「社会&芸能・つれづれ愚差」第408回(通算520回)

品性――ひとがら・人品・人格。(広辞苑)
 
●そういえば――
 2月2日の当ブログで「小生は下賎の生まれで――」というようなことを書いた。そのことについて家人から「ちょっと違うんじゃないの?」とリアクションがあった。
 つまり、用語として不適切というのである。

●そういえば――
 「下賎」とは「品性が卑しいこと。身分が低いこと」(広辞苑)とある。ウン!「身分が低いこと」は仕様がないとしてもダ、「品性が卑しいこと」というのは……やっぱり違うね。

●そういえば――
 昭和20年8月15日(終戦記念日)を挟んでの戦前と戦後の一般庶民は、極度の耐乏生活を強いられていた。
 食糧などの生活必需品の欠乏で、ひたすら生きのびるために懸命だった。
 あげく、やっと餓死を切り抜けたと思えば同時に「無差別爆撃」の破壊と業火の残虐な迫害を受け、ひたすら逃げ惑った。

●そういえば――
 「死屍累々」という惨状は、遠い国のことではなく、自分自身がその直視に耐えられない惨酷な悲惨な状況のさなかに立っていた。
 そして昭和20年8月15日以降は、戦時下とは異なった激浪の日々に翻弄された。

●そういえば――
 その時代の国の政治や、「戦争」という行為やその時代の動向そのものが、無謀で無知で恥知らずで卑しかったのだ。
 そうだ――われわれは賤しく生きざるを得ない場所に追い詰められたのだ。軍国主義・絶対主義がそれを強制した。


成り上がり、成り下がり、そして――

●そういえば――
 俗称、ナッツ姫(大韓航空元副社長)とやらの異常行動・行状の裁判の「判決」が話題になっている。
 長い髪で顔をかくし、深くうなだれている姿とはうらはらに、本人の「反省」は信用されていないらしい。

●そういえば――
 「財閥」という環境にノホホンと育ってイビツになった人間は少なくない。日本にも大手の製紙会社の御曹子として育った男の「カジノ狂い」というスキャンダルがあった。この種の「愚行」は枚挙にいとまがない。

●そういえば――
 本庄慧一郎が関わってきた芸能マスコミ業界には、この種の(思いもかけない大金を得て)人生の道を誤った人間は多い。

●そういえば――
 家族・親族の「脱線・暴走」に否も応もなく関わって――といった、同情すべき立場の者もいたけど……。
 でも「思いもかけぬ大金に本人もまたカン違いして」というアサハカな例が目に立つねぇ。

●そういえば――
 民放ラジオ局のアナウンサーだったM・M氏と息子がらみのケース。そして民放テレビ局のアナウンサーだったT・K氏の息子のケース。
 両者とも「会社員」だったが、タレント業として「大バケ」して、ついでに「人生の、人間としての品性をぶちこわした」のデス。



エラソーに公開することもないけども……。


成り上がり 成り下がり
左曲がり 右曲がり
グルッと 回って
下司下品

屁理屈 小理屈
不平に 不満
自分自身をタナに上げ
口から出まかせ サケ談義


 ※とりわけ、ある種のマスコミ・芸能人、そして演劇関係者の座談、宴席などには努めて加わらないようにする。
                                             ――自戒のことば。


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ケイちゃんの目 ↓

平和な春が来ますように
雑司ケ谷・鬼子母神

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408-520-4

— posted by 本庄慧一郎 at 03:49 pm  

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