大嫌いなGWが過ぎて……よかった。
5月3日は憲法記念日。昭和22(1947)年のこの日、敗戦日本国の再興の磔となる「平和憲法」が施行された。
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それから66年――忌まわしい戦争、戦火に脅えることのない貴重な「平和」を継続してきた日本。
しかし昨今、その価値ある憲法を悪しざまに貶めて改変しようとするヤカラが跳りょうする。
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アベという首相の言動(歴史認識)はアメリカ議会調査局も「懸念」している(東京新聞2013年5月9日付)というし、またオバマ大統領との首脳会談では韓国の朴大統領もまた「日本は正しい歴史認識を持たなければいけない」と明確に発言している。
アベ氏がシッポをふってすり寄るオバマ大統領も、アベ氏の言動を大いに懸念している!
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自民党国会議員団の靖国神社集団参拝の「これ見よがし」の行動などがさらに中国などを刺激している。
「主権回復の日」とやらの式典では「天皇陛下バンザイ」といきなり叫んで、列席された天皇陛下は大変に戸惑っていらっしゃったとか……。
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国の安寧や秩序を乱し揺さぶる「暴走老人ども」の言動・行動が目に余る。
このままでは、日本は再び取り返しのつかない「自爆の穴ボコ」に転落するゾ。
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このGWの前後には事故・事件が続発した。
アベノミクスとやらのおかげでニタニタしている企業やマネーゲームのヤカラがいるらしい。しかし、一般の庶民にはプラスの影響などない。
「消費税還元セール」のチャッチフレーズを規制したりする政治屋たちに「ハラも立てない庶民」が存在するフシギさよ!
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ついザラザラと荒れてしまう気持をなだめるために「せせらぎが聴ける場所」を求めて出かける。
中央線豊田駅(八王子駅の1つ手前)。
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豊田駅北口下車。高台へ出る。多摩平といった団地群でひらけたゾーンがある。
その駅前を日野駅へ戻るように、線路沿いのゆるい坂を下ること10分ほど。
ささやかな池とせせらぎがある。
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黒川せせらぎ公園。
人の姿もまばらな森の端の流れに沿って歩く。
こんなコトで――ココロいやされるんだから。
「オレも安上がりの男だなあ」と声に出してつぶやく。
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4月26日には、都営新宿線で東大島まで出かけ「河口まで3キロ」という大いなる荒川の流れにドキドキしてきた。
今回はサラサラと鳴るせせらぎに大満足したネ。
○追伸
肩書きは「文芸評論家」という斉藤美奈子サン。
文芸作品に対しての評論の切れ味は鋭い。
遅ればせながら、とりあえず
「戦火のレシピ/太平洋戦争下の食を知る」(岩波アクティブ新書)
「読者は踊る」(文春文庫)
を読みはじめた。
1956年生まれなんですね? お若いのに……フーン!
今回の「本音のコラム」(東京新聞5月8日付)も共感!
アベ氏が、「トルコに原発をセールスしてきた」にふれて、「厚顔なセールス」と題して書いている。皆さん、ぜひご一読を!
○追伸の追伸
5月2日付東京新聞文化欄の記事
「人権を制限する自民改憲案/民主主義〔崖〕への行進/憲法記念日を前に」
映画監督 想田和弘――も、ぜひ読んで下さい!
ケイちゃんの目 ↓
日野/黒川清流公園の
1万歩ウォーク
1万歩ウォーク