[ カテゴリー » 本庄慧一郎/週替りエッセイ第2部 ]

「社会&芸能・つれづれ愚差」第567回(通算679回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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地球上に存在する匂い・香り・臭気はざっと200万種類

●そういえば――
 香水デザテナー(調香師)の本で読んだのが、表題のコトだ。しかし、香りのプロとしては、その内の数百種類を分別できる、とか。

●そういえば――
 家に帰る電車で居眠りしていても「ハナでかぐ匂いで、自分が降りる駅がわかる」という専門家の話もあったよ。スゴイ!

●そういえば――
 猫や犬のペツトには独自の「匂い」がある。それは好もしいものだ。夫婦の男と女が営む家庭には、独自の「アロマ――芳香」がある。
 ペットたちの「匂い」は快く融和し、共存する。
 幸福な家庭の匂いも、貴重なものだ。

●そういえば――
 最近、政界、官界――つまり「公人」たる政治家やその周辺にうごめく役人たちが根こそぎ「胡乱――うろん/乱雑でいいかげん。不誠実」なこと。また「胡散臭い――うさんくさい/疑わしいこと。怪しいこと」は説明の要もない「悪臭」である。

●そういえば――
「もの書き業、半世紀以上」を履歴と自称する本庄慧一郎は、民放ラジオ、テレビは開局時から。その後の小説執筆の出版業界も長いが……。あの電波メデイァ(テレビ局)周辺には「うさん臭い」人間がワラワラと存在していた!

●そういえば――
 ワタシは、気もヨワク、神経質で、つきあい下手で(ダレだ? ウソツケなんてヤジる奴は?)「ウソつき野郎」を嗅ぎ分ける臭覚が鋭敏だったネ。
 それは「弱者の自衛本能」といえるモノだった。
 でも「こいつ、イカサマ野郎だ!」とは口にしなかった。
 結果、ソレが現実になったね。ホントのはなし。




現在のウソつき政治家たちのカオ


●そういえば――
 動物や人間の死体の腐乱は悪臭を放つ。
 しかし、まだ生きている人間の「悪事」や「虚偽」は、すでに「まとも人間らしい精神」を欠落させているのに「格別の臭気」がない――ように思える。
 しかし、このワタシには、その「悪臭」がわかるのダ。

●そういえば――
 それらのコトは、明確に証拠が周辺に表れない以上、ペラペラと喋ってはいけない――黙ってその「いかがわしい人間」から離れたねネ。

●そういえば――
 とにかく、デレビ芸能界には、いかがわしい人物がウロウロしている。
 そして、人間にとってもつとも大切な幼少期や青年期に、肝心な(人間としての精神の育成)修養にエネルギーを注いでこなかったスポーツ界(野球をはじめあるゆる種目の――)の若者たちの今後を危惧するなあ。相撲界・レスリング界……いろいろあるよネ。

●つまりは――
 「時代の表層」を上っ滑りするコトのないように――と祈るばかりです。

●そういえば――
 何度か書いたけど――

 ひとつの嘘をつく者は、別の新しい嘘を20ほど考えなければならない。
 そしてその20の嘘のために……。
     ――ジョナサン・スウィフト(アイルランドの作家/1667〜1745年)

 あ、いまの政治の中枢にいる人たちは「人間そっくり」が「嘘のカタマリ」だから余計な努力は不必要だね。



●それにしても――
 ビートたけしとたけし軍団……とやらのいざこざ――テレビメディアあっての問題だ。
 「テレビ」というメディアにまつわりつく者たちの「臭気」は、手のつけようがねぇぜ。


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(東京新聞2018年4月10日朝刊より)


●それにしても――
 小野寺五典防衛大臣の「眼」は、あの佐川宣寿前国税庁長官の「眼」と酷似しているネ。
 ダイジョーブかい?







