「社会&芸能・つれづれ愚差」第60回(通算170回)

08年3月期決算民放キー局・全社営業減益
 国内の総広告費は07年(1月〜12月)は4年連続で増加したが、日本のテレビ広告費は前年比99.1%と減少したという。
 インターネット広告その他のメディアなどの影響もあるというが、原因はそれだけかね?
 このHPでもたびたび書いていたが、現在のテレビ番組はごく一部を除いて(報道番組の中の政治や社会のムジュンや不正を衝く企画物などに見るべきものはあるものの)いわゆるエンターテイメント番組は大部分が愚かしくただクダラナイ。
 しかも、提供スポンサーと称する企業や商品のCMの劣化にはひたすら目を閉じ、耳をふさぐ。
 とりわけ、地震や台風などの“不慮の悲劇”が発生した時のふざけて図にのったCM群の〔現実離れ〕の感は、共感や購買動機とはほど遠い不快以外のなにものでもない。
 さらに、番組と挿入CMのバランスやタイミングのデタラメさ!
 いずれ、長時間録画のDVDが活用される時代が来るが、視聴者は必要な部分のみの〔選択視聴〕になるだろう。

詐称・詐術・偽装ばやりだが、民放の番組も……
 たまに手をかけてていねいに制作した(らしい)ドラマを期待して観ることがある。
 しかし、強引にして〔現実乖離〕した大量のCMを混在させたそれは、無惨な〔欠陥番組〕もしくは〔偽装番組〕になり下がって、いちじるしく興趣を損ねているばかりか、ただ卑しいテレビ局に肚を立ててスイッチを切る。
 消費エネルギー抑制のために、夜間のネオンを規制するというが、愚にもつかないテレビ番組も…という気になるのも止むを得まい。

雑誌「広告批評」来年度は休刊?
 もともとは広告の仕事をしていた小生は、現在は小説や舞台脚本に取り組む毎日である。
 広告仲間ともとんと疎遠になった。
 たまたまパーティなどで昔の仲間と再会しても、すんなり楽しい会話も出来ない。
 淋しいことではあるが、まったく不満はない。

大手銀行・損失9400億/予想の3倍を超える
 08年5月21日の東京新聞第一面の記事である。
   「景気急速回復見込めず。描けぬ成長戦略」とも。
 それにしても、現在の銀行利子というものは、預金者をとことん小馬鹿にしているとしか言えない。
 あいかわらずの金まみれ欲まみれの社会的事件は続発している。
 その〔うんざり感〕の付録は〔いいトシをした男たちのなんとも情けない性犯罪〕のあれこれである。
 そこでアルファベット3文字語を一つ。
 U・K・K――うしろ指さされて・家族にも周囲にも・顔向けできない/痴漢したおトウさんって哀れだなぁ。

— posted by 本庄慧一郎 at 03:48 pm  

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