢有美に付き添って稽古場通いをして、皆さんと親しくした。田中明夫氏は叔父小沢に「アキちゃん」とか「アキ坊」とよばれていた。

●浅利さんの「せりふ術」に対する指導は厳しく……でも、結果的にはあまり「巧み」とはいえなかったなあ。

●武田泰淳の「ひかりごけ」という芝居も観たが、浅利氏の「理想」とはほど遠い「生硬」さがあった。

●かく申すぼくはその後、日下武史氏に請うてラジオ番組の語り手として出演してもらい、親しくおつきあいしたけど――。

●同時代を生きた浅利氏とは、結局は「近くて遠い間柄」だった。


***


●劇団民芸の俳優鈴木智氏。
 なんといっても「民芸そっくり」が好きだった。


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(東京新聞 2018年7月19日 朝刊より)



 小生の師の叔父小沢不二夫は、『炎の人/ゴッホ小伝』を書いた三好十郎氏と親しく、そのツテもあって三好十郎主宰の戯曲座で学んだ。
 そして、三好十郎氏の書斎でのお手伝いもした。
 鈴木智氏は、その三好十郎作「斬られの仙太」の真壁の仙太郎役を演じたいた。
 小生にとっては「炎の人」も「斬られの仙太」も忘れることのできない「道標」である。


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●現在――演劇は、あいかわらず「試練の道」を強いられているようだ。
 書きたいことはいろいろあるが――。
 鈴木智さんのご冥福をお祈りいたします。






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新刊 続々発売予定。

— posted by 本庄慧一郎 at 03:53 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第580回(通算692回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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俳優加藤剛さんのご冥福を祈ります。


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(東京新聞 2018年7月9日 夕刊より)




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(朝日新聞 2018年7月9日 夕刊より)





●そういえば――
 いわゆる新劇系劇団といえば「民芸」「文学座」「俳優座」が3大劇団といわれてきたが、加藤剛さんは「俳優座養成所」の出身。



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(『役者烈々/俳優座養成所の奇跡』 著 佐藤貫百合人 1995年 三一書房刊より)


●そういえば――
 各劇団には、それぞれに養成所があるあが、俳優座養成所出身の俳優は、舞台での活躍は当然として、映画やその後の民放のテレビ・ラジオなどでも大活躍でした。

●そういえば――
「養成所」(と略す)開設は昭和25(1950)年。
 第16期(昭和42/1967年)で、桐朋学園に引き継がれて、しめくくられた。

●そういえば――
 出身者は、小沢昭一をはじめ安井昌二、仲代達也、平幹二郎、そして加藤剛……とスター級の俳優がずらり。
 女優陣も、栗原小巻、渡辺美佐子、富士真奈美、吉田日出子、太地喜和子……と「へえ!」と口をついて出るが、やむなく省略。

●そういえば――
 ワタシは「もの書き業」のある期間、テレビCMにどっぷりつかり企画・コピー・プロデュースとムキになってやった。

 いや、その前に「放送作家」だったから各種番組で、基礎のしっかりしている劇団系の俳優たちに依存した。

●そういえば――
「民芸」の御大宇野重吉、大滝秀二、垂水悟郎……かとおもえば小沢昭一、穂積隆信、小山田宗徳……「語り」の表現が確かな人に依頼した。

●そういえば――
 テレビは某局の「試験電波」の試作ドラマからつき合っているが、「演劇の基本」を学んでいない「テレビタレント」は一切敬遠した。
 ここでは詳細をはぶくが「テレビ育ち」は総じて「底が浅い」。

●そういえば――
 加藤剛さんの「人となり」は各紙で紹介しているので省く。
「俳優」以前にやはり「その人そのもの」であり、そしてまた「俳優」としての「資質と魅力」がモノを言う――ということだ。
 近頃のテレビ全体の質的劣化は目に余るが――ネ。番組もドラマも、そしてCMも……目をそむけ耳をふさぐ。

●そういえば――
 TV視聴率の内実も大きく変化しているが、現在の視聴率に台頭するインターネット等の新勢力に砕かれるのでは――と、(口惜しいけど)そう思わざるを得ない昨今です。

●そういえば――
「紙の本」もずいぶん書きまとめたが、現在は「電子書籍」というフィールドで「月1冊」のペースで著作物を出しています!



***




●そういえば――
 テレビメディアの番組にしがみついている「タレント」で億ションを買ったとか「ハワイの別荘」をどうしたとか、あれこれ評判になっているヤカラがいる――。
 そういう「テレビ寄生人」とは異なるホンモノの「俳優」もいることを忘れたくないですネ。







Scenes of memories



江戸時代の小説を沢山書きました。
佃島も行きました――いい「風情」です。



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— posted by 本庄慧一郎 at 12:32 pm  


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