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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
水のある風景が大好きです



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— posted by 本庄慧一郎 at 01:55 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第566回(通算678回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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アホなリスとアホな役人と。


●そういえば――
 もう何度も書いたが、練馬区石神井の三宝寺池のそばにずっと住んできた。池とその周辺の自然を愛してきた。

●そういえば――
 以前は、野生のリスが樹々の枝から枝へと渡り歩いていたり、高価なカブトムシを見つけることもできた。

●そういえば――
 3人の子どもたちのために小屋を作って店で買ったシマリスを飼ったりした。
 森や林のリスの姿は消えたが、ドングリなどの木の実は豊富だ。

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(「アニマルライフ 動物の大世界百科」第5巻より 日本メールオーダー社刊)



●そういえば――
 ワラ製の丸型の巣を入れた。ヒマワリの種や林で拾ってきた木の実を入れると、リスはその木の実を巣の中にさっさと運び入れた――。

●そういえば――
 やがて、運び入れたその木の実のせいで、リス自身が巣に入れなくなった。
 秋がきてやがて冬がきて……巣の中に入れないリスたちは寒さにブルブルとふるえて、哀れな姿でウロウロしていて……。
 結局、巣の中の木の実を出して処分し、リスたちは巣の中に戻った――。

●そういえば――
 このリスの行動と姿には、あの辞任した元国税庁長官の佐川宣寿氏の姿が重なって見える。
 国の大事な資料を都合悪いとさっさと隠して、肝心な自分はその職責をうしなう――。

●そういえば――
 あの国会の「喚問」の席にいた佐川氏の「眼」は野生のリスのように「思考力」を失ったガラス玉のようだった。
 隠蔽した重要書類のせいで自分の居場所を失って――哀れな習性は「愚かなリス」と同じなんだねぇ!






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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
リスも、そしてあの大量のカモたちも消えた



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— posted by 本庄慧一郎 at 11:49 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第565回(通算677回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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いい女は「いい匂い」をまとっている。


●そういえば――
 書き下ろし時代小説とよばれる文庫本をざっと50冊ほど書いた。
 もともと舞台脚本を書くのが主目的だったから戯曲も10と数本あるか。
 文庫や雑誌短編では、池波正太郎先輩のような悪党始末物を――。そして、せっせと「いい匂いのするいい女」を描いた……(つもり)。

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書き下ろし文庫本(その一部)


●そういえば――
 「いい女のいい匂い」とは香料香水や化粧品の匂いではなく、その女の……いのちの匂いというコトである。
 映画やテレビでは、その「匂い」のイメージを伝えやすい。
 でも、活字や文章だけではアピールしていくのダ。

●そういえば――
 現在の劇場映画のシステムでは、スクリーンに合わせた「匂い」を劇場に流すことはカンタンに出来るとか。
 たとえば、ベッドに一糸まとわぬ美女のからだの匂いとか――。
 しかし、カットが替わってのカーチェイスの車のガソリンの臭いや、こげたタイヤの臭気や、その後の殺人の血の臭いなどがまぜこぜになったら、手におえない「悪臭」に変化する。
 つまり、一度バラまいた「匂い――臭気」は瞬時に消去することは不可能ということだ。

●そういえば――
 例の佐川宣寿氏――。見た目は有能完ぺきの官僚、お役人というフンイキだが……正直、「虚」の臭気がまつわりついていたねぇ。
 もっというと、あの「眼」が気になって仕方なかった。一見して、「真摯な眼」に「?」を感じた。

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(東京新聞2018年3月28日朝刊欄より)


●そういえば――
 演劇――優れた舞台俳優は、演技表現として、それを着実にアピールする。
 たとえば、三好十郎作『ゴッホ小伝/炎の人』の滝沢修。
 「迫真の演技」と賞賛されたその存在感とリアリティ――「滝沢修のゴッホ」は記憶から消え去ることはない。

●そういえば――
 その名を「屁糞葛/へくそかずら」という名の野草がある。

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(「野草ポケット図鑑」菱山忠三郎氏 昭和62年 主婦の友社刊より)


 見た目の小花は可れんだが、葉やクキを揉むと、とんでもない「悪臭」を放つ!
 「哀れな運命」を背負った生きものなのだ。
 人間――この「ヘクソカズラ」のようになりたくない!


●それにしても――
 「人間」のうさん臭さというのは、ワタシにはよくワカル!
 いくらエラソーなことを口にしていても、インチキなヤツはすぐワカルのです!







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ケイちゃんの目 ↓

2020年東京五輪・パラリンピックマスコットを
逆さまに見てみよう

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— posted by 本庄慧一郎 at 12:04 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第564回(通算676回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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政官界のドブ池のかいぼりをやって!


