「社会&芸能・つれづれ愚差」第370回(通算482回)

経年劣化(けいねんれっか)は平等。
 
●言ってみれば――
 「経年劣化――時間や年月が過ぎればすべてのモノは例外なくガタガタ・ヨレヨレになるということ」です。これはトコトン平等で民主的でアリマス。

●言ってみれば――
 どんなエライ人も、どんなに大金持ちも、どんなにゴーマンな自信家でも、まったくの例外なしにこの運命から逃げられないのデス!

●言ってみれば――
 最新鋭の空飛ぶ航空機も、海上を航行する船舶も、軌道を疾走する高速鉄道車両も、ハイウェイを疾駆するクルマも……そしてその鉄道軌道もハイウェイも同時に「経年劣化」を避けられないのデス。

●言ってみれば――
 「大飯原発再稼動許可せず」(5月23日付新聞各紙)の福井地裁の判断は妥当・正解です。
 全国に散在する原発施設にすでに「経年劣化」による危険は無視できないばかりか、地震・津波被害による「手に負えない」とんでもない事故はまっとうな有識者が指摘、予告しているのですよ……。

●言ってみれば――
 現在、全国に散在する原発施設を中心に「250キロ圏」を描くと、ほぼ日本全体がそっくり「地元」になる(朝日新聞夕刊2014年5月22日付「素粒子」欄より)という。
 ――ホントにこのままでいいのかね。

●言ってみれば――
 韓国大型フェリーの沈没事故の一部始終は、とても「対岸の火事」には思えない。
 「遠国の内乱・内戦」ではないのです。「明日のわが身」ですよ!

●言ってみれば――
 戦争(武力による国家間の闘争)が勃発すれば、「経年劣化」などというまだらっこしいプロセスはカットされて、有無を言わさない「破壊と殺戮」に終始する――。
 「経年劣化」をとやかく言える時代は平和なんだよ――なんてぶつくさ言ってる時代はまだいいけどさ! なんて、冗談じゃねぇよね、皆さん!

●言ってみれば――
 「超党派の国会議員が……」という冠詞が付くコトには、たいていロクなことがないと思っていた。(自分たちの歳費の実質的アップとかさ)
 しかし「超党派議員『9条にノーベル賞を』というアピールの記事(東京新聞2014年5月23日付 )には共感の拍手をした。
 「超党派60人の議員」の中には「?」という党派の者もまじっているが、ま、いいだろ――である。

●このスローガンを早くから掲げていた爆笑問題の太田光君よ、『平和憲法第九条を世界遺産に』(集英社新書2006年刊)をあらためて「再稼動」しておくれ! 富士山もいいけど、現在の日本はやっぱり「九条」だと思う。

●言ってみれば――
 もう一つ、同じ東京新聞の「宗派超え、解釈改憲NO」の記事もとってもイイ。現政権のゴリ押し「集団的自衛権」は絶対に阻止すべきだ。「戦争大好き官僚の暴走」は何としても食い止めねばならない!

●言ってみれば――
 プロレスラー高田延彦君が現在の政府の「改憲解釈」を正面切って(twitter等で)くり返し「姑息な発想」と批判しているとか。(東京新聞2014年5月23日付)
 マスコミ・テレビ・ゲーノーの人気者などにはロクなのがいないが、この男は骨っぽいネ。



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ケイちゃんの目 ↓

仙川のきわの1万歩ウォーク
【仙川(せんがわ)】
  小金井市貫井あたりを源泉に世田谷鎌田あたりで野川と合流。多摩川に流れ入る川。

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:44 pm  

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