人類と害虫&政治(家)とカネ
●小生の仕事場は「古書店の倉庫」と自称している。
いくら便利でも「電子書籍」のように、「本」そのものが消えてしまうのではイミがないのダ。
●江戸時代関係の資料本はワンサとある。
と思えば、ビートルズのLPレコード、CD、歌詞集などもある。
かと思えば、SLや鉄道関係のモノもいろいろ。
●このところ、舞台脚本の企画で寄席や落語などの資料をひっぱり出して、終日、頁をめくり続けている。
●そして、興味関心は動物……生物一般に及んでいる。
大判の動物写真図鑑は、たびたびお世話になる。
●それと――『ミミズのいる地球』(中公新書)とか『空飛ぶ寄生虫』(講談社文庫)とか、はたまた『珍獣図鑑』(新潮文庫)とか……。
●さらに「擬態/自然も嘘をつく」(平凡社)とか。
そうです! 「びっくり害虫図鑑」――これがオモシロイ!
●人類のためにひたすら害を及ぼす「害虫」の特集本だ。
ゴキブリは4億年も以前から存在していたとか……「えッ!」と驚くハナシがいっぱいだヨ。(ミミズもそうだった!)
●ゴキブリを筆頭にハエ、ダニ、ムカデ、ドクガ、シラミ……など害虫20種のオンパレードだ。
●それにしても――
政治の中枢にいる代議士や首相や閣僚たちの「公金」にかかわるスキャンダルの多いこと。
ヌケヌケと「知らなかった」とうそぶくその顔のイヤラシイこと!
●「害虫図鑑」に……ハエ、ダニ、ヒルなんかと一緒に「キンヨクセイジヤ(金欲政治屋)」も入れてほしいゼ!
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川の水が、いずれ海に流れ込んで、見えなくなるように、人間の「徳」もやがて「欲得の海」に流れ込んで見えなくなる。
――ラ・ロシュフーコー(フランスの作家)
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中国の「全人民大会」のスローガンは「ハエもトラも追放せよ」だけどネ。
ケイちゃんの目 ↓
デスクと動物・生物関係資料棚