●そういえば――
 ずっと長いこと、練馬の石神井公園三宝寺池の近くに暮らしてきた。
 石神井三宝寺池が格別に好きなのだ。
 とりわけ、人の少ない冬の――自然の景観を愛してきた。

●そういえば――
 武蔵関公園の池。ちょっとバスに乗って出かける吉祥寺の井の頭公園の池。または善福寺公園の池。さらにちょっと小さいが妙正寺公園の池をふくめて、「池めぐり」が趣味だ。

●そういえば――
 バカ騒ぎ、ワルはしゃぎばかりのTVのバラエティ番組でウルサイが……それでも出色なのが「池のかいぼり実況」の番組だね。



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(東京新聞2018年3月19日朝刊より)





●そういえば――
 さまざまな生きものが混在する(外来種や投げ込まれた自転車などなど)あれこれ除去して、底を天日干しして殺菌して新鮮な水で池を蘇らせる――文句なしの「快挙」だね!


***


●ついでにやってもらいたい――
 ずばり「政官界のドブ池大掃除」をだ!
 森友問題をきっかけにバクロされるドロドロ、ゴタゴタの腐りきったドブ池は、「手に負えない」という状況だね。
 とにかく一度水を抜いて「天日干し」して殺菌しろ!
 ハレンチな「害来種生物」を除去して「純正民主主義」という生物を蘇生させることだ!



「内助の功」 よたる亭主を 蹴とばして  馬笑


●そういえば――
 「妻たる者の内助の功」というのがあるけど、ソーリ夫人のあのお方、ご亭主を窮地に追い込む――アレも「内助の功」だとしたら、エライなぁ! お手柄だよねぇ!








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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
石神井川岸の桜の花/こんなに美しい風景も変わった



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— posted by 本庄慧一郎 at 12:12 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第563回(通算675回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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 一つのウソのためには新しい20のウソをつく。

その20のウソのために400のウソを考える……。



●そういえば――
 将棋の藤井聡太六段は、AI(人工知能)を相手に猛勉強をしたとか。
 一方、囲碁のAIソフト「アルファ碁」が、世界で最強といわれるの韓国人プロ棋士イ・セドル九段に4勝1敗で圧勝したとか……。

●そういえば――
「AI――人工知能」とはまるで「周回遅れ」のようなズレズレの政界のジジイ共の無様にはホトホトうんざりしてきたが、今回の「森友問題」における「公文書改ざん」問題では明確にルール違反がバクロされた。

●そういえば――
 この「改ざん」という熟語――新聞でもテレビも「改ざん」の「ざん」を仮名文字にしている。

●そういえば――
 もともと「森友学園問題」の関係者はどいつもこいつも(!)うさん臭いとイライラしたが、まったくトコトン、いかさまと虚偽ばかりでねぇ!
 ――で、ここでこだわるのは「改ざん」の「ざん」の熟語だよン〜。

●それにしても――
 毎日かならず仕事机に向かって本を読む。原稿を書く。そして不確かな文字の熟語は辞書(電卓)を引く。確認する。

●それにしても――
 新聞、テレビのスーパーで濫用・乱用している「改ざん」の「ざん」をあらためてチェック――難しい字だねぇ。
 「ざん――竄」!

●それにしても――
 とてもスラスラ書けない。今までの人生のうち半世紀以上「もの書き業」で生活してきたが、この字をほとんど書いたこともなかった。
 それでも「改竄」の意味をしっかり確かめる。

●それにしても――
 新聞やテレビのスーパーはどれも「訂正」「改定」くらいの意味で使用しているらしいけど、本来の「改竄」には、たとえば「小切手などの数字を書き換える」といった意味があるのだ。

●それにしても――
 だから、新聞やテレビのスーパーは当初から「うさん臭い」――インチキと表現していた、ことになるよね。それでいいのだけどもさ。

●それにしても――
 小切手などはともかく、ボクが会社をやってた頃――社員の出金伝票には「いかがわしい」「いんちき臭い」のがいっぱいあったそれをチエックするのがイヤだった。たとえば「1」を「9」に変造させたもの。「6」が「8」に「7」が「9」にとか。経営者の仕事にはこういう仕事もあって……とことんイヤになったなぁ。

●それにしても――
 現在の政治の中心にのさばる者たちの「いいかげんさ」には、とうの昔からうんざりしてもいた――。
 彼らの「自壊作業」はひたすら醜く、ただ浅ましい――。

 つまりは、新聞テレビなどのマスコミは、この「公文書改竄事件」に、当初から「小切手数字改竄事件」と同様の「いかがわしい」と書き立てるというワケで。めでたしめでたしというコトだね。






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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
かわいい石仏たち

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— posted by 本庄慧一郎 at 05:49 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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